東北関東大震災被災地で

豆と水だけのいのち「もやし」を育ててください




 被災された地域のみなさま、お見舞い申しあげます。



 私どもは埼玉県深谷市で、ほとんど豆と水だけでつくる「深谷もやし」を生産している飯塚商店と申します。



 昨年亡くなった創業者飯塚英夫は約五十年前、福島県会津でもやし栽培に出会い、その方法を深谷の地に根づかせました。今回の大変な出来事に対し、私どもで何かできないかと考え、思いついたのが被災地でのもやし栽培のすすめです。




 もやしは原料となる豆(ブラックマッペ、緑豆)と水、容器となる空き缶、ペットボトル、プラスティックトレーなど、それと約二十度のあたたかさがあれば、誰にでも一週間程度で栽培できる野菜です。冬の野菜の少ない東北地方では、かつて多くの家庭でお風呂を使って栽培されていたとききました。




 私どもは数年前から、消費者のみなさんに野菜の本当の姿を知っていただこうとイベントなどで豆とマニュアルをお配りし、もやし栽培をすすめしてきました。そしてうまく食べられるように育てられたお客さまから、多くの喜びの報告をいただいております。




 被災地域のみなさま、豆と水だけのいのち「もやし」を育ててください。



 毎日少しずつ、わずか一週間で成長するもやしを育て、自分のつくったもやしを食べることは、体験したことのない方にとって貴重でかけがえない時間です。被災地のきびしい暮らしの中で、そんな時間をみなさんに味わっていただきたい。私ども飯塚商店はそう考えました。




 被災地にお住まいで原料となる豆の送付を希望される方、または被災地のお知り合いに送ってあげたいという方、私どもにメールで住所、電話番号をお知らせください。




メール便で


豆とマニュアルのセットを、


さらにご希望がありましたら数量限定になりますが、私どもで出版した


【もやしの絵本】


まぼろしの「もやし」求めて・・・


をつけてお送ります。



メールアドレス:matt2@coffee.ocn.ne.jp




 小さなもやしが被災地の生活にささやかな希望となりますように。




                     深谷のもやし屋(有)飯塚商店  代表・飯塚雅俊   

 

                             文:小林真 (ライター・蘭塾経営者)

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