神々の都市、テオティワカン探索 NO3 | ヘミシンクピンポンパン

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ヘミシンクと幽体離脱体験記

今ひとつ進み具合が重く遅い。これは導入部という
感じがした。時計を見るとここまでで10分ほど
だった。少し休憩してから続きをやってみた。
(続く)





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《テオティワカン遺跡は人類史を覆す》とも
言われているらしいが、そこに何があるのだろう》
この思いがそのままアファメーションとなった。
人類史を覆すとは、また大げさなことを、いったい
誰がそんなことを言ったのかと考えているうちに、
ヴィジョンが見えてきた。


丘の上にギリシャ神殿風の建築物があった。
白い建物で、円柱が何本も並び優美な屋根を支えていた。
しかし、何故か私はこれをストーンサークル
としてみていた。似ても似つかない形なのに。


丘の頂上を上空から見下ろす位置に移動した。
丘は草木がなく、むき出しの乾いた地肌で傾斜が
きつく小さな山ほどの高さがあった。
丘の麓には頂上の神殿を中心に円周上にぐるりと
囲むように黒いモノリスが立ち並んでいた。


それは赤茶けた地面にくっきりと浮かび上がるように
際立って見えていた。 これが私にはストーンサークルの
ように感じられたのだ。サークルの向こうには、今まさに
血のように赤い夕日が沈もうとしていた、


「冬至の太陽です」という声が何処からともなく
聞こえてきた。姿は見えない。
私「これは何ですか?」

「心の太陽」「心の熱」
「心を開く力を閉じてしまった日です」


私「何があったのです」
「激しい文明の後退です」
「闇へと向かう力を受け入れたのです」
「残虐や凶暴性」「血の儀式」
「邪な感情」
「それらに基づく邪悪で悪意と人を傷つけ
陥れ、亡き者にする破壊的な教義、信仰」


「多くの人が生贄として殺されました」
「そしてより多くの人々がそれに熱狂し
支持したのです」
「民族全体で狂ったのです」
テオティワカンは現代の我々以上に吉外の
文明だったのだ。


私「あなたは?」
「スパローです」
私「マサトです、こんにちは」

「モノリスには呪いが込められています」
「それは地底に封じ込められました」
「これは抵抗の神殿だったのです」


ストーンサークルは知性と理性の砦だったのだ。
モノリスは最後まで文明の後退と戦った人々の
レジスタンスと自由の戦士達の墓標だった、

「このサークルを発見する時」
「あなた方の世界でも支配に対する目覚めと
抵抗が始まるでしょう」


ヴィジョン変わる。
蒼い空のような地平線に夕日が沈もうとしていた。
そのすぐ上にギヤの断面を持った巨大なシリンダーが
空から地上を覗き込もうとするかのように傾きとまっていた。


私「これは何ですか?」
「フウウンキです」

私「ふううん気?」
「風と雲のマシンです」
「芳しい風とエアーを送り出します」
「大気とはオリオンです」
風雲機という意味らしい。


私「何処にあるのです」
「テオティワカンで発掘されるでしょう」

私「そんなものが見つかりますか?」
「あなた達の目に触れるとは限りません」
「調査隊がそれを見つけたとしても
知覚されないかもしれません」


私「こんなに大きいのに」
「物質として接触されないかもしれません」
「あなた方の上部構造が隠してしまうかもしれません」


私「上部構造とは?」
「あなたの時代で武器や兵器を操る人々です」
「支配者の盾であり槍として剣として弓矢として
働く者たちです」

「しかし……いくら隠してもムダです」
「それは動き始めているのです」
「風が吹き、空気が変わっていくでしょう」


私「それがテオティワカン?」
「かつての抵抗者が戻ってくるのです」
「あなた方の目覚めと共に」
「いま動き始めました」
「鼓動を感じてください」
私「ありがとう」


《鼓動を感じろ》と言ったスパローの言葉は私には
芝居じみて聞こえたが、私の左肩の後ろの方、ここからずっと
離れたところで何かが動き出し起き上がろうとしているのを
私ははっきりと感じ、慄然としてしまった。


それは力強くもあり、奇妙に心をざわめかす黒い影の
ように見え、そして何かがやって来ようとしているの
だと私には理解できた。


私「大きな嵐になるのですか?」
「………………………」
スパローは何も答えなかったが、自由の戦士たちの
戦いはおそらく激しいものになるのだ。






《神々の都市、テオティワカン探索レビュー》
スパローで検索してみると、雀とスズメ科に属する
鳥類全般と言う解説や、レイセオン社の空対空ミサイル
やガンダムに似た戦士型ロボットが出てきた。


スパローは呪いのモノリスに封印された自由の戦士だったのだ。

テオティワカンとは《心を開く力を閉じてしまった日》
ということになる。このとき人間は内部宇宙へと通じる
ポータルを閉じ、それによって人類史は覆ってしまったのだ。
テオティワカンは魂を悪魔に売り飛ばし、享楽と快楽
に酔いしれ、それは地球上の人間たち全てに伝染して
いった。


それはそんなに旧い時代のことではなかったようだ。
これから以後、退廃が始まったというわけではなく、
退廃はそれ以前からあり、今もそれ以上にある。


テオティワカン以後、人間は3次元という空間認識を
手に入れたのだ。 それは一見、大きな意識改革に
思える。現代のプレアデス科学はそれを大きな進歩と
呼ぶだろう。しかし実はそれは我々の意識が深く
激しく肉体次元へと降下することを意味していた。
それはあの時代の冬至の日に始まったのだ。


テオティワカンで人類支配者レプティリアンと戦った
抵抗運動の自由の戦士たちがこれから帰ってくる。
彼等にかけられた呪いを解き、闇に閉ざされた地下
から引き出すのは我々の覚醒と気付きによるのだ。
その復活は再びやってくる冬至の日に始まるのかも
しれない


最後までお付き合い頂きありがとうございます。
マサト










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