1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2017年07月12日(水)

アリーン・ジルベライシュさんとの演奏会 11月21日

テーマ:インフォメーション
クープランのCDでコンティヌオを弾いていただいたアリーン・ジルベライシュさんが11月に来日されるので、彼女と主人と私で演奏会をすることになりました。

彼女のフランス語を喋るようなチェンバロそして通奏低音の妙義を、ぜひみなさまお聴きいただきたいです。私も彼女との再会をとても楽しみにしています。

{27375C54-C146-40DA-B069-EF80A40200C6}

ちなみに、このチラシの天使の彫刻は、随分前にフィレンツェのお土産物屋さんで買った手作りの木彫です。亡くなったオーボエの本間さんとたまたま行きの飛行機で出会い、仕事のあとフィレンツェで合流して観光しようということになって、一緒に入ったお店、彼が見つけて私たちも買った思い出の品です。

                                  7月17日記
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年06月18日(日)

オリゴでフランス・バロックのフルート音楽 演奏会 & ラビランテ

テーマ:ブログ
故鍋島元子さんの意思を継いだ古楽研究会オリゴが遂に幕を閉じるとのことで、このところ演奏会が多いオリゴ。時代が過ぎていくのを感じざるを得ません。
昨日は、フルートの舟本由美子さんからお誘いいただき、チェンバロの三和睦子さんとともに、フランスのフルート音楽を中心にした演奏会でした。

デュパールの組曲イ長調、ブラヴェのソナタホ短調、オトテールの組曲ホ短調、どれも思い出のたくさんある名曲です。舟本さんのフルートは最近脱サラして晴れて製作家になられた真島清人さんの作だそうで、音色がとてもきれいでした。チェンバロの三和さんはクープランのクラヴサン曲集第3巻から、4つの小品を弾かれました。特に「ティク・トク・ショクまたはオリーブ圧搾機」はピアノでもよく弾かれる曲のようですが、可愛らしく素敵でした。クープランならではのネーミングも面白く興味をそそられます。私はマレのラビランテ(迷宮)を弾きました。プログラムの最後は、トリオの形で書かれたモレルのシャコンヌでした。

梅雨とは思えない湿気の無さで、湿度が低くて助かりましたが、冷房が効いていたこともあり、前半ガンバの低弦の音程がどんどん上がってきたのはちょっと想定外でした。でも良く響いて気持ちの良い空間でした。

{9BD8B3F5-1005-483F-AE47-1E66A79505BB}


今回ガンバソロにラビランテを選んだのは、フランス・バロックのコンサートというと組曲などの小品がどうしても連なるので、少し変化をつけるために楽章の切れ目のない一風変わった描写音楽を入れては、と思ったからです。

ラビランテとは、ヴェルサイユ宮殿の庭にあった、きれいに刈り込んで作られた生垣の迷路のことです。マレは、ユーモアたっぷりにこれを描写しています。意気揚々と迷路に入っていった男が迷いに迷って、壁にぶち当たったり、恐怖に襲われたり、思案にくれたり、引き返したりしながら、遂に出口を見つけ、最後に大喜びでシャコンヌを踊るという内容です。
8分音符のテーマは、最初の正しい道では♯3つのイ長調なのですが、♯4つのホ長調、5つのロ長調、9つの嬰ニ長調!と転調していくことで、同じように見えても実は間違った道を歩む様を表わすという仕掛けです。
嬰ニ長調はエンハーモニックで変ホ長調なので、そこから平行調のハ短調、同主調のハ長調と転調し、下属調のへ長調でまた同じテーマが出てきます。そこで平行調のニ短調に移り、遂に属調のイ長調、つまり正しい道に行き着き、出口が見つかるというわけです。転調が絶妙なので、聴いている人にも迷路に迷い込んでいることを気づかせないマレの作曲の腕とエスプリには脱帽しかありません。

一昨年ウィーンのシェーンブルン宮殿で、ヴェルサイユを模して作られたラビランテ、迷路を見ました。結構背の高い生垣で、ひとりで入るのはちょっと怖くて、この時は真夏だったし、汗と冷や汗でビショビショになりそうだったので、トライしませんでしたが、マレのこの曲を思い出して、外からしばし眺めたのでした。
実際のラビランテを見た印象が強く、その後初めてこの曲を弾きましたが、想像力を働かせながら弾くのは楽しかったな!

