松田まなぶ、チャンネル桜の経済討論にパネラーとして出演、5月23日に放映されました。 | 松田学オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本を夢の持てる国へという思いで財務省を飛び出しました。国政にも挑戦、様々な政策論や地域再生の活動をしています。21世紀は日本の世紀。大震災を経ていよいよ世界の課題に答を出す新日本秩序の形成を。新しい国はじめに向けて発信をしたいと思います。

 日本の未来を描くことこそが最大の経済政策、「新しい国づくり」の中身と財源を設計すべし。チャンネル桜で5月23日(土)20:00~23:00に放映された今回の経済討論「闘論!倒論!討論!2015」にパネラーの一人として参加、こうした私の持論の一端を初公開する場にもなりました。積極財政論一色に染まるこの論壇で、それと財政健全化との両立を図る「第三の道」を提唱してきた私が、次世代の党が拠って立つべき持続可能性の観点から、少しずつ、自らの政策論の芽だしを始めようとしている意図を、番組から汲み取っていただければありがたく存じます。

 放映された動画は1時間ごとに3回に分かれています。
 1時間目はこちら↓です。私はAIIBについて求められた発言を2分ほど(10分経過時点~)行っただけで、まずは皆さんの議論を拝聴しておりました。


 2時間目はこちら↓で、皆さんの消費増税反対論に対して、議論の流れを壊さない範囲で、ところどころ、コメント的な発言をいたしました。


 3時間目はこちら↓で、これからの経済政策について、途中で高橋洋一さんのコメントが入りながらも、私から少しまとまった発言を行っています(14分経過時点~5分程度)。


 番組の最後のほうで、今回出た議論のほとんどに対してきっちりと応える政策設計を打ち出していたのが次世代の党だったことも申し上げました。やはり、政治の出番です。政治が本来の機能を果たさなければ日本経済は次に進めません。
 この経済討論、1月も同じようなメンバーで行われていましたが、財政健全化を真摯に訴える財務省出身の某学者が高橋洋一さんに徹底的にやり込められているシーンが印象的でした。今回、積極財政論一色の場で何を言うべきか、出演依頼を受けた際に少し迷いましたが、本来なら議論の流れに釘を刺す発言も、発言の仕方によっては、議論を良い方向に前進させる効果があります。こうした討論番組は自分の主張だけを言う場ではなく、多くの方々に伝えるべきメッセージを共に創出していく場だと心得ながらの発言となりました。
 今回は私の持論を詳細にわたって発信することまではいたしませんでしたし、ここでまた出てきた財務省悪玉論に私は全面的に与するものでもありません。高橋洋一さんも、かつては共に、その財務省で、国家のために議論を積み重ねてきた仲です。財務省に対する叱咤激励という意味で、彼とも和気藹々で議論しました。
 大事なのは、創造的な議論だと思います。近年の日本は、何かにとらわれてそれを失っているようです。番組でも触れましたが、もう30年も続いてきた予算のシーリングは官僚から創造性を失わせたとされます。政治も、財務省がこしらえた土俵の上で議論をしているだけでは、その使命は果たせません。
 資質の高い政治家がこんにちほど求められている時代はない、そのことを視聴者に再認識させる討論になったのではないかと思います。
 司会は水島総氏、パネリストは、私のほか、宍戸駿太郎、高橋洋一、田村秀男、野口旭、三橋貴明、渡邉哲也の各氏でした。