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経緯については省略しますが、
近藤機械製作所のエアロスペースハブをここしばらく試しています。
サイクルモード等でご覧になった方も多いとは思いますが、
興味は合っても価格的に自分が人柱になるわけにも行かず…という方が大半だと思います。
もちろん僕も、自転車のパーツに関してはコレクター的な感覚よりも、
消耗品であるという感覚が強いので、例え半値でも買わないと思います。


AEROSPACE HUB

今回のインプレはGOKISOのコンプリートモデルの前後ホイール。
リムはアラヤのRC-540でホシのエアロスポークで組まれています。
ホール数はこのコンプリートモデルは32H or 36Hという設定で、36Hを試しています。

価格はハブ単体の前後セットで157500円。
コンプリートモデルは189000円です。

ハブ単体の重量はフロント240g、リア455gと重いですが、
回転部分の中心という事で、僕は目をつぶれる数値だとは思います。

ハブやボトムブラケットは手で回す物ではないので、ひたすら乗って確かめてみました。
まぁ、レース期間中でロングにはなかなか出れる機会がなかったので、小刻みに200km程度でしょうか。

特筆すべきはラチェットのノッチ数が92もあるという事でしょうか。
それもあって、リアのフリーの静粛性は素晴らしいです。
ただしホイールとしての走行感覚から、
正確にハブだけの感触を抽出することは不可能です。
確かにとても良いハブではあるが、ホイールとしてのトータルバランスには疑問を感じます。
低速域では軽く進む感覚は有るものの、
高速域ではリムやスポークの空力の悪さからか、安定感の割りに伸びがありませんでした。
以前にライトウェイトを借りて小一時間走った時の方が感動は有りました。

静粛性の他に、振動の吸収性が有るようですが、
これに関してはスポークやリム、タイヤの方が比重が大きいでしょう。
リムやタイヤを軽いものにすれば、登りでも良いと思います。


乗ってみた結果、僕の意見としてはコンプリートモデルではなく、
ハブ単体の購入が良いと断言できます。

多スポークで組むなら、MAVICのGP4の様に硬質なリムが良いと思います。
このハブの値段なら、旧SSCリムの方がさらにマッチするでしょう。
スポークはこの数ならばプレーンやダブルバデッドで十分です。
エアロスポークにしたところで効果は無いでしょう。

レース志向なら、EDGEのリムでフロント18H、リア24Hで組みます。
スポークはDTswissのエアロライトを使いたいです。

高性能なハブならば、リムやスポークもそれに見合った物でなければ、
ホイールとして意味をなさないと思います。
RC-540には荷が重いでしょう。

というわけで、乗る前に想像していた結果になったわけですが、
ハブの性能が高いことは確かです。
個人的にはリアのみ使いたいですね。
本当に自転車パーツを売る気が有るのなら、
リア5万円、フロント3万円くらいの枠にはめない事にはセールスには結び付かない気がします。

コンプリートモデルの構成があまりにもアレなので、
甘い僕にしては少しばかり辛口のレビューになりましたが、
例に挙げたような(MAVIC SSCやEDGEのカーボンリム)物があれば、
それは素晴らしかっただろうと思っています。

近藤機械製作所はこの後、ボトムブラケットも発表するようですが、
実はこっちの方が技術力が活かせるのでは無いかと期待しています。
頑張れば買える値段にしてほしいですね。
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