                            6月18日記




AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年06月12日(月)

直江津の伯母ちゃん

テーマ:ブログ
先日、母の姉にあたる伯母が97歳で亡くなりました。大往生です。新潟の直江津に住んでいたので、私たち3人の姪は、直江津の伯母ちゃんと呼んでいました。
子供がいなかったので、私たち姪をよく可愛がってくれました。私が結婚したあと引っ越ししたときは、お祝いにとグローブの音楽辞典や主人のために旋盤を買ってくれたりして、本当にありがたかったです。

池坊のお花の先生をしていたのですが、50年来のお弟子さんのSさんがとてもご親切で、伯母との間に強い絆があり、ずっと身の回りのお世話をしてくださいました。最愛の義伯父が亡くなり、その後体調を崩して施設に入ったあとも、毎日のように通って好きなものを届けたりして下さっていたようで、伯母はどんなにか頼りにしていただろうと思います。
母や叔父も高齢なうえ遠く離れて暮らしているのですべてSさん任せ、おまんじゅうはここの店、梅干しはあそこから取り寄せて、などなど一々こだわりがあって、きっと我がままな要求もあったのではと思います。でも、それも「色々教えてもらっていい勉強になりました」と良く解釈して、最後の片付けまで快く全部やって下さっているのです。

昨日、従姉妹2人とお寺にお参りに行ったときも、Sさんご夫妻が車で送り迎えして、懐かしい思い出のある伯母の家にも連れて行って下さいました。葬儀に行けなかった私たちのために写真を下さったので、帰って早速母に見せました。母は懐かしそうに、この方は誰それ、こっちは誰それと言いながら眺めていました。

Sさんのこと母から聞いてはいましたが、初めてお会いして今どきこんなに優しい人情深い方がいらっしゃるんだと、心から感動しました。こういう方が最後まで付き添って下さって、血の繋がっている親族の一人として、感謝の気持ちでいっぱいです。

{19BA32C0-C340-4152-B5D6-EA09BB637F73}
従姉妹たちと懐かしい伯母の家で。
1週間ほど前に極楽入りした伯母、きっと微笑んでくれていることでしょう。




AD
いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)
2017年06月07日(水)

門下生発表会

テーマ:ブログ
今年の発表会、事前のレッスンではとっても心配することもありましたが(≧∀≦)、本番蓋を開けてみれば、皆さんの力演上達ぶりに心が揺さぶられました。何より「ガンバが好き、この曲が好き」という気合いに感動しました。

でも、中には体が堅くなってせっかくの持ち味が出し切れなかった生徒さんもいらして、今後に向けて本番対策、集中してリラックスする術を身に付けてほしいと思いました。という私も何年弾いていてもあがるのは変わらないです。あがっても集中して体を緩めるノウハウを身につけるしかないです。ひとつは、力の入りやすい上半身、肩や胸に逆に一度グッと力を入れ、息を吸って数秒止め、一気に吐く、という方法。操体法の一種ですが、確かに効果あります。

私の中では選曲の際、いつものことながら、生徒さんが弾きたい曲が今の技量に適うものか、人前で弾くのに充分かを見極めるのが難しいです。難曲過ぎると思っても、挑戦することで思いの外上達することもあれば、やはり本人にとってもお客さんにとってもやめておくべきだったと反省することもあります。本人には自信を失う原因になったり、逆に不本意な演奏に慣れっこになったりしかねないし、お客さんにとっては聞き辛い音ばかりを我慢して聞かせることになってしまいます。

生徒さんにどこまで言うのがちょうど良いのか…人間としてのリスペクト、信頼関係を保ちつつ、素晴らしい音楽を実現させるための手を差し伸べる助っ人になれればと、発表会を終わって静かに思いを巡らせています。

