2010年12月07日(火)

0707 Epiphone ES-930J

テーマ:その他

思えば宅録をやろうと思って初めて私が買ったギターはこれだった。20年以上前の話だ。


松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。-epi


当時、私はセミ・アコースティックギターが欲しかった。セミアコといえばやはりグレッチに憧れたが、なんとなく大仰で自分に似合わない気がしていた。ギブソン335にも憧れたが、あれはなんとなく自分には敷居が高すぎる感じがした。無論、高くて手が出なかったというのが一番大きかったわけだが。

でエピフォンでいいじゃんと思ったのだ。武道館のビートルズだってエピフォンだったし全然アリだろう。価格帯も手頃だし実力者ではあるが、いい具合にさらっとしてるところが悪くないんじゃないのと思った。

今ではエピフォンといえばすっかり韓国製のものが幅を利かせていて、安物・偽者・劣悪品なイメージが強いかもしれないけど、当時はエピフォン・ジャパンというのがあって、価格帯もそこそこに今思えばなかなか良質なギターを生産していたのだった。私が買ったEpiphone ES-930Jというこのギターもその時期に生産されたものだ。

しかし私は何も知らなかった。まもなくしてこのギターがジッタリン・ジンというイカ天バンドのギタリストによるシグネイチャーモデルである事を知るのだ。買った後に、である。そのことで私は大いに憤慨することになる。だってさ、絶対嫌じゃん!あいつが使ってるのジッタリン・モデルなんだぜとか言われたく無いじゃん。言ってみればこのギターはまさにバンド・ブームの勢いにのって生産された一品だったわけで、いかにもそのブームに乗っかって、よーしオレもジッタリン・ジンみたいに一発!と思って買ったみたいな感じがするじゃないか。ましてや20代前半のオレは厨2病の真っ盛りである。全然オレはそういうんじゃねえ!と強く思ったわけである。一切の罪も無いジッタリン・ジンを悪く言うようで大変申し訳ない話なのだが。

しかしである。このギターがなかなかやるのである。非常に自分好みのする音だったのである。なので人知れずこのギターは私の短い宅録人生において大活躍をしたわけである。人前で使うような機会は一度も無かったので、このギターを私が所有してる事を知る人は誰もいないと思うが、実は今でも持っているのがこのギターである。

ES-930Jは造りとしてはほとんどカジノに近く、シンボディだがセンターブロックの無いフルアコ構造になっていて、生弾きでも結構鳴る。部屋で夜中に弾くギターとしては不向きではあるが、ハコ鳴りのやわらかいこの感じは悪くない。弾きやすいところが何よりも良い。アンプで轟音を出すとすぐにハウるデリケートな一面もある。

その後いくつかのギターを私は手にして手放したものだったが、不思議なことに機能性以外は一切の思い入れなど無いこのギターが今も手元に残ったわけである。結局のところ一番弾きやすくて、要するに使えるものが残ったということだろう。

そして今となってはジッタリン・モデルというアイコンがB級感としていい具合に醸成されて、もはやネタ的においしくなってるような気がする。私も大人になった。

ES-930Jは今では生産されておらず、中古で出回ることもあまり無いようで、探している人も少なくないようである。私は言いたい。このギターはなかなかのものである。それはともかくACIDって使いやすいのかな?


ACID MUSIC STUDIO 8 + FL9 BUNDLE/ソニー

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