質問状回答 山口正子候補 | 松戸をよくする市民の「ゆるーい」ネットワーク 松戸市議会議員選挙特設ブログ

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Facebookで活動する本会プロジェクトチームが、松戸市議会議員選挙に際しお送りし、ご回答いただけた候補者さまの回答を掲載しています。

1.まず、候補予定者ご自身についてお伺いいたします。
 
① なぜ、松戸市議会議員選挙に立候補されるのですか。

・前回市議選立候補時、福祉を守り充実させることで私の力を役立てたいと考えました。しかし、この4年間で特に高齢者に対する社会保障は削減されてきました。社会保障の削減ではなく充実こそ必要と考え決意しました。

②当選したら真っ先に取り組むことを教えてください。

 ・市内にコミュニティバスを運行させること、出産直後からの母子支援の強化。

③4年間の任期中に必ず実現させたいことを教えてください。

 ・市内にコミュニティバスの運行を実現させたい。

④当選された場合、どちらの会派に所属するのか、または無所属で活動されるのか、意思をお聞かせください。

 ・会派は日本共産党に所属します。日本共産党は市民の立場に立って活動できるからです。

⑤市民の声に耳を傾け、市民に分かり易く説明し、市民の思いを実現すべく行動する、というような「市民に寄り添う」という姿勢が重要だと考えております。より多くの「市民に寄り添う」ために、何か行動される予定があれば教えて下さい。

 ・市内にコミュニティバスを運行するニーズ調査など、11月22日と12月13日には2つの地域で市民の皆さんとの懇談を予定しています。
 ・市民の皆さんの要望を市に届け、市議会報告や結果報告を行います。

⑥市議会議員に必要な能力はなんだと思いますか。それをこれからの活動にどう生かしていくかと併せてお答えください。

 ・市民の方の話から何が問題かを把握して、問題解決のために行動し、報告することを心がけています。

2.次に、議員観・議会観についてお伺いします。

①松戸市議会議員の適正人数は何人とお考えですか。理由と併せてお答えください。

 ・市民の声が届く議会にするために人口1万人に1人程度の議員は必要と考えます。

②「議員報酬は議会での拘束時間等、議員活動を実際に行った時間×時給にしてはどうか」という議論がありますが、いかがお考えですか。

 ・議員活動は議会の拘束時間だけでなく、地域で相談を受けたり個人での調査などありますので、時間では測れないと考えます。

③委員会前に会派で賛否を決めていることで、議会での議論が建前になっているように感じます。議会をより建設的な場にするため、委員会前に会派で賛否を決めることを止め、委員会での議論を基に会派の合意形成を図るようにして欲しいと考えております。如何ですか?

 ・委員会前に内容を検討し、会派で話し合いも行い、委員会では他会派の意見も聞いて議論しています。

④建設的でしがらみのない議論を行うため、会派制を廃止する議会も現れていますが、「会派制の廃止」について、いかがお考えですか。

 ・政党・会派は人数集めではなく、思想や政策の一致で成り立つものと考えています。政党・会派で協力し補うことでより良い議会活動と議員活動ができていると考えます。

⑤議案に対する個々の賛否について、記録に残す、または公開することへのお考えをお聞かせください。

 ・記録に残すことはもちろん・公開する必要があります。

⑥委員会についても、本会議同様にインターネットおよび録画中継を行ったり、議会運営委員会を含むすべての委員会を傍聴可能にすることについて、是非をお聞かせください。

 ・他市ではすでに行われています。賛成です。

⑦議員を客観的に評価するしくみについて、アイデアや先進事例があればお聞かせください。

 ・市の広報「議会だより」でも、議員一人一人の賛否や質問回数などを公表する。報告会などで市民に知らせる。

3.次に、市政をとりまく環境や個別の政策課題への考えをお伺いします。

①経済的・家庭的な理由等により、望んだ進学ができない子どもを減らし、平等にチャンスを与えられるような環境が求められていると考えますが、具体的な方策があればお聞かせください。

・国の給付制奨学金制度が必要と考えます。

②児童・生徒の学習習熟度により教員を評価する制度を設け、意欲的な指導の一助とする策について、お考えをお聞かせください。

・児童・生徒がなぜ学ぶのか、生きていく力考える力を育てるのは成績や点数では測れないものと考えます。交流などで教員同士高めあえるようにすることが元気がでるし必要と考えます。

③保育園を選ぶための客観的指標として、利用者・第三者評価の制度を設けることについて、お考えをお聞かせください。

・認可保育園は保育環境・保育内容・職員の処遇などについて行政が責任を持つべきものです。

④より障害者が暮らしやすいまちを実現するため、提案される施策があれば教えてください。

・コミュニティバスの運行や施設・道路のバリアフリー化、難聴者・視力障害者への整備も必要です。

⑤ノーマライゼーションについてお考えをお聞かせください。例を挙げると、色覚障害者にとっては赤色チョークの板書や、ピンク色の看板が見づらい等、聴覚障害者にとっては災害時避難所での情報提供が音声のみで行われるということに不便を感じる等、障害者本人でしか気づき得ない生活上の支障があります。

 ・健常者には気づかないことがたくさんあります。障害者が安全に不安なく暮らせることはよりすすめられる必要があります。

⑥松戸市は周辺市よりも生活保護受給者数・保護費ともに高い水準にあります。この水準についての是非と、今後の方針についてのお考えをお聞かせください。

 ・高齢者や子育て世代の低所得化が増えているのは松戸市も認めていることです。これは松戸市の責任というわけではなく、日本の社会状況の反映であると考えます。国として施策が必要と考えます。

⑦少子高齢化への対策として、提案される施策があれば教えてください。また「無駄を削減する」以外の財源確保についてもご提案ください。

 ・女性が働きやすくするためにまず保育所の整備、さらに長時間労働をなくすことが求められます。また、家事役割を夫の男性も担えるように長時間労働をなくし、非正規雇用をなくし、男女の賃金アップで所得の安定が必要です。

⑧「すぐやる課」について、今後の方針と併せて、存続の是非をお答えください。
 ・横の連携もとって立派に役割を果たしておられます。松戸市の「すぐやる課」は知名度があります。存続必要です。

⑨市立病院の経営を改善するための方策があればご提案ください。
 ・公立病院として、小児医療や救急医療などの不採算部門の政策医療も担っていて、黒字が追求できない部分もありますが、経営改善の努力は必要です。

⑩市内で起業家が活躍するための方策があればご提案ください。
 ・

⑪市内の商業圏の充実について、近隣自治体のように大型ショッピングモールを誘致するなどの大規模な方策を取るべきか、それとも他の方法によって充実を図るべきか、現状の維持を図るべきか、方策をご提案ください。

 ・地元の中小業者応援する制度が必要です。

⑫松戸市に住民投票条例は必要だとお考えですか?理由も併せてお答えください。また、必要だとお考えの方は、具体的にどういった内容にすべきか、お聞かせください。
 ・住民投票条例は必要です。

4.さいごに、松戸市についての思いをお伺いします。
 
① 松戸市の一番の魅力はなんだと思いますか。

 ・電車で江戸川を超えると緑が多く、空気も吸いやすくなります。里山など自然が多く残され、古墳など史跡も多くあります。物価も安い。

②中長期的に見て、松戸市政における最も大きな課題はなんだと思いますか。解決策の提案と併せてお答えください。

 ・松戸市に移住したいと思えるような子育て支援や高齢者施策など福祉を充実させること。