富士ハウ問題・倒産は善悪という観点だけでは理解できない! | はちまんMatsuiコラム

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一級建築士・一級瓦葺き技能士・宅建士・歴史研究 松井秀夫

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富士ハウス問題

倒産は善悪という観点

だけでは理解できない!


会社の倒産がありますと


日本人は、つい、悪い人やとか、何か悪い事やっていたんだろう


という、とらえ方をする方が多いように思います。


倒産に倒産からの立て直し、受注先の倒産など


経験してるものとして


今の論調には消費者保護という事を言いながら


消費者教育や、金融機関の義務については


ほとんど取り上げられません。


これは全くおかしい事です


消費者の安心の世の中を作りたい、そう思います


では、消費者がそのなるにはどうしたらいいのか


まずは、富士ハウス問題を、これから出さないようにする事です


その為には、もっともっと


倒産や消費者保護と消費者の教育を


促進していかないと、いけないわけです


ところでこれをお読みのあなた様は


倒産を知っておられますか


誰も、倒産なんかしたくはありません


しかし、これは起こるのです


私は父の商売の倒産で大変な思いをしてきました


本当に倒産というのはみじめなものです


よく、事前に倒産するかどうかわからなかったのか


という事をいう人がいますいが


ハッキリ言って、分かりません


なぜなら、分からない様にしているのが


ほとんどだからです


私の経験からしますと


倒産というのは、景気がすごく良い期間が


続いた後に起るものだと思っています


何故なら、当方の父が経営していました


製造がダメになりましたのも、その前の


万博景気があったからです


本当に、私は子供でしたので知りませんが


飛ぶようにモノが売れたそうです


ドサンと山の様に積まれたものが


ドンドン売れていったそうです


そりゃ、銀行の金利が10%くらいでも


ドンドン返していけた時代でしたからね


景気が良かったわけです。


そして、生産が足らない状態が起こりますから


ますます生産をUPしようと設備投資をします


しかし、設備投資は、他の工場も、景気が良いから


ドンドンやるわけです。


自分たちだけではないのです。


つまりこの様にしていく


という事は、お金をかけて、ドンドン生産し


生産過剰になっていくのを、多額のお金を銀行から借って


ドンドン作っていくわけなのです


本当に恐ろしい事です


儲かって仕方ない、という好景気が


不況の原因を作るわけです


ですから、高景気が続いたあとは


当然、倒産などの注意が必要になるわけです


しかし、こんな考えなんて、


経営者の方では、ごく普通でも


消費者、とくに家を建てたり買ったりする


施主(消費者)という立場の人は


この様な感覚はお持ちでない方が


圧倒的に多いはずです


ですから、多くの被害者が生まれてくるわけです


ではまた明日


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