純ちゃんへ(5)

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時代は下って1948年、突如アメリカが南朝鮮に独立を与えた。

俺がそういう新興独立国の指導者だったら苦しむだろうな。

「植民地時代と独立時代と、どっちがましだろうか? そもそも俺たちの指導者って、自力で政権を取ったわけじゃないしな」って目で、植民地時代そこそこの生活水準を享受し、しかも相当程度日本の支配に協力した民衆から、そう見られてしまうじゃないか。

そうすると、

「言論の自由を封じた上で、主張の内容の真偽は追求せずに『植民地時代はすべて悪かった』というお題目だけ強調し、アメリカから独立を与えてもらったプロセスについては口を閉ざす」

これしか手が無いよな。

そう考えると、李承晩は良くやったよ。与えられた環境下で最高の統治をした。一流の政治家だ。

彼と同じ立場に俺が立たされたら、同じように「日本を悪者にする」だろうし、「アメリカが独立を与えてくれたことを意図的に過小評価する」だろう。

こういう政権の legitimacy は脆弱だと思う。最近は経済成長のおかげでましになったが。

いずれにせよ、自力で政権を取った歴史が無いのは弱い。つらいところだ。

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純ちゃんへ(4)

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重要なことは、朝鮮民族が「日本に支配されないようするには、あの時点でどうしたら良かったのか?」という問いを自らに投げかけようとしていないことだ。

あの時代、ロシア・清(後に国民党)・日本の間でパワーバランスをとりつつ、どこにも制圧されないよう富国強兵を図りつつ外交軍事で工夫するしか、独立を守り通す手はなかったろう。

韓国・朝鮮系の人たちに理解してほしいのは、

①「20世紀初頭には、朝鮮半島がロシアの支配下におかれるか、日本の支配下におかれるか、引き続き清の支配下におかれるか、自主独立の道を歩むことができるか、が問われていた」

ということと

②「日本にとっては、朝鮮半島南部が敵対勢力の支配下に置かれるのは、安全保障上座視できない」


ということだ。

現在のように、日本と同様アメリカと同盟している政権の支配下に朝鮮半島南部があるのなら、なんとも無い。日本としてはこれで十分だ。

しかし、20世紀初頭のロシアのような勢力が朝鮮半島南部を支配したら、日本としては、朝鮮半島を軍事占領してでも日本列島の安全保障を確保しなければならない、と考えざるを得なくなってくる。

「日本とそこそこの仲を維持できて、独立している、そういう南朝鮮」であれば、日本としては朝鮮半島に軍隊を送り込む必要など無い。これは太古の昔から変わっていない。(例外は秀吉の出兵だが、これについては別途機会を得て述べたい。簡単に言っておくと、カトリック勢力への対抗策だと考えている)

白村江の戦いや元寇の際には、西日本特に九州北部では要塞が築かれた。西日本は非常事態下に置かれた。東日本も含め全国的に兵力を動員した。防人が万葉集に和歌を残しているのはその痕跡だ。

「韓国併合」に際しては、日本国内でも反対意見は多かった。反対意見が負けてしまったのは、李朝が弱体であるため、「座視していると、ロシアか清かどちらかに半島が占領される」可能性が高かったからだ。

本当は、現在のように、「独立を維持できる韓国」があってほしかったのだ。その方が、日本人にとっては楽で、安上がりだ。

だが、李朝は金玉均の改革を潰し、自分でその道を塞いでしまった。

このことに彼ら自身気づいて欲しいと俺は思っているし、気づかないと彼らが自分たちの国家戦略を練る上でまた失敗を繰り返す可能性が残るとも思う。

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純ちゃんへ(3)

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韓国は中共とは違うね。個人的な意見だが、大韓民国政府の抱える問題はもっとずっと深刻だ。

彼らは独立運動を起こした結果独立したわけではない。中共のように「一定の成果を収めた反日/抗日運動」があったわけではない。

もちろんある程度の抗日運動は植民地時代にあった。しかし、日本の統治を揺るがす存在には成長しなかった。日本がアメリカ・国民党政権と戦うのにエネルギーを吸い取られていた時期ですら、朝鮮半島での日本の支配は揺るがなかった。

