MTB ワイルドでいこうぜっ!

29erの大きいホイールから広がる大きな楽しみ!!


テーマ:
MTBイベント回想録NO.1

SDA王滝 2015 秋

早朝3時半、ワタクシはとある場所でテント泊しておしました。
ここでテント泊している人はみんなイベントの参加者です。

カァアァアァアァー

この音で起床。
なんの音か?
ローラー台の音です。早朝3時半にローラーでアップする輩がいるのである。
本気度がハンパない。
うるせぇなーと思った自分はどこかロングライドイベントのノリだった。
しかし、これはレースイベントなのだ!
サッサとテントなどを片づけ、暗い中で準備。
4時半に当日受付を済ませ、レース前恒例のコンビニパスタ2つ食い。
これで1000kcloゲット!

5時半に車検。
今回はシングルスピード100kmというカテゴリーにエントリーしているので、ちゃんとシングルギヤなのかチェックされる。
ここでSSWC組と合流。
スタートを待つ。
一般のカテゴリーの選手からシングルスピードのバイクについて色々聞かれる。
毎回恒例である。ワタクシはオートマですからと言うようにしている。

スタートはギヤードが行ってから最後にスタートなのである。
なぜかどのイベントもシングルスピードは最後のスタートである。
なんでだろう?

スタート直後、ギヤードの遅いの集団を抜くべくコマネズミのように鬼ケイデンスで上がっていく。
しばらくは舗装道。山道を登っていく。集落では住民の方々が声援を送ってくれている。
右端、左端、真ん中とスペースを見つけては入っていく。
天気は曇り。朝露で若干ウェット。雨は降っていない。

つづら折りを抜けると未舗装路に突入。
なるほど~
こういうことか。
王滝というとパンク。これが代名詞のようなイベントなのだが、訳がわかった。
落ちている岩や石が皆尖っている。まるでナイフの様だ。
やたらと路肩に入ったりすると草に隠れた石にやられそうだ。
さっそく路肩でパンク修理する選手が出てくる。
いきなりかよ...
なに!?
ふつうにジープロードの路面にもナイフのような岩が出てきた。
イヤだなぁ。ジープロードなのに狭いシングルトラックを走っているようだ。
次々とパンク犠牲者が現れる。
パンクはイヤだなぁっといつもよりも慎重に走るラインを選ぶ。
岩を回避しながら落ちてくるギヤード選手をパスしつつはじめの約10kmの登りを進んでいく。

さて、今回のワタクシのバイクの仕様は
NINRE AIR9改シングルスピード仕様。
ギヤは32×23
軽い車体に大きいコグ。つまり登り重視な仕様。

慎重に進んでいるのでヒルクライムレースのようなスピードは出てない。
したがって体力的にはきつくない。

約10kmで下り。
いつものようにスタタタと下れれば気持ち良いのだが、いかんせんナイフのような石や岩がゴロゴロしている。
もちろん下りを攻めた選手が路肩でパンク修理をしている。
なんてことない下りも慎重でラインを見なくちゃいけない。
身体よりも精神的に疲れる。
そうこうしてたら同志のアンディーさんに抜かれる。
やっぱ上手いなぁ~。
ここから下って、登ってを繰り返すセクションに。
岩場を走ったり川を渡ったりとアドヴェンチャー感満点。
登りではアンディーさんを抜いて行ける。
けど下りでまた抜かれる。
このやりとりで第1関門通過。
ここから先は下り基調。
アンディーさんの姿がみるみる小さくなって完全にチギラレテてしまう。
そのあとすぐにとんでもなく速いSS選手に「あと4人!!!!」と言われて抜かれてしまう。
あまりに速くて反応できず。っということはただいま6位だ。

大きな湖が出てくる。
良い景色だ!しかし、この50km地点はある意味地獄だ。
ちょっと下り基調の平坦。
完全登り仕様の自分には最悪なセクションである。
スピードがでない!さっき抜いて行ったギヤードがものすごい勢いで襲いかかってくる。
ジープロードの左側はガレ場。右側は土。
したがってパンクのリスクがあるガレ場を走らなければならない。
ちきしょう!!

そろそろ無限坂セクション。
約20kmの超ロングヒルクライム。
ガッツリ登ってちょっと下ってまたガッツリ登るを永遠くりかえすのである。
もうアンディーさんには追い付かないだろう。
焦って無駄に体力使うのは適当でない。
確実に登って距離を稼ごう。
さっき恐ろしい勢いで抜いて行ったギヤードが落ちてくる落ちてくる。
ここからはガレ場であることは一緒だが、最初のナイフエリアよりはだいぶマシな路面である。
走るライン選択が豊富だと気持ち的にも楽だ。
落ちてくるギヤードを処理してるなか下から緑色のジャージが上がってきた。
後輪あたりを見ると、シングルだ!
やばい!追いつかれたのだ!
一度ぬかれたが何とか抜き返した。
ヒルクライムはなんとしても抜かれるわけにはいかない!
ラインが狭い区間で遅いギヤードを無理やり抜いて通せんぼ作戦。
そしてまた追いついてきたら加速して相手の心もチギってやる作戦。
よし、うまくいった!後ろみても姿が見えない!チギってやった!
60km通過。

フラ...

なんだ!?一瞬寒気と目まいがした。
あぶない!立ち止まってパワージェルで補給。
今回は20kmおきにジェルを補給することにしている。

あぶなかった。半分過ぎてるとはいえまだ40kmもある。
それにしても長い登りだな。
ちなみに景色は絶景である。眼下に先ほどの湖。木曽の山々が見渡せる。
天気も良くなり澄み切った青空が広がって山岳の緑、岩肌の赤を際立たせている。
サイクリングなら写真とりながらコーヒーブレイクしたいところだ。
標高も1500Mを超えて高い木々もなくなってきた。
スゴイとこを走ってるというのは実感できている。景色は最高だ。
しかし、これはレース。後ろから追われている状況下で景色を眺める余裕はない。
前代未聞の超長距離のヒルクライム。
さすがのワタクシもイッパイになってきてる。
70km地点でくだりに。路面の起伏でジャンプができるのが楽しい。
ナイフのような石が少ないので思いっきり下る。

第2関門はしらないうちに通過していて、80km地点の第3関門を通過。
たのむから激坂は勘弁してくれ。もういっぱいだ。
と思っているとこで激坂。
まじか!?距離もある。もうだめだ!
そこにチギッたはずの緑色の選手が、
「おまたせ」
すかさず抜いて行く。やばい登りで反応できない。
どんどん姿が小さくなっていく。
登れない。加速しない。できない。
気力は尽きた。あとは機械のように身体がバイクを動かしている状態に。
正直なところここからゴール手前まであまり覚えていない。
ゴール手前
「選手がやってきました!あの漕ぎ方はシングルか?」
の実況アナウンス。
やっとゴール!

全てを使い果たして抜け殻でラスト数十キロ走ってきた。
完走したこと達成感より、自分自身への敗北感でいっぱいだった。
ちなみにタイムは6時間26分47秒でした。
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