春は除雪機の点検整備も大量に入庫します。

今回はホンダハイブリッド除雪機HSS970i ヽ(゚◇゚ )ノ

ご用命は「オイルが垂れる」 (´□`。)

それも微量

 

エンジンカバーをはぐるとクランクケースがオイルで濡れてます。

黒いカバー内にもオイル溜まりが…

 

広範囲にオイルが染みて漏えい個所の特定が困難 ヽ(`Д´)ノ

冷却ダクトを外すとシリンダーヘッドが丸見え。

ヘッドガスケットは白ですな (ノ゚ο゚)ノ

じゃー、何処から・・・・

こんな時はコレのお世話になります。

トレーサーライン」 (ノ´▽`)ノ

 

オイルに蛍光染色液を混ぜて紫外線ライトを照射すると洩れたオイルが蛍光色に輝くって仕掛けです。

注入してしばらくエンジンをドライブ。

明日の朝にはシミ出てるはず。

 

 

チェンソー整備がひと段落して刈払機の整備が増加中 ヽ(゚◇゚ )ノ

ゼノアBCZ261ST-W EZです。

 

始動はしますがエンジン回転を上げようとするとエンスト ヽ(`Д´)ノ

5分程格闘しましたがダメですね。

 

燃料をぬきかえ、プラグを交換してもNG。

そんな時はさっさとキャブレターの分解清掃です。

これが取り外したキャブレター。

2ポートタイプです。

バラバラにします。

この穴、燃料をベンチュリーに供給する穴です。

小さな穴なんでチョットでも詰まると思いっきり不調になります。

 

洗浄液で異物や汚れを洗いながします。

→の部分には空燃比調整用のニードルが (ノ゚ο゚)ノ

チェンソーのHiニードルと同じ役目です。

BCZ261の調子はココの調整次第で全然変わっちゃいます。

清掃時にはニードルを抜いて清掃ですね。

この部分はベース空燃比を調整するニードル

ロータリーバルブ部のニードル高さを可変します。

バイクのニードル調整と同じですね。

 

清掃後くみ上げたキャブレターを上記2本のニードル調整で理想の空燃比にセットして作業完了です。

 

きっちり調整したエンジンは良く回ります

 

新品時は排ガス規制でかなり薄いセッティングなんでハッキリ行って不調です。

*規制値をクリアーしなきゃダメなんで仕方無いんです (´_`。)

 

買ってから一度も調整してない人は是非再調整を。

凄く良くなりますよ ヽ(゚◇゚ )ノ

 

 

チェンソー修理のご依頼が凄い数 ヽ(゚◇゚ )ノ

STIHL MS170C

現象は「始動するけど吹け無い」 ヽ(`Д´)ノ

 

確認すると確かに吹けませんね。

燃料タンクの匂いをかぐと「ウえ~っ」って感じです。

かなりの劣化ぶり。

 

燃料を入れ替えても症状が改善しないのでキャブレター内部汚損ですね。

エアエレメントも汚れてダストが通過してます。

かなり汚いな。

コンペセータから侵入したゴミがメタリングダイヤフラムに到達 (´_`。)

MS170はたいていこうなってます。

ダイヤフラムをはぐるとこんな感じ。

メインジェットが詰まってますね。

MS170は調整スクリューがありません、ジェットで空燃比を設定してます。

すこしでも汚れがたまると分解が必要です。

 

キャブをオーバーホールしてエアクリーナエレメントを交換。

快調に回るエンジンになりました。

 

このタイプのエアエレメントは濾過性能が低いん困ります (つД`)ノ

 

どうしても嫌だヽ(`Д´)ノってユーザーにはMS230タイプのドーム型エアクリーナーに換装する改造もしていますが…

 

定期的な清掃と交換が耐久性に大きく影響します。

メンテナンスをこまめにして下さいね。

 

 

 

 

電動工具の整備

テーマ:

飛び込みでのご依頼 (ノ´▽`)ノ

マキタ6599 インパクトドライバー

電動インパクト。

照明ランプは点灯しますが回転しません ヽ(`Д´)ノ

 

