2014-04-03 21:58:58

ラジオ出演で語ったこと(補足と感想篇)

テーマ:PTA問題の実際的解決をめざして
「ラジオ出演で語ったこと(打ち合わせ篇)」で触れておくべきことだったかもしれませんが、ディレクターさんとの事前の打ち合わせが一通り終わったところで、本名さんがPTA活動に熱心に取り組んでおられるという話があり、私の方から、本名さんのお立場からの率直なお考えも聞かせていただければと思うと申し上げていたのでした。
そんなこともあり、本名さんから「やってみたらよかったという声をよく聞くが…」という発言があったのかもしれません。

とは言え、PTA活動におけるこのような「食わず嫌い論」には、私は賛成できません。番組中にも述べましたが、ことPTAの場合、「公」の場所で語られることと本心は必ずしも一致しないと思います。委員・役員の深刻ななり手不足がそれを「証明」しているのではないでしょうか。
「やってみたらよかった」が本当ならば、次もやってみようと思うはずです。しかしながら、実際は、ほとんどの人がやりたがりません。
無理やり食べさせてみたものの、その後口をつけようとしないなら、いくら「食べてみたらおいしかったです!」と言ったところで、それは本心ではないと考えるべきだと思います。

10分という限られた放送時間ではこの辺りのことを十分に話せませんでした。また、PTAの会長も経験し、おやじの会の活動もしている本名さんに、従来のPTAを保護者懇談会とおやじの会的サークルに分離再編成することは可能か、ぶっちゃけて聞いてみたいとも思いました。
そのようなわけで、放送後の3/21(金)に、本名さんと個人的に意見交換・情報交換をさせていただきました。

お話をうかがって分かったのは、本名さんが本部役員や会長をされた学校は、国立大学の付属小学校だったということです。
それなら、負担感は公立一般と比べてずっと軽く、「やってみたら楽しかった」も本当の話なのかなと思いました。

そして、ご自身の関わったPTAについても、かなり細かいところまで話してくださいました。
本名さんが六年間本部役員をやって、五年生の時に会長をやったという話が本番でありましたが、それは、保護者が負担感なくPTA活動をするために、「できるひとはやろうよ」ということで、本名さんやその先輩方が考案したスタイルだとのことでした。
本名さんは地元の私立の小学校、中学校の出身だそうですが、その国立の付属の保護者にはその私立の出身者がけっこういて、その人脈がPTAを盛り立てている面があるように思うとのことでした。本名さんの前任会長は、本名さんの小学校の同級生だそうです。
私立や国立附属の中でも、特に恵まれたPTAであるように思いました。

本名さんがPTA活動に熱心に取り組んだのは、同窓生からすすめられたことに加え、上のお子さんの時は関わらなかったので、今度はやってみようと思ったこともあったそうです。
そんな本名さんは、保護者としての活動に目覚め、現在は、上のお子さんの大学(東京)の地元の保護者会活動にも取り組まれていて、来期は支部長を務める予定とか。


最後に、従来のPTAは、保護者懇談会とおやじの会的サークルに分離再編成するべきではとの私案に対する率直なご意見をうかがってみましたところ、ご賛同をいただけました。
本名さんの関わられたPTAは国立のPTAなので、公立のPTAの会長さんの見方とは違う可能性は十分にありますが、PTAとおやじの会に深く関わってこられた本名さんにご賛同いただけたことは心強く感じました。

今後は、公立学校のPTAの会長さんや本部役員経験者の方たちのご意見も聞いてみたいと思います。

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コメント

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16 ■無題

負担とは 義務・責任などを引き受けること



もともと引き受けていないことに義務や責任などありませんから、誤解されるような語句の使い方は如何と思いますね。

この道何年の方なんですから、慎重に願いたい。

15 ■Re:地道な情報発信で頑張るしかないのかな・・・

>市民だべさん
遅レス、失礼しました。

激励、ありがとうございます。

人権侵害や個人情報保護法違反が具体的に指摘されたら、教委だって「中で話し合ってください」なんて言っていられないと思うのですけどね…。
ですから、市教委も市教委だと思いますが、批判する側には、不適切な行為(違法な行為)を具体的かつ説得的に明示することが求められるように思います。

グレーの部分については、本来きちんと対処すべきだと思うのですが、残念ながらなかなかそうはなりませんよね。
おっしゃる通り、地道な情報発信が必要なのだと思います。
「学校・PTAが、これこれこういう酷いことをしているのに、教委は放置している!」と世論に訴えていくしかないのかもしれません。