それどころか、(当時の)朝鮮人の中には志願して旧日本陸海軍に従軍した者が多数いた。志願者の一部しか入隊できなかったくらいだ。洪陸軍中将のような高級将校も中にはいる。日本の支配に協力した者が多数いたわけだ。

最高の生活とはもちろんとても言えなかったとだろう。しかし日本統治下では経済は発展し人口も増えた。朝鮮系の資本家も一部に登場した。

日本人より悪い生活水準を余儀なくされていたとしても、あの時点20世紀初頭では、日本以外の政権に統治されるよりはましだったと俺は思っている。これを韓国・朝鮮人に言うのは気の毒かもしれない。彼らの誇りを傷つけているかもしれない。しかし、本当にそう思っている。

ロシアやシナやフランスやイギリスに支配された地域、多くの植民地と比較してみればすぐにわかる。韓国・朝鮮人は反発するだろうが、厳然たる事実だと思う。北朝鮮上層部の連中も内心は「どうしてソ連の下級将校を指導者にしてしまったんだろう」と思っているはずだ。

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純ちゃんへ(2)

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<http://ameblo.jp/mattmicky/entry-10002530933.html#cbox > などの投稿でも分かる通り、俺は共産党政権に対して批判的だ。「反共」と言っても差し支えないだろう。

しかし、感情的に中共政権を眺めているわけではないつもりだ。冷静に、「彼らはどうして反日を叫ぶことにあんなに熱心なのだろう?」と長い間考えてきた。今では見当はついている。

中共政権が反日を叫び続けなければならない理由は、<http://ameblo.jp/mattmicky/entry-10001018378.html#cbox > で以前書いた。

要は、今日においては「反日」は中国共産党の legitimacy の柱だということだ。だから、共産党がシナ大陸を支配し続けている限り、大規模な反日運動は止まない。彼らにとっては反日運動をしてみせることが政権延命のために必要だ。

これは「日本が中共政権に対して宥和的な態度をとるかどうか」とは関係ないと考えている。これまでの彼らの行動を見るとそう解釈できる。

中共政権下での反日運動が日中間の懸案となったのは、1980年代の「教科書問題」からだ。それより前には、1956年の長崎国旗事件くらいしか無かったし、そもそもあれは「反日運動」とは言いがたい。国旗を破損された焼かれたのに抗議したのだから。

「大躍進」や「文化大革命」の最中でも、反日運動を起こすべく大衆を動員する事件は、ひょっとしたら中国国内であったかもしれないが、日中間の懸案となるようなことは無かった。

それは、カリスマ毛沢東がいたからだ。Charismatic legitimacy が確固としていた。中共は legitimacy の確保に悩まなくて済んだ。だから、反日運動など起こさずに、「内乱に没頭できた」のだ。

そのカリスマを部分的にせよ否定しなければならなくなってから、矛先を日本に向けるようになった、というのが俺の見解だ。

もちろん、シナ人の側に「日本なんて元々『我々から出た枝葉の社会』なのに...」という意識は当然深層にあるだろう。俺自身、北京でそれを感じさせられた経験がある。

その意識こそ二千年近い歴史に裏付けられたものだから、たとえ中共が倒れても日本社会がシナ社会より様々な面でリードしている間は、「日本め! 何するものぞ!」という気分はどこかに残り続けるだろう。

しかし、そもそも政権の寄って立つ正統性それ自体が反日に根ざしている、という現在の状況から考えたら、中共政権がもし倒れれば、反日的傾向は現在より少なくなるだろうと考える。

純ちゃんへ(1)

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NIKKEI NET 1月25日記事
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060125NTE2INK0225012006.html

とうとう言ったね、純ちゃん♪ その通り。その2国(と北)だけだよ。戦前の日本に連なる存在を何でも否定しようとするのは。

あんたはその背景を言えない立場にいるから、少々危険だが、俺が代わりに言ってあげよう。

Cathay Fleet Reached Americas before Columbus?

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Yahoo! Japan より“【こぼれ話】「鄭和が米大陸発見」証明する?地図公開=北京の収集家”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060118-00000000-jij-ent

あるイギリス人が「(アメリカ先住民とヴァイキング以外で最初に)南北アメリカ大陸を発見したのはシナ人である」という主張していることはすでに聞いていた。

こういう話は大好きだ。色々論争が巻き起こってくれることを期待している。