数楽者のボヤキ・ツブヤキ・ササヤキ-中学 数学 道徳 Mathematics Puzzles-

中学の数学教師が綴る独り言 中学数学,道徳,数学パズル,数学史,和算,Teachers of Mathematicsの話題,小中連携教育,学校行事の様子をデジカメ写真付きで紹介
クラシックカメラ、クラシックレンズで撮影したスナップ写真もほぼ毎日綴っています


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 『

真鍋 和子, 牧野 節子, 吉岡 しげ美, 宮 淑子
20世紀のすてきな女性たち〈1〉歌い演じるよろこび―オードリー・ヘプバーン、三浦環、ビリー・ホリデイ、松尾葉子

』(岩崎書店)には,ほんの30ページ程の量で,オードリー・ヘプバーンの生涯について,小中学生向けに易しく書かれています。

 オードリー・ヘプバーンは,1929年5月4日,ベルギーの首都ブリュッセルに生まれました。5歳でイギリスの寄宿学校に入学し,9歳でバレエを習い始めます。10歳の時,両親の離婚により,母親の母国であるオランダのアルンヘムに移住します。11歳の時には,わざわざ路面電車で通学しながら,バレエに力を入れる毎日を過ごします。同じその年(1940年)には,ナチス・ドイツ軍がオランダを攻撃します。1942年,彼女が13歳の年,叔父といとこがナチス・ドイツ軍に殺されます。屋敷やすべての財産も軍に没収され,地下室での生活を余儀なくされます。1945年(オードリー16歳),ナチス・ドイツ軍総統ヒットラーが自殺し,ようやくオランダは解放されます。そして,まもなく第二次世界大戦が終わります。1948年(19歳),再び母と共にロンドンに移住。そこでは,バレリーナを目指しますが,バレエの先生から,背が高すぎるのでバレリーナには向かないと言われ,断念します。1953年(24歳),映画『ローマの休日』に主演し,一躍大スターになります。その後,「麗しのサブリナ」,「戦争と平和」,「ティファニーで朝食を」,「マイ・フェア・レディ」等,女優を引退するまでに全29作品に主演したそうです。1988年(59歳),ユニセフ親善大使として,エチオピア,トルコ,南アメリカへ旅に出ます。その後もスーダン,バングラディシュ,ペトナムも訪ねます。1992年63歳の時,ソマリアを旅している途中で,ガンを発病します。1993年1月20日,自宅で息子たちに見取られながら,63歳の生涯を閉じたそうです。

オードリーのバレエで鍛えたカモシカのようなしなやかな容姿は,あこがれの的であったのに,少女の頃から,自分の容姿に劣等感を抱いていたのだといいます。女優としての彼女は劣等感があっても,人まねはしようとせず,自分だけにしかないものを大切にしながら,世界の大女優になったそうです。また,ユニセフ親善大使となった彼女は,少女の頃の戦争体験を忘れず,訪問先の子どもたちに『アンネの日記』(ナチス・ドイツの犠牲になった少女の日記)を読み聞かせたそうです。


 読み聞かせをした後の生徒の感想をご紹介します。

「オードリーの『ローマの休日』はみたことあって,すごくきれいな人だなあと思っていました。きっと幸せなんだろうと思っていました。でも,こんなに小さいときに大変な目にあってたなんて知りませんでした。「アンネの日記」は,私も読んだことがあります。すごくかわいそうな話でした。アンネみたいな子たちが他にもたくさんいて,オードリーは自分の体が悪くなっても,そういう子どもを助けたなんてすごいと思いました。すごく強い気持ちを持った人なんだと思いました。」


「『ローマの休日』を初めて見たとき,このアンという女王役はとっても元気で明るい役だな。」と思っていました。こんなにも役になりきれるんだなと思ってみていたけれど,それは「役」ではなく,オードリー自身だったんだなと,いま,思います。それに映画だけでなく,「世界の平和」について,いろいろ考えたり,行動したり・・・。理想の人だと思います。映画のスターはたくさんいるけど,こんなにもいろんな意味でのスターはそうそういないと思っています。」


「自分にとって全く関係の無かった戦争によってすべてを失ってしまったのに,どんなに苦しくても希望だけは失わなかったのはすごいことだと思った。つらい戦争の時代を生き抜いてきたオードリーにとっての平和は簡単だけど,むずかしいものだと思った。」


「女優ですごく有名な人だったから知っていたけれども,こんなに大変な人生を歩んでいたとかすごいことをしていたのは知らなかったし,すごい人だなあと思った。」


「小さい頃からバレリーナになりたかったのに,ダメだと言われても,あきらめなかったのはすごいと思いました。いつも前向きに考えていたし,女優になってもたくさんのことを請け負っていて,がんばる人だなと思いました。親善大使になっても世界の平和を願ったり,戦争を行った国の子どもたちに会いに行ったりして,すごく熱心に仕事をしていたのがすごくかっこいい人だなと思いました。彼女に救われた子どもたちもたくさんいると思います。子どもたちも幸せだったと思います。」


「オードリーヘップバーンは女優としても活躍し,母親としてもしっかりして,そしてユニセフの親善大使になり,いろいろな貧しい国に行き,子どもたちを助けたりしてすごいと思った。」


「オードリーの生き方は,自分を犠牲にして,他の人を助けるということが死んだいまでも(基金が)残っていてすごい。オードリーが自分を犠牲にして人を助けるのは,自分が戦争で苦しい思いをしたからそれを他の人にしないため。」


「この人はすごく有名で,知っていない人はいないくらいの人なのに,実は,すごく壮絶な過去があったんだなあと思った。それでも耐えてきたのはすごい。」


「ユニセフ親善大使になったオードリーは,形だけでなく,ちゃんと貧しい国に行き,子どもたちを励ましたりすることは女優としてでなく,人間としてすばらしい人だと思った。」


「小さい頃に戦争にあって,大人になってから,戦争にあっている子どもたちのところとかに親善大使として行ったりしていて,すごいと思った。やっぱり,戦争を体験しているからこそ,できたことがあるんだなあと思った。病気で死んでいなかったら,もっと多くの子どもたちを助けられたと思う。」


「子どもの頃,戦争で,あんなにつらい生活をしていたのに,自分の夢を叶えるため,子どもの頃からずっとがんばっていたのだなあと思った。大人になると,女優にもなり,そこでも生き生きとしていられるのは,すごいと思う。女優が終わっても,ユニセフの中に入り,自分を貫き通した人だと思った。」


「何にもめげずに,やり遂げるのがすごいと思った。夢を追いかける人は,ヤッパ生き方が違うなぁ~。最後は人々のために,自分の命を削ってまで役に立とうとしていたのがすごい。自分の家で死ねてよかったと思う。」


「オードリーは,昔,バレエをがんばっていたのに,向いていないと言われ,止めてしまい,でも映画に出て,人気になったのはすごいと思います。アフリカに行き,いろんな人の世話や看病などして,自分がガンになっても,自分は後回しにするなんて,すごく勇気のある人だなあと思いました。戦争をして何もいいことはないし,人が一杯死んでしまうから,もう二度と繰り返さないでほしいと思いました。」


オードリー ヘプバーン [TX-1560] [ポスター]
オードリー ヘプバーン [TX-1501] [ポスター]
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