2007年12月18日

Windowsでの静的Route設定の仕方(覚書)

テーマ:サーバ管理日記
Windows2000で、複数のルーターが存在するLAN上から、接続先のIPアドレスに応じて経路(route)を変える場合のお話。

#接続先に応じて、VPNを経由させるのか、インターネットに出て行くのか。
#その場合に出口(ルータ)が複数あって目的に応じて振り分けたい、なんていう場合です。

コントロールパネルのネットワーク>TCP/IPのプロパティでは、どこにも設定できそうな部分が見当たらないが、cmd(コマンドプロンプト)からrouteコマンドを実行して経路を追加することができる。

しかし普通に、cmdから
> route add 111.222.333.444 mask 255.255.255.0 192.168.1.254
としただけでは、一時的なroute追加であってWindowsを再起動すると、この経路(route)はきえてしまう。

そこでPersistent routeとして設定する場合は以下のようにする。
> route -p add 111.222.333.444 mask 255.255.255.0 192.168.1.254

単純に -p オプションをつけるだけでよい。これでPersistent Routeとして設定される。
設定されたことの確認は、
> route print
を実行することで確認できる。

※通常のroute表示の下に"Persistent Route"の表示が追加される。

よくみたら、routeコマンドのHELPメッセージに記載がありました。

ところで、Windows PCでネットワークカードを複数挿し、ネットワークカード間でルーティングを行う(IPルータになる)場合、Server系のWindowsであれば「ルーティングとリモート アクセス」サービスを利用すればよいが、WindowsXPやWindows2000 Pro等のクライアント系OSではこの手は使えない。

クライアントOSでは、サービスをインストールする代わりにレジストリを操作してIPルーティングを有効にする。
操作するレジストリキーは以下のとおり。

キー HKEY_LOCAL_MACHINE のSYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters
名前 IPEnableRouter
種類 REG_DWORD
データ 1

上記のように修正(キーが存在しない場合は作成する)したのち再起動すると、マルチホームでのIPルーティングが可能になる。

□ ご参考
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/450ipforw/ipforw.html

IPルーティングが可能になっていることを確認するには
> ipconfig /all
を実行し
IP Routing Enabled. . . . . . . . : Yes
と表示されることで確認できる。

Windowsのネットワーク設定では、コマンドを使いこなした方が手っ取り早いです。
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