この度、俳優集団D-BOYSを結成時から牽引してきた柳浩太郎が、D-BOYSを卒業する事になりました。
D-BOYSの象徴と言っても過言ではない、それくらい大きな存在だった柳浩太郎が卒業。
寂しい出来事です。
メチャクチャ仲が良かったかと言えば、そうではない。
歳はだいぶ離れてるけど、喧嘩もした。
ただ、僕がこの第二の人生を歩み始めてから、同じ釜の飯を食ってきた大きな存在。
絶対的な、唯一の存在でした。
それは、きっとみんなも同じ事を言うと思う。
いろんな事があったこの十数年だけど、いま振り返れば本当に笑える想い出ばかりだったと思う。
楽しかったなー、みんなで勢揃いした大運動会。
いっぱい怒られながらも頑張ったなー、D-BOYSの舞台。
僕たちの若い頃の想い出には、いつも柳浩太郎が中心にいたから、振り返る度にいちいち出てくる。
でも想い出って、これからも一緒に作っていけると思うから、楽しいものであるんだけど。
これから一緒に作れないとなると、ちょっと重いものになっちゃうなーって。
残されていく側って、こーゆーの全部背負ってやんなきゃいけないんだなーって。
柳浩太郎の卒業は、本当にそんな事を思わされる。
人生を語れるほど、僕は立派な生き方をしてないけど。
これからも、大した生き方は出来ないだろうけど。
いつか顔を合わせた時は、お互いに今よりも幸せな自分達で在りたいなーと思うの。
僕たちが一緒に作ってきた想い出を、笑いながら語り合いたいなーと思うの。
そんな風にしたいから、今はとにかく。
お互い、目の前の人生をフルに生きよう。
柳浩太郎、本当にお疲れさまでした。
俳優集団D-BOYSが語られる時には、メンバーの心の中には、いつも柳浩太郎がいるので。
あなたの伝説は、僕たち初期メンバーが、ずーっとずーっと語り継いでいきますので。
そこら辺はお任せを。