テスターで電源供給回路をチェックしましたがOK。

モーターがダメですね

モーターの点検です。

ブラシ系統はOKですが絶縁不良が発生してます (´□`。)

 

矢印部、銀色の部品はマグネット。

楕円形の金属内部に永久磁石が2個接着してあります。

 

この磁石にパウダー状の金属がびっしり吸着 Σ(゚д゚;)

凄い量ですな。

 

これがコイルに接触して絶縁不良を引き起こしてました。

 

分解清掃し無事復旧 (ノ´▽`)ノ

 

ドリルでもたまにこの不具合がでます。

冷却の為ボディーにスリットが必要ですが、切削した金属粉が隙間から侵入すると磁石にくっ付きます。

 

構造上、起きて当たり前の不具合ですが知らないとやってしまいそうですね。

 

削った切り粉が散乱した地面や作業台の上に置くのはNGですね。

 

 

毎年恒例 ヽ(゚◇゚ )ノ

スプレイヤーの整備です。

丸山SSW-400CM

果樹園で消毒を散布する機械です (ノ´▽`)ノ

オイル交換と各部の点検を行い今年一年快調に動作する様にします。

走行用エンジンと散布用エンジンが別個所に搭載されてます。

↑は散布用エンジン。

 

それにしても走行用エンジンの搭載位置が厄介 ヽ(`Д´)ノ

メンテナンスが一苦労…

こまった機械です。

 

 

畑の季節ですね、耕うん機修理です ヽ(゚◇゚ )ノ

 

クボタのTMA25です

クラッチワイヤー切れのご用命ですが主原因は他にあります。

 

ミッションから出てるクラッチレバーが動きません (つД`)ノ

固着してますね。

ぐりぐりやってもダメ (´□`。)

分解修理が必要です。

まずはエンジンを取り外します。

ボルト5本とワイヤー、アース配線を外すとポロっと取れます。

エンジンを外した図

内部にはプラネタリーギヤが一列あります。

ハンドルのレバーを握ると3つあるプラネタリーピニオンが持ち上がりクラッチが切れるんです (ノ´▽`)ノ

 

今回のトラブルはプラネタリーピニオンを持ち上げるフォーク軸が固着 ヽ(`Д´)ノ

余計なギヤを取り外し作業をしやすくします。

まん中の三角形のパーツにクラッチ動作の秘密が隠れてます。

中にはスプリングとスチールボールが3つハマってます。

不用意に外すと取付にはちょっと技が必要 ヽ(゚◇゚ )ノ

 

三本爪のプーラーが無いと組付け出来ませんよ。

これ、固着した軸です。

Oリングから下(錆びてる部分)はミッションケース穴に刺さってますがシールより外にあるので水分が入り錆びる構造です。

 

設計に問題がありますね ( ̄□ ̄;)

ケース端にオイルシールを付けるかOリングの位置をもっと外側に寄せればこうはなりません。

起こるべくして起きたトラブルです。

 

 

 

 

 

 

ホンダ耕うん機サラダFF300の整備中です ヽ(゚◇゚ )ノ

超汚れてたんですが、洗浄してピカピカ ヽ(゚◇゚ )ノ

FF300・FF500は定期的に耕うん軸の整備が必要です

(普通の耕うん機も整備が必要ですよ)

 

大切な「サラダ」を末永く使う為には耕うん軸の清掃と給油が絶対条件 Σ(゚д゚;)

メンテナンスしないとどうなるか???? ↓記事を参照して下さい(過去記事)

http://ameblo.jp/masu-hon/entry-12157878667.html

なので、「転ばぬ先の杖」。

軸がさびて取り返しがつかなくなる前にお手入れしましょう。

今回の整備機はロータリーの状態から使用頻度は少ない、販売後2シーズンの機体。

 

ロータリーを外すと軸とシールは泥だらけ (´_`。)

これ、非常にまずい状態です。

↓の写真の部分が特に…

ココ、正転する太い軸から逆転する細い軸が出てる所。

正逆転ロータリーなのでこんな構造になってます。

 

