2014年4月に奈良県広域消防組合が発足してから3年が経ちました。奈良県には13の消防本部がありましたが、これを県一つの消防本部に統合する計画でした。しかし奈良市と生駒市がこの広域協議から離脱しましたので11の消防本部が一つになったことになります。段階的な広域化なので完了しているわけではありませんが、広域化したところでは職員の多忙化に拍車がかかり、必要な事業がカットされるという事態が起きています。

 北葛城郡上牧町は広域化の前は西和消防組合に入っていました。ここで33年間続けてきた「一人暮らしの高齢者宅への防火訪問」活動を今年3月末で打ち切りました。上牧町の東議員がこの問題を議会で取り上げています。

 広域化により、それまでの管轄を越えて出動しなくてはならなくなり、業務が非常に忙しくなった、統合によって防火訪問の業務をする時間がなくなり、打ち切るとのことです。

 しかし上牧町では過去においてストーブをつけたまま寝てしまい、火事でお年寄りがなくなるという痛ましい火災が起こっただけに防火訪問は必要な事業でした。

 奈良市は4年間の広域化協議の末、2012年1月に離脱を表明しました。私は奈良市が離脱するまでの間、本会議などで8回この問題を取り上げ、奈良市は広域化に参加すべきではないと言い続けてきました。火事や救急出動など一刻を争う消防業務では地域の地理や交通事情などに精通した職員の的確な判断が何より必要だからです。県一つの消防本部では、この役割が大きく後退します。管轄30万人程度までの広域化は必要かも知れませんが、県一つというのはあまりにも広域です。自治体消防として地域に責任を持ち、いざというときには相互支援するというのが、住民の生命と財産を守る上で一番ベストなあり方だと思います。

 

先週金曜日は奈良市で災害時、第一次避難所と指定されている内、大安寺西小学校、済美南小学校の2か所を地域の方と一緒に訪問し、校長先生からお話を伺いました。地域の自主防災活動が活発でそれぞれ連携をしながら進めているとのことでした。また学校として災害時に児童生徒の避難と安全確保を最優先に考え、必要な訓練していることもよくわかりました。、

 しかし教育施設を避難所として活用するわけですから様々な課題もあります。

  奈良市は今年度予算で避難所に指定されている小中学校体育館のトイレ改修予算11校分8450万円を計上しましたが、まだまだ足りません。和式トイレしかない体育館も多く、今後の課題です。

 体育館の構造も問題で済美南小では大雨のとき、雨音がひどく話声が聞こえない、避難されても眠れないのではないかとおっしゃっていました。

 防災倉庫も見せていただきました。水がないこと、賞味期限切れのものがあったこと、何より毛布も600枚(だいたいどこも同じ枚数)しかないなど、大規模災害の場合は備蓄品の絶対数が足りないと思いました。

また避難所に市の職員2人が必ず配置されていますが、学校側との連絡などはあまり取れれていないと感じました。

 

団の同僚議員も訪問しており、まとめて申し入れする予定です。

 

 

                  

毎年恒例のさほがわ後援会の花見を行いました。いつもは日曜日でしたが、あまりにも花見客が多く、場所取りも大変なので、今年はウィークデーにしようと、6日に行いました。佐保川と菩提川の合流地点で両方の桜並木が迫るように見え、絶景スポットです。結婚式を控えたと思われる花嫁さんが純白のウェディングドレス姿で桜並木を訪れ、撮影していました。多分、結婚式で使うのでしょう。

 花見には、衆院1区予定候補の井上良子さん、山村さちほ県会議員も参加しました。今年は開花が遅く、花見ができるか、気をもみましたが、ここ2日~3日の暖かさで一気に咲き始めましたが、それでも五分咲きぐらいです。

 

 

25日、26日の土日はフル回転でがんばりました。

 

 3月25日(土)の夕刻、近鉄奈良駅の行基さんの噴水前の広場で森友問題で市議団の同僚議員そろいぶみで緊急の駅頭演説を行いました。証人喚問、参院予算委員会での質疑でますます疑惑が広がってきました。籠池氏の証人喚問で名前の挙がった、安倍首相夫人等は証言を否定していますが、うそを言えば罪に問われる場での証言と、「土俵外」での言い訳のどちらが、信ぴょう性があるのかは明らかです。私の演説が終わった後お年寄りが千円の募金を共産党にしてくださいました。お聞きすると、99歳の女性で、奄美大島から娘さんのいる奈良市に来たとのことです。

