鬼の面

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実家の片づけに向けて何回か帰ってきたときに、ふと気づいたこと。

 

居間に飾ってある鬼の面。

 

今まで特に不思議に感じることもなく、

日本全国どこの家も当たり前のように飾ってあると思ってたけど、

そうじゃないんですね。

そういえば、夫(出雲)の家には鬼はなかったような…

 

神戸のいとこが小さい頃、遊びに来たとき、鬼の面を怖がって大変だった。

けど、私ら兄弟は神楽でいっつも見てたから、不思議にも思わなかった。

 

動かない鬼は怖くない、という認識だったのかしら。

神楽の中で「狐鬼(きつねおに)」という演目があり、

その鬼は毛布にくるまってそこに座っている子どもをさらったり、

お菓子をばらまいたりするから、本気で怖がってた。

 

火をふいてぐるぐる回る大蛇(おろち)どころじゃない、

子どもに直に近寄ってくる狐鬼の怖さは半端なく、

狐鬼に追いかけられる夢を何回か見るほどに、強烈だったなー。

 

けど、鬼の面、確かにじーっと見たら怖いよね。

 

ネットで調べてみたら、よく飾ってあるのは「般若(はんにゃ)」と「鍾馗(しょうき)」だそうで、

確かに近所にも、友人宅にも、大概の家にはどっちかの面が飾ってある。

 

鍾馗様は鬼を退治する神様だからわかるけど、

般若は嫉妬に狂った女性が鬼と化し、人を包丁で刻んで食べるという

伝説上の妖怪(鬼)だそうな。

 

「厄災」を象徴する鬼で、

昔から悪いものが退治されると神様になるといわれてて、

玄関や大事なところに家族の幸せを願ってお面を飾る風習ができたのだそう。

 

幸せを願ってくれているのだから、

今度帰ったときには少しきれいに拭いてあげよう…。

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