矢印の奥にオイルシールが2重に入ってます。

ココに土が入り込軸を腐食させ、シールを痛めます (つД`)ノ

 

一旦腐食した軸は交換以外に打つ手はありません

軸交換にはミッション全分解が必要 Σ(゚д゚;)

 

なので、定期的にこの部分を清掃してグリスを詰める事が重要なんですね。

 

春一番の耕うん作業の前に綺麗にしてあげて下さい。

 

新車を購入した人は初めて使う前にグリスアップすれば寿命が延びますよ。

 

 

 

 

 

 

早朝から怒涛の出張修理ラッシュが落ち着きチェンソーに着手 ヽ(゚◇゚ )ノ

 

STIHL 021です。

症状は「始動後徐々に回転数が低下してエンジンが止まる」 ヽ(`Д´)ノ

冷気始動直後はいいんですが温まるとNG。

 

いただき物との事で現在のユーザーも詳細な履歴は不明。

 

回転上昇もおかしいのでキャブを分解点検します。

ZAMAではなく、WTが付いてます。

ファイバー系のポンプダイヤフラムはふやけて「グニャグニャ」(´_`。)

メタリングは「パリパリ」ですね。

 

キャブをオーバーホール、調整作業をして負荷テストっ、と思ったら回転ダウン↓ ヽ(`Д´)ノ

ダメじゃん」…

回してるうちは絶好調になったんですが…

 

怪しいね~、面白いね~って事で「アレ」を点検します。

マフラーを外して、排気口を特殊工具でシーリング。

キャブも取り外してアダプターを装着。

バキュームゲージでエンジン内部を負圧にして漏れが無いかチェックです。

 

ん~、あっという間に針がゼロ点に戻って行く (つД`)ノ

ダメですね。

 

やっぱりエンジン本体に問題があったんですね。

推定原因はいくつかあります。

①インマニのゴム劣化

②インパルスホースの劣化

③クランクシールの劣化

④ケーススカート合わせ部のシール劣化

 

さ~、どれでしょう?

 

点検にはかなりの分解が伴います、技術料かかるんですが…

 

新品のMS230の価格が¥34,800!

 

021を修理してソーチェーンやその他の消耗品を交換したら新品のMS230の価格と大差ない金額 Σ(゚д゚;)

おまけに40ccにアップデートできますね。

 

修理屋泣かせのコストパフォーマンス、困ったもんです。

ユーザーと相談です。

 

 

 

 

 

 

チェンソーの季節 ヽ(゚◇゚ )ノ

連日販売&整備に没頭します。

今日はSTIHL 020T ヽ(゜▽、゜)ノ

使い込まれてイイ色に焼けてますがエンジン絶好調。

 

今回はリコイルの不良で入庫。

ロープリールが割れて始動できません。

 

古い機械ですが修理部品の供給はOK。

リール以外にポールとスプリングクリップが折れてました (´□`。)

ロープはもちろん純正ロープですね。

社外品の白いのだとカッコ悪いですから。

 

これで戦線復帰です。

 

青森県よりワドーの除雪機SS1180Z」のパワーハイト修理が到着 (ノ´▽`)ノ

 

マウントにセットして作業開始です。

シールから漏れてますね~

ロッドはダメージ無しです ヽ(゚◇゚ )ノ

SSTを使ってヘッドを外します。

なぜか凄くゆるいな。

分解するとこんな構成。

ピストンシール限界でしたね。

本来はOリング、○断面ですが潰れてD断面になってます (ノ゚ο゚)ノ

シリンダーの洗浄を行い組付けです。

シール組付けにはこの工具が必要 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

通称「ロケット」、たしかにロケットのカタチ。

ロッドの端部が鋭利なんでそのまま組むとシールがダメになります

ネジ山部に被せてシールを装着。

なんの抵抗も無く入ります、ロケットが無いと引っかかって大変 ヽ(`Д´)ノ

 

ポンプとモーターのチェックも行いオイルを注入。

 

エア抜き作業を行い縮む時の音が濁らなくなったらOK。

最後にブロー圧の点検を行い内部リークをチェック。

 

これで修理は完了です。

 

修理依頼をお待ちしています。