中1中2が進学塾通い? 明確に否定します。 | 子ども達の未来に大人が残すモノ@奈良情熱学校+親子塾『創』とと校長

子ども達の未来に大人が残すモノ@奈良情熱学校+親子塾『創』とと校長

誰もが本来持っている力を引き出せる環境を、子ども達の未来に残すことを使命とし、『子ども教育』(自宅塾の経営)+『子育て支援』(NPO法人 奈良情熱学校の経営)+『社会人教育』(コンサルタント) を実践する 教育コンサルタント 田中章友(とと)@奈良 の想い。

進学塾の視点と  僕の視点。

大きく異なるから 僕は塾を出た。 自分の個別指導塾を立ち上げた。

 

奈良北部で長らく一番だった進学塾 N塾。

その塾を抜かして奈良全域で一番だった進学塾 I塾。

過去 その2つの塾で働いていた僕が、塾経営の裏側を 話そうと思う。

 

 

私は基本的に、他者を否定をしたくはない。 

しかし、中学に入ったら 我が子を進学塾に入れるのがあたり前だ

思い込んでいる保護者が あまりに多いので。。

 

はっきり言おう。 僕の考えは NO!

進学塾は、大半の生徒にとっては、中1から通うものではなく、中3直前までは

講習だけ利用するものである!!

 

 

例外的に、

(奈良で言えば)東大寺学園高校等の最難関(地域1番)私立高校に行くような一部の子には、中1からの入塾を おススメする。 

 

 

それ以外の子には、中1・中2の間は進学塾は不要!

春期・夏期・冬期の季節講習だけを、外部生価格(安い)で利用することを、

明確におススメする! 

(塾の裏事情や メリット・デメリットを知っている私は、自分の息子にも提案・実践した。)

 

 

まず塾を選ぶ際に、次のような塾には裏(塾側の事情)があるのだ。 要注意!

次の①~⑤のような塾ではないか? 吟味することが肝要である。

 

 

①常に大量の広告やキャンペーン(値引き)をしている (>_<)

②1クラスの人数が15名以上、 かつ1学年3クラス以下の編成 (>_<)

③学力別クラス編成なのに、どのクラスも同じ教科・教材・カリキュラム編成 (>_<)

④中1から、どの生徒にも英数以外の教科受講を勧める、もしくは必須の塾 (>_<)

⑤校長やクラス担任が、リーダーシップ・人間力に欠ける (>_<)

 

 

 

①~⑤まで、ひとつずつ説明していこう。

 

 

< ① まず1つ目は広告>

広告、つまり お金の使い方で、その塾の価値観や方針が分かる。

 

進学塾や大手個別指導塾では、多大な広告をうつ。

CM、チラシ、新聞折り込み・・・。

さらに、なんちゃらキャンペーンを常にやっていて、

新入塾のイニシャルコストや外部講習費を値下げして、集める作戦をとるわけだ。

あれも広告みたいなもの。

 

その莫大な広告費は誰が負担しているか?

もちろん、「塾生」の保護者から!!

 

 

月謝の見た目を安くするために、使いもしない大量の教材代や、

諸経費・年間費・税別表記・・・、

そして長期休暇には別途講習費がドドーン!

それら塾生から集めたお金を、広告に使うわけです。

だから、1クラスの人数をかなり多くしないと経営ができない。 

 

 

そこが、一斉進学塾や大手塾の課題。

 

 

もしも・・・

それらの広告費をゼロにして、口コミだけで集められれば、

本当はその月謝でクラス人数を20人→ 5~10人に減らして、

もっと1人ひとりの塾生を大切にできるわけなのだ。

 

 

これが②つ目の 塾による視点の相違。

 

 

20人近くの生徒を1人の先生が教えて成果が出るのは・・・

そうだなぁ。。。 例えば「1教室だけで」 1学年の母数が200人の場合なら可能だろう。

それだけの人数がいれば、学力に合ったベストな指導もできやすいから。

もしくは『●●高校を目指す生徒のみ』と、ターゲットを明確にした塾なら可能だろう。

 

 

だけど、今やよく似た昔ながらの大手塾が乱立して生徒の取り合いをしているため、

そんな規模の塾やターゲット校やコンセプトを1つに絞り込んだ進学塾は見当たらない。

 

 

つまり、偏差値70以上~40以下の生徒が1~3つのクラスに無理やり分けられている

生徒数が欲しいがために、教材やカリキュラムに適さない学力層の生徒でも入塾させているから、こんなことになるのだ。

 

そんなに学力差のある生徒が、同じ教材を使ってほぼ同じカリキュラムで進行する。

教材もカリキュラムも、上位生徒にベストなように設定されている。

 

偏差値30以上も差のある子が、ほぼ同じ教材を使って授業をするわけ。

これはクラス替えに対応した際の効率を重視するがため。

 

これが③つ目の 塾による視点の相違。

 

 

 

以上、①~③の視点について、説明をした。

これらすべて 今も実際に大半の大手進学塾が実際に考えていることである。

現場の教師は一生懸命授業をするが、その課題を感じてジレンマを抱えている

つまり上記のような塾ばかりならば、最後の砦は・・・ やはり 『現場の教師』だ。

公教育も進学塾も、現場の教師によって 本当に大きく様変わりする。

 

 

それらについて、そして④⑤について、

さらには塾の利用の仕方については、  また次回に。

 

 

➡ 続編のブログはこちら。

『 (続) 中1中2が進学塾通い? 明確に否定します』

 

 

 

上記を すべて改善するために 僕が立ち上げた塾は・・・

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