今年から発表会で自分の弾く曲の簡単な解説をプログラムに書いてもらうことにしました。それによって作曲家や曲のことを深く知ることができると思うからです。校正には時間がかかりますが、成果を上げることができたので恒例にしようと思います。

発表会の準備や当日の段取りは私一人ではとてもとてもできません。全般的にお世話係りをして下さる米山水浦さんは片腕以上の存在、そして音楽学に従事する力量を生かしてプログラム作りをして下さる砂川巴奈歌さんをはじめ生徒さん全員の協力によって、今回もスムーズに進みました。感謝。

今回は、ガンバそしてチェンバロ以外には歌、リュート、ヴァイオリン、リコーダーの方々がが加わって下さり、また生徒さんの年齢も10代から70代まで、ヴァラエティに富んだ発表会になりました。始めて半年の方から熟達した生徒さんまでレベルも様々。でも、共通しているのは、ガンバへの愛と暖かい思いやりの精神です。私も本当にたくさん得るものがありました。この宝物を大事に来年も続けていきたいです。

さて、来週末17日にはオリゴでトラヴェルソの舟本由美子さん、チェンバロの三和睦子さんとフランス・バロックの演奏会です(詳細はインフォーメーションにあります)。オトテール、ブラヴェ、デュパールなどフルート音楽の有名どころがズラリ。私はマレの「迷宮」を弾きます。これはマレの歌のない喜劇。間違った道を進んでいることに気づかず、突き進んで壁に衝突したり尻餅をついたり思案に暮れたりする主人公、最後はやっと出口が見つかりめでたしめでたし、という内容です。似て非なる道、迷路を、同じ音型でも半音違いの調で巡るというマレのユーモアたっぷりの描写音楽です。ガンバル〜〜

日本もアメリカも内閣が全く信用ならず、北朝鮮にも一触即発の危険をヒシヒシと感じるこんにち、音楽はますます大きな存在です。音楽の世界にエスケープするのではなく、そこで人生の喜びを味わうことで、逆に毅然と現実に立ち向かう勇気も出てくると思うのてす。


発表会プログラム

第1部
1.タイ:6声のイン・ノミネ
パーセル:6声のイン・ノミネ
2.聖歌 サウスウェル
シェンク:ブーレ イ短調
3.オルティス:無伴奏レセルカーダ第2番
ラ・スパーニャによるレセルカーダ第2番
4.オルティス :テノーレによるレセルカーダ第3番 パッサメッゾ・モデルノ
テノーレによるレセルカーダ第4番 ガンバ(フォリーア)
5. モーリー : 移り気、ラメント、サンポーニャ 《9つのファンタジー》より
6. ウォード: 2つのエア  《2本のバス・ヴァイオルのための6つエア》より
7. ロッシ:シンフォニア 第1番 ホ短調
ソナタ12番〈ベルガマスカ〉 ト長調
8. シェンク:ソナタ第1番 ニ長調 《ドナウ河のこだま》より
9. テレマン:ソナタ ホ短調 TWV41 : e5
10. ブクステフーデ: トリオソナタ ト短調 BuxWV 261

第 2 部
1. テレマン:4つのヴァイオリンのための協奏曲第2番 ニ長調 TWV 40:202
2. テレマン:ファンタジー第6番《12のヴィオラ・ダ・ガンバのための無伴奏ファンタジー》より
3. ロック:2つのファンタジーとサラバンド ハ調 《12の二重奏曲》より
4. マレ:組曲 ホ短調(第4巻より)
5. キューネル:パルティータ ニ短調
6. シンプソン:前奏曲とディヴィジョン 変ロ長調
7. テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロと通奏低音のためのトリオソナタ ト長調 TWV 42 : G6
8. ヘンデル:カンタータ《心地良い眠りの中で》

