TOKYO産科麻酔チーム☆ダイアリー

産科麻酔科医の日々のできごと、想いを綴ったブログです

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  ~麻酔専門医による安全で快適な無痛分娩~TOKYO産科麻酔チーム

陣痛のこと、麻酔のこと、無痛分娩のこと、

これからママになる方のために、麻酔専門医が丁寧に説明しています。

どうぞご覧くださいね。



*花*無痛分娩に関するブログ記事のタイトル一覧は、こちらにまとめています。

  ぜひお読みください。

     コレ

   http://ameblo.jp/masuikamutsubunben/entry-10588883301.html  





*花*無痛分娩や麻酔、医療については、個人的でデリケートな内容になる場合があるため

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Q.第一子を帝王切開で出産後、第二子、第三子は自然経膣分娩で出産しました。今回無痛分娩を希望していますが、可能でしょうか?




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帝王切開後の経膣分娩のことを、VBAC(vaginal birth after cesarean section)と呼びます。
このとき問題となるのは子宮破裂のリスクです。


詳しくは、こちらの記事をお読みください。
コレ
帝王切開後の経膣分娩VBAC(Vaginal Birth After Cesarean)

子宮破裂


子宮破裂の発症頻度は、全出産の1/1000~1/3000の割合と言われています。
また、前回帝王切開後の経膣分娩の0.8%に発生と報告されています。

今回のご質問の場合、すでに帝王切開後に2回の経膣分娩を経験されていますので、帝王切開の創部瘢痕が原因の子宮破裂のリスクはかなり低いと考えられます。(もちろん、前回が大丈夫だったからといって、今回も絶対大丈夫とは言えませんが。。。)

無痛分娩は、基本的に経膣分娩が可能な妊婦さんには行えますので、VBACであっても禁忌ではありません。(硬膜外麻酔が禁忌の場合を除く)

このときも注意が必要なのは、やはり子宮破裂です。
無痛分娩で陣痛の痛みをとっていると、子宮破裂の徴候である「激烈な上腹部痛」も見逃してしまうのではないか、と危惧する先生もおられることと思います。

実際は、現在の低濃度局所麻酔薬による硬膜外無痛分娩での除痛では「激烈な上腹部痛」は妊婦さんは痛みとして感じ、訴えることができますが、その場合も、麻酔の効果の問題なのか、効果は充分でもそれ以上の子宮破裂の痛みの訴えなのか、医療者側の判断が難しくなるケースも多いと思います、

そう言った理由で、VBACでの無痛分娩は行わない、とするお考えの先生がいらっしゃるのも当然と思います。

ただ痛みを取ることだけを考えてご自分のリスクを軽視するのも危険ですし、妊婦さんにどうしてもと泣きつかれて自信のないまま無痛分娩を施行するのも危険です。


妊婦さんご本人そしてご家族の皆さんと担当医での十分な話しあいのうえで納得のいく答えを出してくださいね。




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新年あけましておめでとうございます



2012年が明るく幸せな一年となりますようにきらきら!!







http://youtu.be/5NYTnuAfFp8



Song of Life


暗闇の中で声が聴こえる

新しい命が産声を上げるその瞬間に

その声はやがて歌となる

美しいハーモニーが重なり合い

世界中に響く声がひとつになる

美しい調べは溶け合い

尽きることのない命の歌となる

想いをひとつに繋げれば

わたし達はみんなひとりきりではない

天の声に声を重ねて

すべてが命という奇跡の中に

わたし達は永い歳月をかけて昇ってゆく

時が経てば答えはわかる

声が大きくなってゆくように

すべてが命という奇跡の中に

命の歌に声を合わせ

これから始まる人生に愛が生まれる

言葉が響き合い

新しい調べが始まろうとしている

そこに調べが重なり世界中のすべてに聴こえる声がひとつになる

聴いたこともない美しい調べに溶け込み

永遠の命の歌を分かち合う

想いをひとつに繋げれば

わたし達はみんなひとりではない

天の声に声を重ね

すべてが命という奇跡の中に

永い歳月をかけて昇ってゆく

時が経てばきっとわかる

声が大きくなってゆくように

すべてが命という奇跡の中で

命の歌に声を合わせれば

これから始まる新しい世界に愛が響く




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あっという間に12月になりました。




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クリスマスシーズンだから、、、というわけではないのですが、ジェルネイルのお話ですキラ


最近はたぶんいわゆるマニキュアよりもジェルネイルをされる方が増えているのかなと思います。
塗って乾くのを待つ必要もないし、いろんなデコレーションができて本当にきれいですよね。

$TOKYO産科麻酔チーム☆ダイアリー


出産を控えた妊婦さん達もとてもきれいにネイルをされている方、多いです。


とても素敵なジェルネイルなのですが、手術に関わる立場から言わせていただくととても困った点
一つだけあります。

落とすのに特殊な薬剤が必要なこと、です。

手術室には以前からマニキュアを落とす除光液は置いてあります。

予定手術の場合は、マニキュアは術前に落としておいていただくように説明してありますが、緊急手術の場合などに、その場で落とす必要があるからです。


なぜネイルをしていてはいけないのかというと。。。

手術中は、特に全身麻酔のときは患者さんの意識はありませんので、いろいろな情報をモニターから読み取ります。
その中で身体の中の酸素の量を測定するモニターがあり、それを指に装着します。
ですからその指に色が着いていると測定ができないのです。

また視診といって、患者さんの皮膚の色、爪の色、血の色を診て、状態を把握するということも基本的なことです。
(今のようにモニターが発達していない時代は視診しかありませんでした。)

ですから、術前にお化粧を落としていただくのもこのためです。




出産のときは関係ないでしょう?と思われる方、いらっしゃると思いますが。。。。



モデルの梨花さん、最近出産されましたね。
ご本人のブログも、とっても幸せそうです。

Rinka Happy Life
http://www.smooche.jp/rinka/index.php?date=2011-11-21

ただ、この出産報告のブログでは、結構大変なお産だったことが書かれていて驚きました。

以下、抜粋させていただきますね。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

母子ともに命ある順調な出産が
決して当たり前ではないのかという事を
また.......、
また1つ経験させられる事となった
とても大変な出産経験となってしまいました。
赤ちゃんの首には二重にへその緒が巻き付き
私は意識不明.....,
輸血心臓マッサージ...
そしてみんなの大きな呼びかけで目を覚まし,
今、ここにこうして元気に存在することが出来ています。
難産というよりも、
生死をさまよう事となってしまった私は
我が子を抱けたのは次の日.......




赤ちゃんの臍帯が首に巻き付いていることが直接の原因でお母さんが輸血や心臓マッサージが必要になることはありませんので、他の理由、例えば産褥出血などで大量に出血してそういった処置が必要になったものと思われますが、心臓マッサージまで必要になったというのは、救命救急の範疇です。

母子ともに命ある順調な出産が決して当たり前ではないのか。。。と梨花さんも書かれていますが、
本当にその通りなのです。

ここまでの救命救急処置が必要になることはあまりないですが、たとえば順調に進んでいたお産が途中から帝王切開になることもあります。

ですので、お母さんと赤ちゃんの安全のため、出産予定日が近づいたら、
手の爪、足の爪、どちらかはネイルフリーでお願いしますね好





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