 午後6時からは共産党奈良市議団主催で防災学習会を行いました。参加者は56人で文化会館の多目的ホールいっぱいの盛況でした。講師は防災士の小林秀穂氏で「災害は備えた分だけ憂いなし」というメッセージが印象的でした。今後、市議団としても避難所の備蓄が十分かどうかなどのチェック活動を行うことを確認しました

 

 26日の日曜日午前中は共産党奈良県委員会の大型宣伝カーで5か所ほどで訴えました。(写真)北和団地では私の演説が終わった後、「がんばって」と励ましてくださいました。

 午後は共産党大安寺支部の集会で市政報告をしたあと、くらしの要求アンケートの返送があったお宅を北野さんと一緒に訪問しました。

 交通事故で手足に障害ができ、一人で車椅子生活を送っている方でした。手足の筋力を保持するためにヘルパーさんに頼らず、家事、買い物、通院をすべて自力でされていました。新大宮駅の踏切で車いすの車輪がレールに挟まり身動きが取れなくなり、電車が近づき、死ぬかもしれないと一瞬覚悟したそうです。それを見た男性がとっさの判断で救出してくれたので九死に一生を得たとのことです。移動も命がけです。家の中でぎっくり腰となり、24時間、1ミリも動けないこともあったと言っておられました。必要な支援を行っていきたいと思います。

 

JR奈良駅でも早朝宣伝

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3月議会のさなかですが、早朝宣伝は毎週続けています。新大宮駅は初当選以来14年間毎週しており、地域を訪問していても、「駅に立っておられますね」とよく声をかけていただきます。3月からはJR奈良駅でも火曜日に宣伝し始めています。早朝宣伝の日は4時ぐらいに起き、一般紙と赤旗に目を通し、演説ポイントをメモしておきます。

 

ところで必死さが人の心を動かすことを実感しました。私事で恐縮ですが娘のことです。彼女は九州でパン職人として働いています。ベーカリーのワールドカップともいえる大会が4年に一度パリで行われています。2月に大阪で日本代表の最終選考会があり、半日だけ見学してきました。

1次から3次までの選考を経て最終選考に残ったのは6人だけでした。パリに行けるのは1人だけ。残念ながら娘はワールドカップ出場とはなりませんでした。しかし大阪で行われた最終選考の大会では朝7時から午後3時まで片時も休むことなくパンを作り続け、作業が完了したのは5分前でした。その必死の姿、時間内に終わるのか、ハラハラしながらに見ているこちらまで胸が熱くなりました。

 3月17日(金)に行われた市議会予算審査特別委員会は市長提案の来年度予算案を反対多数で否決しました。22日に行われる本会議では予算可決の見通しがないことから、市長が予算を取り下げるという異例の事態となりました。3月中に修正して再提案すると思われます。観光に特化した予算、異常な職員減らし、民間委託と非正規雇用の拡大がいたるところで矛盾を広げ、与野党ともに市長への対決姿勢が強まってきていることが否決の背景にあります。
ところで3月議会では私は高畑裁判所跡地の高級ホテル建設問題と東部地域の水道民営化問題に絞って質問しました。特に県事業のホテル建設問題では、県は奈良市をほとんど関与させない立場でしたが、質問で奈良市の開発指導要綱を適用するとの答弁を引き出すことができました。これでホテル事業者は近隣住民との協議をしなくてはなりません。
かつては苦難を解決するため条例改正を提起したこともあります。市営住宅の入居や名義承継には連帯保証人を立てなければなりませんが、どうしても立てられないという相談を受けました。こうしたケースを救済する規定が他市にはあるのに奈良市にはないと質問し、これが市営住宅条例の改正につながり、これまで9人の方が救われています。
3月議会が終われば選挙まで3か月。これからも市民の苦難解決、市政改革に全力で頑張ります。
 

奈良公園シンポに参加

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 2月25日(土)の午後、県文化会館会議室で、奈良公園の値打ちを語ろうシンポが開かれました。参加者は100人を越え、関心の高さを示しました。