14 ■Re:はじめまして♪

>ガーラさん
遅レス、失礼いたしました。
ガーラさんのPTA論考は、薔薇のブログのほうでPTAについて言及されていた時から注目していました。

コメント、ありがとうございます。
参加者のやる気が大事であり、「会員が1割になってもそのほうがよいです」。
私も強くそう思います。

ところで、ガーラさんのブログの2014.04.11の記事、「改善とは何か…これは、改悪だ~ヽ(`Д´)ノ」
http://galapagos39.blog.fc2.com/blog-entry-30.html
大変興味深く読ませていただきました。
そこで問題にされている、個人情報の扱いについての、校長先生(学校)の対応には、本当に驚きあきれています(この世界は驚きあきれることが多いのですが)。

近く、その他の事例も合わせて、「学校・PTAのものすごいロジック」(仮題)という記事を書いてみたいと思っています。
本当に、どこまで、社会の信用を失えば気が済むのかと思ってしまいます…。

13 ■地道な情報発信で頑張るしかないのかな・・・

まるおさんのご活動をありがたく思います。

横浜市民の声(PTA)
「PTAの運営について監督する部署の設置してください」というのがありました。
http://cgi.city.yokohama.jp/shimin/kouchou/search/data/25003720.html
//////////
<投稿要旨>
自校のPTAで問題に思った部分を教育委員会に相談すると、教育委員会はPTAに相談してくださいと言い、それでPTAに相談しても改善されません。PTAが学校とPTA役員に私物化されないように、PTAを監督する部署を設置できませんか。PTAの運営で、人権と個人情報の取り扱いについて反することのないように、学校と役員を教育してください。

<回答>
PTAは、子どもたちの幸せを願い、保護者と教職員が協力して、子どもたちの健やかな成長を支えあう活動であり、その趣旨に賛同する保護者と教職員によって運営される、自主性をもった任意の団体です。

そのため、各PTAでは規約等を定め、運営や活動が行われています。

したがって、運営や活動についてご意見がございましたら、直接、学校又はPTA役員にご相談くださいますよう、お願いいたします。
///////

「学校又はPTA」に相談しても解決しない場合、やはり「学校又はPTA」にしてくださいという市教委。学校とPTAを相手に何回も何回も相談しつづけられない。被害者は泣き寝入りするしかない?

なので、メディアに取り上げられる機会がとても貴重に思います。しかし、偏向のない情報発信でないと困るし、道は険しい・・・。
だけど、まるおさん、これからも頑張ってほしいです。

12 ■はじめまして♪

PTAでガッツリ実行委員長をしたあと
退会・非加入の選択をしたガーラと申します。
今日はじめてこちらにきました♪

>「やってみたらよかった」が本当ならば、次もやってみようと思うはずです。しかしながら、実際は、ほとんどの人がやりたがりません。

本当にそうです。うちの学校では本部役員を1回やれば永年免除というルールがありますが、
そもそも、免除されたいくらい嫌な仕事なのか?!と思います。
しかも、4月から活動を始めるのに5月には次年度の推薦活動が始まります。やめること前提にしてるみたいで変なので、試しに「もう1年続けませんか? 皆さんが残るなら、私も残りますよ」と声をかけてみましたが、全員しどろもどろ。結局、免除目当ての本部役員。PTAがよくなるはずありません。

その一方で、「実行委員などとりまとめをしなくてよいなら、毎年PTAに参加してもよい」という人は一定数います! この人たちが「楽しかったよ」というのは本心です。

なので、一刻も早く任意加入を周知して
楽しいと思える人が気軽に取り組めるPTAになってほしいと願います。やりたい人がやれば、おのずと活動内容も磨かれていくはずです。
会員が1割になってもそのほうがよいです。
アメリカ型の真のボランティアPTAになることを願っています。

11 ■Re:お久しぶりです。

>私は新婚当時広島におり、懐かしい気もいたしました。

そうでしたか。
打ち合わせなどで広島弁が出たりして、「お、菅原文太だ!」と思ったりしました(笑)。

御ブログの最近の記事も拝読しています。
umicofさんのお働きにより大きく前進したことは確かだと思います。ただ、ご懸念の通り、「実質的な変化」という点ではまだ残念なところがありますね。
表面の形だけ整えようとしてるのか(怒)という面が半分と、急にはなかなか変われませんよね(理解)という面が半分といったところでしょうか。

問題点は冷静に指摘しつつ、「静かに対応を見守る」というのが、私もいいかなと思います。
じっくり、しぶとくやっていきましょう!


