実は、1/10、11日の二日間、山形の実家へ帰省しておりました。
今、東京へ戻る新幹線の中で、このブログを書いています。
祖母が、享年89歳で亡くなりました。
誕生日の当日に亡くなり、誕生日が命日でもあるという、なんとも偶然とは思えない最期となりました。
ブログへの更新は控えようかと思ったのですが、祖母の話は配信でもよくさせていただいていたので、記させていただくことにしました。
かなしいブログ更新になってしまいますが、少しだけお付き合いいただけたらと思います。
祖父が亡くなってから21年経ち、祖母も祖父のいる天国へと旅立って逝きました。
病や怪我での入退院を繰り返し、どんどん痩せ細って弱々しくなっていく姿を、一番に見ていたのは実家にいる家族、なにより、おばあちゃん子だった兄です。
年が明けて母と電話で、餅は高齢者には危険だから祖母には食べさせない方がいい、なんて話をしていた矢先のことでした。
もっと話したかった。
もっとそばにいたかった。
もっと触れたかった。
会いに行ける時に行った方がいい、そう周りからはたくさん言葉を掛けてもらっていたのに、先延ばしにしてしまっていた私。
とてもとても、後悔しています。
ただひとつの救いは、メジャーデビューの報告ができたこと。
夢を追い、上京することに反対だった祖母。
言うことを聞かない私を、最後はあたたかく送り出してくれて、心配しながらもいつも応援してくれていました。
もっともっと、活躍している姿を祖母に見せたかった。
これからはいつもすぐ側にいて、見守っていてくれます。
だから、これからもたくさん唄って、喜んでもらえたらいいな。
子供3人、孫8人、曾孫10人、たくさんの家族、親戚、そして村の人たちにお見送りして貰えて、きっといつもの笑顔で喜んでくれていることでしょう。
お通夜、告別式、葬儀にと、何事もなく、無事にお見送りすることができてほっとしています。
ご近所の方々にはたくさんお手伝いしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
祖母との思い出は尽きません。
元気な頃は、村のお地蔵さんのところまで散歩したり、庭に出てで草むしりしたり、バイクに乗って畑へ行ったりしていました。
母と口論になったりもよくしてたけど(笑)
今では良い思い出だなぁ。
仏壇へ向かって毎朝唱える御詠歌。
家族のために、いつも仏様に拝んでた。
相撲が好きで、毎日のように観てた。
夕方暗くなってきたらカーテンを閉めるというお手伝いで50円貰ったり(笑)
とあるTVアニメを観ていると、そんなバカバカしいのは観るなと叱られたり(笑)
そして、昨年の5月あたりに帰省した時、爪を切ってと頼まれて切ってあげたこと。
骨ばってすっかり細くなった手を取り、爪を切りながら泣きそうになるのを必死で堪えてた。
会いに行ける時に会いに行かないと、きっと後悔する。
その通りになってしまいました。
みんなにはそんなかなしい思いをして欲しくないから、大切な人とのかけがえのない時間を、一緒に、たくさん、過ごしてください。
ばばちゃん、今までありがとう。
どうぞ安らかにお眠りください。
じじちゃんど仲良ぐの(^ ^)
長々とお読みいただきありがとうございました。
北国は寒波に襲われています。
全国的にも、これからが冬本番。
ますます寒くなっていきますから、どうぞご自愛ください。