千年以上の歴史を誇る八幡祭りは松明と太鼓で熱かった | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

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松井秀夫のブログでセミナー


千年以上の歴史を誇る八幡祭りは松明と太鼓で熱かった

滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記

 

毎年、4月の14日と15日は近江八幡市の「八幡まつり」


でにぎわいます。


比牟礼八幡宮の境内一杯に、にょき、またにょきと松明


が整然と並ぶ景色は壮大ですね


滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記

応神天皇が当地に来られてから、と聞いておりますので


1000年以上も続いているわけなんですね


1000年以上続いている・・・もう想像付きません



滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記


しかし、1000年以上続いて行われている行事(文化)


があるという事は、世界に誇るべきものだと思いますね


それだけ長く、治安が良く、人々がケンカがあっても


それなりに仲良くやって来られたという事なのでしょう


あるいは、平和にズッと暮らしてきたからかもしれません


ですから、今年も14日は松明祭り、15日は太鼓祭りが


行われたという事は有り難い事なんですね


滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記

このお祭りは国の無形民俗文化財に選択されています


14日の宵宮祭は10m余の大松明をはじめ松明に火が


付けられ、多数の仕掛け花火とともに燃え盛る様子は


実に雄大で素晴らしいです。


滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記

ごうごうと松明は燃え盛る、パチパチ、メリメリと音を


立てながら、菜種や葦が燃えて行く、するとふぁ~っと


火の粉が舞いあがって、周囲一帯に煙や焼けた臭い


が立ち込めてくるのですが、そうやって松明が燃え


盛って行く中で、境内では鐘や太鼓のが伝統のリズム


を奏でてくれまして、音と臭いと光(炎)と人々の熱気が


独特の祭りのムードを醸し出してくれるわけです。



滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記


15日の本祭では宮入りをした大太鼓によって、


渡御が行われます


滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記


私が住んでます船木町も祭りの参加郷の一つです


毎年、春になりますと、松明作り(松明ゆい)や若い衆


に入ってました時は太鼓担ぎ、町内の組長があたり


ますと、羽織はかまで一陣に列席させて頂きます


滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記

八幡祭りの事は色々サイトが作られてますが


組長などで祭りに参加させて頂きますと、自然と


これまでの祭りの重みを肌で感じる事があります


崇祀(シューシ)と言われるモノです

 

 


滋賀県 近江八幡市 東近江市 安土町 マツイホウム 一級建築士日記

これは、各郷ごとに神社内に入り拝殿前で


村衆の掛け声と太鼓の連打と扇の万歳が同時に


3回太鼓が掲げあげられるのですが、勇壮ですね 


この崇祀(シューシ)というのは、その場にいないと


中々、その迫力と言いますが、豪華さと言いますか


素晴らしさ、ある意味で感動を感じる事は出来ない


と思います。


こんな素晴らしい文化を伝承できる事を大事に

 

 

 

 

あるいは誇りにして、尽きる事無く継承される事を

 

 

 

 

心から願いますね          ペタしてね

 



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松井秀夫(1級建築士他)