奈良県が浮見堂の南にある裁判所跡地に高級リゾートホテルを建てる計画を急ピッチで進めていることから企画されたものです。

 名勝奈良公園、歴史的風土特別保存地区、市街化調整区域、春日山風致地区第1種風致地区という4つもの法的規制があり、通常、建物は絶対に建てられない地域です。民間の業者が県や市の都市計画部局の門を叩いて、ここにホテルを建てたいと言っても、門前払いされる案件です。ところが奈良県はここを奈良公園に編入し、公園利用者の便益施設としての宿泊施設として高級ホテルを建てようというのです。

 法的規制で建てられないものを、便益施設と言って法規制を逃れようとするものであり、許されません。これを許したら、また便益施設とさえ言えば奈良公園内に何でもできることになります。実際、奈良県は県庁東側の登大路駐車場をつぶして大型観光施設をつくる工事をしています。これも公園の便益施設が言い分です。

 便益施設と言えば例えばコンビニも可能かも知れません。県庁の一角に今あるコンビニは市街化調整区域のコンビニ基準を満たしておらず、違法な出店です。そこで持ち出したのが県庁職員の福利厚生施設」という言い分です。しかしいくら福利厚生といっても仕事中の職員にお酒を売るのはおかしいですね。しかし仮にこれを今建設中の建物に移したら公園の便益施設となり、誰からも文句が言えなくなります。

 奈良公園の価値を損なうような開発を行うのではなく、今ある価値を守り活かす対策こそ求められます。 知事は奈良公園を世界一の公園にすると言っているそうですが、しなくてもすでに奈良公園は世界一の公園と言っても過言ではないくらい素晴らしい公園です。

 印象的だったのは、40年間、毎日1時間半、奈良公園を散歩されている方が、「駐車場でないところに多くの車が止められるようになり、大変心を痛めている。これから公園が壊されようとしているのではなく、もうすでに公園壊しが行われている」との発言でした。

 間もなく3月定例会が始まり、本会議で一般質問する予定です。この問題も取り上げます。

 

今日は奈良市で進められている幼稚園と保育園の再編統合の計画の凍結を求める署名の提出と意見交換が行われ、私も含め、市議団7人全員が同席しました。署名に取り組んできたのは「奈良市の保育と教育の充実を求める会」で、この日は第1次分として1350筆の署名を提出しました。

参加者から「すでに実施されてたところの状況から市は認定こども園についてどのような課題があると認識しているのか具体的に教えてほしい」と答えを求めましたが、市からは明確な問題認識は示されませんでした。都跡認定こども園に3歳児を預けているお母さんからは「ここは3歳児からしか受け入れないので、今、このおなかにいる子どもは入れない、2つの施設に分かれて入れなければならない」、

 「近所の幼稚園がなくなるといううわさで私立の幼稚園を希望する人が増え、入れない状況がある。」など深刻な実態が語られました。

 幼稚園児は減少、保育園希望は増加という状況が広がっているからといって、機能が違うものを一つの施設の中で行うことの矛盾があちこちで起きていると思いました。

新斎苑建設にむけて重要な手続きの一つである公聴会が昨日市役所6階で行われ、私も傍聴してきました。これは奈良国際文化観光都市建設審議会での決定に向け、必ず行っておかなければならない手続きです。市長、副市長、都市整備部の職員が公述人の意見に耳を傾けていました。賛成の立場、反対の立場、それぞれの立場で意見表明がありました。

奈良市は月ヶ瀬・都祁・東部の3地域の上下水道民営化をすすめようとしています。

料金収入が3地域合計でも年間3億円しかないのに今後、資産調査だけでも1億円もかけ、何が何でも民営化しようとしています。民営化しても厳しい経営が予想されるのになぜ民営化するのでしょうか。そのねらいは水源確保から家庭の蛇口まで一貫して管理・運営したことのない民間に東部地域を実験台として経験を積ませ,事業を拡大することにあります。市は「他自治体への参考事例となり、波及効果が期待できる」と言っています。

しかし世界は公営化が流れとなっています。フランス・パリ市では民営化したものの料金が2倍になるなど市民の批判が高まり、2010年に再び公営に戻しました。共産党山下参議院議員が国会で明らかにしたように、世界的にみると水道水への異物混入や汚濁で、この15年間に235事業体が公営に戻しています。

市東部3地域の水道も企業局職員らの献身的な努力によって支えられています。ある職員はこの地域の水道事故に備えて、寝る時も枕元に携帯を置き、10数年間家族旅行も我慢して、命の水を支えています。利潤追求を目的とする民間に公共財である水道を扱わせるのはなじみません。