第 3 部
1. ハイドン:2台のバリトンとバスのための12のカッサシオン
2. バッハ:ソナタ 第2番 ニ長調 BWV1028
3. フォルクレ:組曲第4番 ト短調
4. クープラン:ヴィオル組曲 第2番 イ長調
5. キューネル:ソナタ  第7番  ト長調    
6. テレマン:トリオソナタ  ホ長調  TWV : 42E7 

リハーサル風景と打ち上げ
 (写真:西野潤一さん提供)

{F80C0A0F-06CC-4465-B36A-226F56145C4F}
コンソート タイとパーセルのイン・ノミネ

{64C6DEAE-5A7A-421E-9A3F-8C86F01E4FAE}
テレマンの4台のガンバのためのコンチェルト(原曲 4台のヴァイオリン)

{180DF71E-7510-47DB-9C82-D4C52119A268}
ハイドンの2台のバリトンとバスのためのカッサシオン

{02109716-9276-4978-864A-5CBBFBC93F75}

{F519FE10-7520-4BC6-9A16-D8E80081E353}

{5AE83653-8F1C-4B35-87EF-FE49EB17F0A0}

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年06月01日(木)

孫のお守りから解放

テーマ:ブログ
今日息子がヨーロッパから8日ぶりに帰国し、孫のお守りから解放されました。子供はやはり体力のある若い時に育てるもの、結構疲れました。
でも、孫って本当に可愛いし、日毎に成長するのを観察するのはとても面白く、メチャクチャ忙しいけど楽しい1週間でした。

息子は、ドイツのシュトックシュタットという街で行われたリコーダーフェスティバルに出展したのですが、製作家同志の情報交換したり、楽器も結構売れて、収穫が多かったと喜んでいました。2日ほどアムステルダムにも立ち寄り、18歳の天才リコーダー奏者の家で以前納品した楽器の調整をしたり、日本人リコーダー製作家のお宅にお邪魔したり、アムスの街並も歩き回って、とても楽しかったようです。
見せてくれた写真によると、我々が37年前に住んでいた運河べりの建物の様相はほとんど変わらずのようで、懐かしく昔のことを思い出しました。

息子のところは、ママがバリバリの銀行員なので、ウィークデーはパパがほとんど子育てしながらの製作活動です。今回私と孫との距離が近くなれたし保育園の要領もわかったので、私が曜日を決めてもう少し手を貸せるよう、まだまだ時間を有効に使わなくちゃ… と思いました。

                           6月1日記




いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年05月26日(金)

門下生発表会と聖トマス教会

テーマ:ブログ
6月4日日曜日午後2時から近江楽堂でいよいよ恒例の発表会です。門下生の皆さんは、あと1週間に迫り、練習に余念がない日々を過ごされていることでしょう。今年も5時間に及ぶ長丁場です。
このところレッスンしていて感じるのは、ほとんどの方達が自分が発表する曲をどんどん好きになっていることです。日頃の成果を出せるよう、リラックスして集中して素晴らしい音楽を表現していただきたいと思います。
公開ですので、たくさんの方々に聴きに来ていただければ嬉しいです!

私は、ここ数日ウィークデーに孫娘を預かっているため、朝晩は保育園の送り迎え、食事、入浴、寝かしつけに忙しく、昼間はレッスンやリハーサルで、休む暇なし。
息子は今日からドイツのシュトックシュタットという街で行われているリコーダーフェスティバルに平尾リコーダー工房の楽器を出展中ですが、昨日はライプツィヒの聖トマス教会のバッハ像の前からフェイスタイムしてくれて、孫も大喜びでした。「トーマスだって?! トーマスだあぃすき」って4歳児はなんか機関車と勘違いしているようでしたが(笑)  週末はママがいるのでうちに帰り、今晩は久しぶりに静かな夜です。
昼も夜も声を使い過ぎて声が出にくく、咳も出るし、少し喉を休ませなくては…


                                    5月26日記

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年05月12日(金)

