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2006-08-23 04:09:12

「東京アヴァロン」

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wgaewgergewr




まだここに少女はいた
片足だけ残って、小石を崩していた
篠突く雨に耐えかねて、隻脚は交わるように
ユグドラの樹の上に、交差した根に添えた


終わりきった戦争だ
突き刺さった青槍は、肩から下を食い散らし
剣士の形相因を剣に預け、握りなおすと
ユグドラの樹の上に、虚ろ目に映る


あなたの隣に座り込んで、首に見えた時計が動く
半身は白く半身が黒く、微笑みはそこにはない
カリバーンは名前ばかり、助けるばかりで
私はそっとアヴァロンを、瞳の奥へ映した


夢から覚めると、私は図書館にいる
机の上にある、ファンタジーを閉じる
隣にいるあなたを、抱きしめて
両腕の幻想を、不思議に思う


私は夢から覚め、ユグドラの樹の下で
片腕に錆びた刀が、私に死ねというようで
もう動かないあなたを、抱けないでいると
今以上に雨は酷くなっていた



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2006-08-22 12:17:06

「太陽の下の平等」

テーマ:
何をみんなは 笑っているの
濡れぬ肢体を えろんと舐める

苦し紛れに ペンキ撒いたの
何も見えない 湿った部屋で

柱時計は 鉄線だらけ
ピアノの音が 暗光に映え

赤い病が 瞼を裂いて
醜い顔の 罪無きあなた

みんながみんな 笑っているの
たいようのした 同じ顔して



何でみんなは 笑えているの
緑の肌は ずるりと剥ける

淋し紛れに あなた撒いたの
何も見せない お庭の花に

きっとわたしは 黒鍵だらけ
ピアノの音が いつもたりない

赤いピニルに あなたはいない
傘のさせない 悪い天気の

みんながみんな 笑っているの
たいようのした 同じ顔して

みんながみんな 嗤っているの
醜いあなた 蛙のわたし
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2006-08-21 04:27:55

犬と くたびれた ある神話

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DSC00402.jpg
神の名に似た少女は
雨の日のこの晩に
ぐんなり冷たくなった
私の終わりの姿を
写真に収めに来たのか

買ったばかりの
慣れない手つきを片手に
塩化ビニールの匂いがする
傘を持って君が来た証拠か


ぼくはここにいるよ


じめじめした季節の神話は
音無しでのろまに動き
溢れくるノイズの洪水を
耳ふさぐ昼下がり

いじめられたあなたの手
うずめてる嘘の中
蝉を踏み潰してまで
あなたはもう強くなったさ

狼少年のような矛盾した孤独を
掬ってあげるのは私だった
ちっぽけな犬に過ぎず
ちっもけな望みに過ぎず

そうしていれば夏草はいらぬ
そうしていても思い出もできぬ
そうしてなおさら孤独を知った
私を失い意味を見失う

髪は未だ咲かないユリのように白く
目はいつも憂鬱を引き受けて青く
夜は今も儚い夢ばかり見て
美しいあなたよ

色死んだの私は
赤い血さへ見えないで泣き
震える鼓動でない微動を
夕立の缶を鳴らす孤独


少女の名に似た未花は
霞んだ家のその庭に
ぐんなり逆さになった
犬の死体の姿を
再び眺めに来たのか


買ったばかりの
ボラロイドカメラの片隅に
懐かしい濡れ物が写り
あの雨を持って来た頃の日々には


神はもう君さえ救えなく染み付いていたから


今の長雨、明日の長雨、そして、雨の降る日はいつも
私の私だけの私だった片割れの記憶が
抱きしめた可愛らしい神の尻尾が

ゆんゆらとゆんゆらと

       霞のようにただ揺れる


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2006-07-25 23:06:45

「凡人失格」

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「凡人失格」

mktfkfkiyuil


凡人試験に落ちてしまったよ
冷ややかな視線、カバンの中

帰りの電車の中吊り広告
俺のことばかり、責めやがって

異端者ならば排除してくれよ
魔女狩りなら、そう、好きだっただろ
俺なりにやるだけ頑張っちゃみたが
治療法はいつも、アニメみたいに



玄関を過ぎてヘッドフォン閉じて
親の言うこともろくに聴かないで

パソコンの中の記号の毎日
俺のことばかり、責めやがって

廃人ならば排除してくれよ
オヤジ狩りなら、そう、好きだっただろ
俺なりにやるだけ頑張るのもやだよ
治療法はいつも、アニメみたいに



        
怪人はいつも英雄に殺され
君たちはそうか英雄も殺すのかい?


