おもてなしは楽じゃない・・・

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茶道を習い始めて、わたしにとっての一番のイベントといえば、初釜という、年明けのお茶会(茶事、というそうです)です。
 
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この日は、お客様が到着する何時間も(私は3時間、先輩方はもっと早かった・・・)前から、
フランスでいえばフルコース、このうえない程のフルコースである懐石料理を、家元の奥様と用意する。
その献立が、すごい。
まず、お客様が到着したら、香煎(こうせん)といって、迎湯をしします。
白湯に松の実と昆布を少し・・・↓IMG_20170208_141937539.jpg
 
 
 
 
 
そこからは、最初に一口程の白いご飯に、汁物、向付に昆布〆、
 
 
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煮物碗に焼き物、また汁物、炊き合わせの強肴、
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まだ終わらないで、酢の物、
 
そして小さいお吸い物の箸洗い、お酒に、それに合わせる海の食べ物と山の食べ物、
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(あぁ、写真が縦横の直し方がわからない・・・ごめんなさい)
といって八寸が出て、もうお腹一杯でお茶なんか入らないんじゃないかと思うけれど、まだまだ終わらない、最後にお漬物が出て、IMG_20170208_141940913.jpg
 
 
 
少し焦げたご飯に湯づけでいただいてやっと、終わり。
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そして、その後に、お菓子が出て
 
 
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薄い抹茶と!濃い抹茶を!頂く、という、ネバーエンディングな時間ですハート
と、こうして書いていると、いかにご馳走を沢山、頂いた日か、という羅列になりそうなものだけれど、裏の水屋では、一度に15品以上を用意するのだから、それはそれは戦争のようになっています。
あれ、茶道って、もっとふわ~ってゆっくりしてるものかと思っていた・・・のは・・・遠い昔。
もてなす側は、大変なのでした。時、すでに遅し・・・。
それでも今回の初釜では家元に少しづつ他の準備も教えていただいた。
茶室に入る前に塵穴といって、(ゴミ箱としての)穴があるのだけれど、その季節の折れ枝や落葉を穴のサイズに合わせてカットして入れておくようで、今まではそんなことを誰かが準備をしていたのかと驚く。
今までは、お茶の点前をして、茶道を勉強した気になっていた・・・ガーン
 
お茶の世界は、茶室の作りも、料理も香りも、花も、絵も、すべてを美しく、心を尽くして、その日に迎える人のために作る空間、それをまとめた芸術といえる・・・。
勉強するべき!ということを数え上がればきりがないのだけれど、それも、また1年、その次もまた1年、と続けてみようとも思う。
 
この日は、私にとって初めての炭点前でした。
お茶を点てる時間に、ちょうど炭に火がついて釜の湯が熱くなるように、良い塩梅に炭を置けるか、という、楽しみがまた増えた。(↓しめしめ、と思っているわけではありません)
 
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今までは、誰かがお湯を熱くなるように準備をして下さっていた訳で。当たり前のように、お茶を点てていたけれど、周りが如何に見えていなかったか、ということか・・・。そんな事って一杯あるよなぁ、と、自分を顧みてしまう。
 
今年は、そろそろ、そんなことにも神経が行き届くような大人になっていかないとですね。
 
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日本茶アンバサダーhttp://www.nihoncha.org/の満木葉子さんと(^^♪