平尾雅子 プロフィール

テーマ:プロフィール Biography

平尾雅子 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 京都に生まれる。国立音楽大学楽理科にて故大橋敏成氏にヴィオラ・ダ・ガンバの手ほどきを受ける。同校を卒業後、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムに留学、ジョルディ・サバル氏に師事しディプロマを取得。さらにオランダのハーグ王立音楽院にてヴィーラント・クイケン氏に師事した。在欧中はサバル氏主宰、エスペリオンXX のメンバーとして活動した。帰国後は、長年に渡るディエゴ・オルティスの研究に基づく演奏会や、自らの古典舞踏の経験を生かしルネサンスやバロック舞曲に特化したダンサーとのコラボレーションなど、様々な企画を発表。国内での演奏活動の他、韓国やヨーロッパ各国(イタリア、スイス、フランス、ドイツ、オーストリア、スペイン、オランダ、ポーランド)でも、招待演奏家として、またエスペリオンXXI の客員メンバーとしてコンサートを行う。
 一方CD録音も数多く手がけ、コジマ録音(ALM)よりマラン・マレの横顔 I~V(全盤レコード芸術誌特選盤。IVは第45回レコード芸術アカデミー賞 [音楽史部門] 受賞)、J.S. バッハ、ヴィオラ・ダ・ガンバソナタ全3曲他ディエゴ・オルティス、ルネサンス装飾の粋、レセルカーダ集&典礼曲集(同誌および朝日新聞特選盤)、フランソワ・クープラン ヴィオルのための音楽》(2017年1月新発売、同誌特選盤)、マイスターミュージックより《ダニューブ河のこだま》(同誌特選盤)、王のパヴァーヌ》等多数リリースされている。アルテスパブリッシングよりD.オルティス著『変奏論』(1553)の解説付き邦訳、またドイツのEdition Offenburgより楽譜『Recercate by Diego Ortiz』出版されている
国立音楽大学、京都市立芸術大学非常勤講師。富山古楽協会セミナー講師。

Masako Hirao
Following her graduation from the Kunitachi College of Music (bachelor’s degree in musicology) in Tokyo, Kyoto native Masako Hirao went to study with Jordi Savall at the Schola Cantorum Basiliensis in Switzerland, and was awarded a diploma. She subsequently furthered her studies with Wieland Kuijken at the the Royal Cinservatory of the Hague in the Netherlands.  While in Europe, Masako was an active member of Hesperion XX. Since returning to Japan, Masako has initiated numerous projects, such as concerts based on research into Diego Ortiz, and collaborations with specialists in Renaissance and Baroque dances, in programs devised based on her own experience of historical dances. In addition to her performances in Japan, Masako has been invited to perform in Korea and all over Europe (Italy, Switzerland, France, Germany, Austria, Spain, the Netherlands, Poland) as a soloist or a guest member of Hesperion XXI.   

discography:

[ALM Records] Tokyo
A five-volume “Profile of Marin Marais”
specially selected by the Record Geijutsu music magazine
Volume 4 was awarded the 45th Record Academy Award (in the Music History category)

A complete set of the three sonatas for Harpsichord and Viola da Gamba by J.S. Bach etc.

Diego Ortiz - Elegancia de Ornamentación en Renacimiento – Recercadas y Música Litúrgica
highly recommended by the Record Geijutsu and various newspapers

  

François Couperin - Musiques pour la Viole
specially selected by Record Geijutsu

[Meister music] Tokyo
L'echo du Danube
specially selected by Record Geijutsu 

La Paduana del Re


bibliography:

[Artes Publishing] Tokyo
A japanese translation of “Trattado de Glosas” (1553 Roma) by Diego Ortiz

[Edition Offenburg] Offenburg
Recercate by Diego Ortiz

Masako teaches at Kunitachi College of Music in Tokyo and at Kyoto City University of Arts. 




いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年05月10日(水)

フランソワ・クープラン 趣味の融合への道筋

テーマ:ブログ
おととい近江楽堂でヴァイオリンの天野寿彦さんオーガナイズの演奏会「フランソワ・クープラン 趣味の融合への道筋」がありました。共演したのは、ヴァイオリンの堀内由紀さん、ガンバの福澤宏さん、チェンバロの水永牧子さんと私。

クープランは色々な曲を弾いてきましたが、今回私が弾いた曲目は半分以上初めてでした。とりわけ最後に演奏した「スルタン」はヴァイオリン2、ガンバ2、チェンバロという珍しい編成です。当時のフランス人から見たエキゾチックな東洋、イスラムの太った?王様をイメージしたような冒頭は、ガンバ2本とコンティヌオで重厚に始まり、その後高慢でちょっと滑稽な曲調やメランコリーな旋律も出てきて、歌のないオペラのように場面が移り変わり想像力をかき立てます。ガンバ2本でブンブンと鳴る長いユニゾンの部分なんか、普通のクープランの曲にはあり得ないアイデアです(笑)
天野さんからスルタンやりませんかと言われて以来、楽しみにしていましたが、想像を超える傑作でした。

他には、いくつかのトリオソナタ(「諸国の人々」の冒頭のトリオソナタなど)を、福澤さんと私が交替でコンティヌオガンバを担当しました。「威厳」という名のついたソナタは、コレッリそっくりの八分音符の連続によるバスで厳かに始まり、クープランのコレッリへのリスペクトがはっきりと見て取れる作品です。それでもあちこちにおフランスのエレガンスの香りがプンプン漂います…

コンセールからは、9番と10番を演奏しました。9番は「愛の肖像」と名付けられた名曲です。最初のLe Charmeは、水永さんのチェンバロソロで始め、二回目に合奏(コンセール)の形で演奏しました。以前田園バロックのコンサートでもやったように、この楽章とクーラントのLes Gracesと終曲のMenuet,L'et Cetraは第2ヴァイオリンの声部を作曲して対旋律を加えてみました。それ以外は、イタリア風の痛快かつ闊達なヴァイオリンソロ曲、ガンバソロで装飾をたっぷり入れたサラバンド、チェンバロなしでヴァイオリンとガンバだけで甘いLa Douceur というふうに、個性豊かな楽章を色々な組み合わせで試みました。
コンセール10番は、高音楽器と通奏低音のために書かれた楽章の合間に、なぜかガンバ2本のためのPlainte(嘆き)が挿入されており、そのためかあまり演奏されない曲です。今回はちょうどガンバが2人いるので、この曲を取り上げることができました。本番で弾いたのは私も初めてでした。最終楽章のLa Tromba はラッパを意味し、今回のために通奏低音のガンバパートを2つに分ける形でもう1声部増やし、 ヴァイオリンと2台のガンバとチェンバロ用に編曲して賑やかなフィナーレにしました。クープランの音楽を損なうことのないよう細心の注意をはらいながら…(大汗)

実はこの5人のメンバーで演奏したのは初めてだったのですが、最初から忌憚のない意見が交換できるリハーサルができてとても楽しかったです。バンマス天野さんをはじめ共感できる素敵な演奏家達とご一緒できて幸せでした。

リハーサル初日、堀内由紀さんの誕生日&結婚をみんなでお祝いしました。

{B22A9D0D-26EB-416E-BBED-9F9B0DD45241}

ちなみに、偶然写っている左の鎧兜は、92年前に父が生まれた時祖父が買ったもので、だいぶ褪せてはいますが、本物と同じように精巧に作られています。広島から疎開していて原爆を逃れた我が家の宝物の一つです。

{39723895-AA24-43BD-90B0-D7B05C162DA2}

{10C0DE6A-9888-4DEA-A2DC-1E92534EDDD9}
今回の近江楽堂の演奏会は、間際になって予約をたくさんいただき、最終的には120席に。大入り袋が出されました。50円入ってました!

{5F115A55-144D-4BA9-AF9E-FFA43A89A340}

打ち上げ…天野さんのアメリカ時代の高校の先生たち、お客さんの蘆野さん、福澤夫人詩子さんも!

