北朝鮮によるミサイル発射を受けて

 

 

 北朝鮮が、わが国の排他的経済水域に対し、再びミサイルを発射したことに対し強い憤りを覚える。金 正男氏殺害を企てた可能性が否定できない中、今回の事態は発生した。 


 我々はこの事態を重く受け止め、ストックホルム合意のみならず、日朝平壌宣言も破棄するべきだと考える。

 

 北朝鮮のような国家に対しては、我々の怒りを明確に伝えることが不可欠である。そのためには、これまでの交渉をリセットすると、北朝鮮に対し日本国の意志を大胆に示す必要がある。

 

 日本は北朝鮮にとって最もメリットのある国家の一つであり、わが国とのパイプ役となりたい人間も多い。従って、わが国のこうした行動が与える影響は非常に大きなものとなる。


 さらに、テロ支援国家に対して断固たる姿勢を取ることにより、国際社会に対して我々の存在を示すことができる。

 

 政府に対し日朝平壌宣言の破棄を強く訴えたい。

 

 

 

衆議院議員 松原仁