気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。


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解剖学的には足の長さに大差はありません。

でも足の長い子と短い方がいます。

最近の子はとみにスタイルが良いと感じます。バレエルームでも「生まれつき?!」としか思えないスタイル抜群の方が受講されます。

でも我々は「科学の目」を持つので、冷静に「見ます」。するといろいろなことが見えてきます。

まずは骨格模型を用意しましょう。アマゾンで売っている玩具レベルの全身模型で十分だと思います。需要が少ないためか、医療関連グッズは非常に高価です。
最近は玩具でもかなり正確です。子供向けの玩具なのに正確に作ってあります。

その骨格模型の骨盤を触ります。
できれば等身大が良いでしょう。

その上で自分の骨格に触れてみます。骨盤を探します。骨盤(もしくは腸骨)が良く分からないときは、胸の肋骨を触ります。肋骨から降りてくると最初に当たるのが腸骨です。胸の脇の肋骨から柔らかいお腹を降りて、当たる場所です。

骨盤に当たったら、そこをよく触ってください。骨盤は重要です。

骨盤の一番前面が分かったら、そのまま骨盤の際を辿って、側面、そして背中側と移動してみてください。
ずいぶんと上に上がる印象だと思います。特に背中側の骨盤はかなり高く感じられると思います。

最初は筋肉が邪魔して、骨にアクセスできないかもしれません。
でも丁寧に骨に神経を集中して触っていると、そのうちに筋肉がゆるみ、骨が浮かび上がってきます。


そこまでできたら尾骨も触っておきましょう。仙骨ですね。肛門の近くで背中側です。いわゆる尻尾の部分です。そこにある二等辺三角形の骨が仙骨です。仙骨は途中で腸骨にさえぎられてよく分からなくなりますが、想像以上に大きい骨です。

腸骨と仙骨をきちんと触って意識に上げられたら、腸骨を触って、その感触を楽しみながら、その場歩きをしてみましょう。

歩きに合わせて骨盤が動くのが分かるでしょうか?

これは「生きた解剖学」を学ぶ上で決定的なパラダイム変換ですので、たっぷり味わってください。骨盤を触って歩き、歩きに合わせて骨盤が動くのを感じる、ということです。

骨格模型や解剖学の教科書やはたまた3Dの骸骨が歩いているのを見ても、あたかも足は股関節が支点のようです。
間違いです。

股関節が支点と主張するのは、膝間接が足の支点と主張するようなものです(ほぼそのように歩いている方もいます)。
股関節は足にとって、途中の一つの間接に過ぎません。

腸骨を触りながら歩けば分かるように、歩きに腸骨・骨盤は大きく関わります。

そのことが明瞭に意識されると歩きが大きく変わります。脳にとって、20cm以上足が長くなるのです。
歩幅が大きくなり、歩きは安定し、美しくなります。


これが「情報」が「物理」を変えるということです。認識が肉体を変えたのです。

そうすると体感としても、第三者から見ても、足が長くなります。腰の中にも足が入っているように見えます。途端に長くなります。ほぼ一瞬です。一瞬で長くなります。

そしてそれが本来の自分の足なのです。長い長い自分の足です。


スラッと足の長いいまどきの女の子も、大人の女性も骨格単位で見るとほとんど同じです。見た目ではなく、抽象度を上げて、骨に触れ、骨単位で比較することです。それが科学の目であり、抽象度です。
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