天才じゃないね廃人でもないよ
凡人たちだけの生きていミライ


それでも好きだよ
許し愛せるよ


未来も過去も
実感以上に



それでもこれは勘違いピエロ



凡人失格



俺はそれだけ


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2006-06-18 04:48:12

「ふたり、夜、雨、青の雫」

テーマ:
「ふたり、夜、雨、青の雫」

srwgwghw
悲惨なニュース
雨が止まぬ
今夜もきっと
分かりあえない

夜雨の中で
殺された手の
ぬくもりだけが
街にヤサシイ

欲しくない靴、どれも汚い
笑えてるけど、なぜ不満足
十字路の中
信号睨み
人は赤を
恐れて消ゆ

共存ができぬなら
天国は必要か
生きることさえ叶わぬなら
せめて優しさを教えてくれ

あなたは誰、俺はどこへ
潰れた顔は、誰のものだ

進めないんだ、青はどこへ
さぁ今夜は歌われぬ




悲惨なニュース
雨が止まぬ
今夜もきっと
めぐりあえない

夜雨の中で
死んだ男の
死に顔だけが
満足そうで

愛せないから、どれも拙い
泣きじゃくる、慰めはない

十字路の赤
動けぬ睨み
人は雨に
溶かされ死ぬ

存在ができぬなら
天国は必要か
生きることさえ叶わぬなら
せめて居場所を与えてくれ

あなたは誰、俺はどこへ
刻んだ腕は、誰のものだ

血が流れた、世界は赤へ
さぁ今夜は歌われぬ




俺は死体、あなたが「紗夜」?
刻んだ腕は、もう痛くない

血が流れた、あなたの傘
あぁ今夜はみえている



今夜はどうか
傘を閉じて
泣いておくれ
抱いておくれ

幾星霜の
奇跡が
あった

それはどれも
浮世の雨

欲していないなら、どれも叶わないさ
忘れていないから、これは奇跡じゃない

そうか
俺も

居場所はあった





ふたり、夜、雨、青の雫
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2006-05-07 18:47:47

詩「戯言レイニィ」

テーマ:未分類
世界がこのままじゃ
まだ
愛も恋も嘘だよな
男女の嘘吐きで
この街は臭いまま

愛してるって
言わないまま
君の瞳に戯れた
理想郷の憧れは
微塵も残っちゃいない
けれど、信じていたい

世界の人々が皆笑って
それぞれの愛を信じられたら
どんなに愛しい君だろう

世界に喧騒が無く
それぞれの友と
手を結べたら
君はどんなに美しいだろう

けれど

それぞれの哀で
世界は美しいままだ
自信が無くて
外の街は歩けない

だから今日だけはフタリでいよう
涙を拭う
私と君と

傘の似合う天気で
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2006-05-05 20:29:56

詩 「  を忘れた踊り」 

テーマ:未分類
DSC00535.jpg

遊べない砂場
潰れている蜂
幼いブルーに
染まって
ほら


子どもらしく
出来ない場所では
人間の形の
分子にもなれない

先生が親が
良い子になれといった
部屋と窓をあとにして
空に家出する

ポケット入れた切符
大切にしまう
外套をかばって
生きる頼りにする


錆びかけた電車から
降りていく人間
偽りの虚像で
誰が乗った

僕は誰だ
名前でしかない
原子の羅列か
記憶の気まぐれか
所詮人形だと人が云うなら
誰が僕と遊んでくれる


ゆるりゆるり
座席の上
お嬢さん
お嬢さん
一緒に踊ってくれますか




遊べない校舎
潰されてた蜂
汚いブルーに
染まって
ほら

子供らしく
出来ない僕では
人間の心の
真似事もできない

多罪感が押し寄せて
まわりは窒素で埋まっていく

自分だけがアポトーシス
まわりは哀訴で詰まっていく

僕は誰だ
名前でしかない

分子の羅列か
記録の気まぐれか
所詮人形だと人が云うなら
誰が僕と踊ってくれる

ららりららり
座席の上
お嬢さん
お嬢さん
一緒に踊ってくれますか

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2006-05-04 11:23:58

詩「 永眠ラブソング」 

テーマ:未分類
愛する自分を
路地に寝そべらせ
明日の私は
どこに走って
行くのだろう

停車場に三歩
後悔ともサヨナラ
新しい定期に
後悔と書き込んだ

愛する過去も
後悔の色も
昨日に沈めて
まだ生き続けるだろう

もしも明日で最期と云うならば
空よりも深く
眠りにつきたいモノだ

愛するあなたも
どうせ昨日のさ
今日のあなたを
まだ愛せるのでしょうか?

空より深く
眠りにつけたら
あなたの愛は
きっと愛のまま

罪を知らない赤子の様に
幸せに消える
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2006-04-14 08:07:10

詩「青い鳥」

テーマ:未分類
DSC00609.jpg
ありがとう
ただそれだけ
上手く言えなくて

また
ごめんなさい
謝る自分がそばにいる

ありがとう
それが言いたいがために
何度も何度も謝った

ああ、部屋が暗い
もう駄目だ
今日は寝よう

ごめんなさい

今日は寝よう

ごめんなさい

今日はごめんなさい

ごめんね
青い鳥は

ここにはいないんだ 
飛びたってしまった
ごめんなさい

だから

もう

駄目なんだ
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2006-04-14 01:13:05

詩「戯言」

テーマ:未分類
DSC00609.jpg
ああ、助けて下さい神様
助けて下さい

私は神様になんかなりたく無いです
誰かを救える器じゃないです

神様、罪深き私をお救い下さい

神様
私に
静かな夜を

世界に
聖なる夜を
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