                                     5月10日記
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年04月23日(日)

第49回 ウィークエンドコンサート in 田園都市

テーマ:ブログ
昨日は一年ぶりの田園バロックの演奏会でした。
バロックチェロの名手、山本徹さんをお迎えして、ドイツの室内楽を演奏しました。

前半は、ファッシュの2声のカノンによるトリオ、バッハの無伴奏チェロ組曲、リコーダー(原曲フルート)ソナタホ長調。ファッシュはリコーダーがへ長調、チェロが4度違いのハ長調というとても珍しいカノンで、聴いている人にはそうでもないようですが、弾いている奏者たちにはなんとも風変わり、通奏低音は辻褄合わせの和音で自然とは言い難い進行の連続。よくもこんな曲が作れたなぁ、というのが奏者の感想です。
次はご存知、チェロ組曲の第1番、さすがにふくよかで柔らかく無駄のない素敵な演奏でした。お人柄そのもの!
続いて、リコーダーによるソナタ、躍動的なコンティヌオに支えられてリコーダーもきらきらと嬉しそうでした!
後半は、17世紀の作品を2曲。最初の曲はフローベルガーのブランロシュ氏に捧げる追悼曲でしたが、階段から落ちて亡くなった氏を表す下降音階で終わります。なんとも気の毒な最期ですが、チェンバロの特長を生かした美しい曲です。
もう一曲は、シェンクのガンバソナタ。チェロによるオブリガード旋律付き通奏低音で、同じ低弦でも全然音色の異なる二つの楽器の聴き比べができて良かったです!貴婦人と若者、と例えられたガンバとチェロ、何だか奏者にも重なる??いえ、衣装姿の見かけだけです!(爆)
最後は、テレマンのリコーダーとガンバのトリオイ短調で、一曲目と交代してチェロがコンティヌオに回りました。第4楽章フィナーレはお祭り騒ぎで賑やかな終演でした。

思えば、主人山岡重治、下山真理子さん、私という田園都市線沿線に住む3人の古楽器奏者がヨーロッパの街で聴くような地域型ウィークエンドコンサートを立ち上げようと1990年に始動し、留学から帰国した本村睦幸さんが途中から加わって、49回まできた田園バロック。色んな試練がありましたが、まぁ〜よく続いたなぁ〜と思います!さぁ、次はついに50回…何ができるか、思案中です。

                                     4月23日記
{35FA1686-2522-49DA-BFF3-74D676D532BB}

{B11FD909-42CB-4DFD-94D1-B8F507A701A5}


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年04月20日(木)

フィギュアスケート 国別対抗戦 観戦

テーマ:ブログ
今日、初めてフィギュアスケートの試合を生で観戦して来ました!代々木で行われた国別対抗戦のアイスダンス、女子シングル、男子シングルのショートプログラムです。フィギュアスケートに詳しいチェンバロの副嶋恭子さんに誘われて。
会場は思ったよりも寒くなく、リンクから10段目の観やすい席で、堪能することができました。音量が大きいのには驚きましたが、日本の観客はどの国の選手にも暖かい応援をするので、外国の選手にとってアウェイのやりにくさはきっとないだろうと思いました。素晴らしい観客に混じって私も時々スタンディングオーベーションに参加しました。

男子シングルで何と言っても素晴らしかったのは宇野昌磨くん。彼の持つ魅力的な雰囲気と美しい姿勢に釘付け。羽生結弦くんは世界選手権の失敗を意識しすぎたか精神的に集中できなかったのか、7位というとても残念な結果でした。でも女子の三原、樋口両選手が点数を稼ぎ、1日目の結果は日本が一位でした!

今日一番印象に残った外国選手はやはりメドヴェーデワ。色気があって技術もしっかりしていて妖精のよう。言うことなしです。ネイサン・チェンもキリッとして素晴らしかった。またジェイソン・ブラウンが愛嬌がたっぷりでとっても素敵でした!パトリック・チャンはあまり調子良くなかったみたいで残念でした。

フィギュアスケートは集中とリラックスが肝心なんだと思います。演奏とまったく同じ。

{B59856DE-6191-44AB-BF21-B6B6A25D5FBE}

{1613D4B7-2702-4885-A6D7-B0665ECF8A31}

                                      4月20日記


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。