ともあれ、お子様の小学校ご入学、心よりおめでとうと言いたいです。

10 ■お久しぶりです。

ラジオ出演お疲れ様でした。
私は新婚当時広島におり、懐かしい気もいたしました。

息子の学校では入学式後、PTAの説明がなされ、PTA会長の口からPTAは任意加入の団体であり、子供たちのため、是非活動にご協力いただきたい。との言葉を聞くことができました。

ただ、入会届等は示されず、旧態依然の役員選出方法でしたので残念です。

よくよく考えた末、残念ながら非加入という決断をしました。
ただ、会費相当を寄付金として納めることとしました。

本日子供に非加入届を持たせましたので、今後は学校、PTA側の対応を待つ状態です。
どうなるかわかりませんが、静かに対応を見守りたいと思います。

9 ■コメント、ありがとうございました。

「食わず嫌い論」をめぐるご意見、情報、ありがとうございます。

>3月15日NHKの『深読み』でも、放映中のTwitterで「やったらつらかったっていう人と、やったらよかったっていう人、ツイッターの割合で2対1」とのことですし。(とまてさん)

「やってつらかった人」が「やってよかった人」の2倍という数字が出たのは、注目されますね。

8 ■Re:やって良かった?

>〈義勇兵〉さん
そうなんですよね。うちは私立のそこそこ進学校なんですが、なりたい人多数。名誉職になっているので、ふつーのサラリーマン家庭なんて子どもがトンビが産んだ鷹でもない限り、出る幕はありません。

本当に良かったと思ったらあんまり公言せずに続けるでしょうねぇ。たぶん。

7 ■やって良かった?

やって良かったとの発言については、信じられないです。

本当にそういう思いの保護者が一定割合いるなら、立候補で役員は決まるし、人気の仕事は取り合いになると思うからです。

私が取り組んでいる学童保育所の保護者会で同じ発言をされたので、
「次も引き続きお願いできますか?」
と言うと黙られました。

6 ■いつもありがとうございます

一人っ子だったら「やってみたらよかった」ってことあるから尻込みせずにやってみたら?って手も使えるかと思いますが、兄弟が居れば2度、3度と役員をせねばならないわけで、「やってみたらもう二度と嫌だ」と思ってもやらされるわけです。
「とにかくやってみたら?」とおっしゃる方が本当によかったと思うなら、他の方にそんな素敵なチャンスを譲ることなく続ければいいわけですが、大概そうならないですよね。
「嫌だ」と声上げ中ですが、完全にマイノリティー。個人的には「嫌だ」と思っている人多数ですが、子どもに危害が加えられるため表立って表明できないようです。

5 ■興味深いお話ありがとうございます!

まるおさん、こんにちは!ラジオ出演ありがとうございました。
私は、「やってみたら辛かった」、と叫び続けて10年になろうかという勢いでございます。

最近になるまで、やってみてイヤだなと思った人は、黙って振り返ることなく立ち去っていたケースが多いのではないでしょうか?

3月15日NHKの『深読み』でも、放映中のTwitterで「やったらつらかったっていう人と、やったらよかったっていう人、ツイッターの割合で2対1」とのことですし。

ブログなどでPTA問題に言及してくださる方が増えて、ありがたい傾向と感じております。

4 ■コメント、ありがとうございます。

>TRKさん
おっしゃるように、「食わず嫌い論」で特に警戒しなくてはいけないのは、それが強制の正当化・弁明として使われる点ですね。

>湖岸のAさん
今日は花吹雪に見とれていました(*^_^*)。
私の分離再編成論の力点は、「ミニマムとして保護者懇談会をしっかりと運営し、後はオプションとしてやりたい人がやればいい」というものです。
おやじの会にもいろいろあるのでしょうが、「オプション性」(自由参加性)がしっかりと守られている点がPTA改革のモデルになると思っています。
ぜひご体験も踏まえて、忌憚のないご意見をお願いします。

>アルプスさん
私の地元の近くでも、食べ物アレルギーによる痛ましい事故がありました。

**********
「食べることでアレルギーが出る人に対して、PTAはどう対策をするのですか?」と聞きたいです。
**********
まことにおっしゃる通りです。

ご指摘の問題が顕在化したケースが↓のブログで紹介されていますね。
http://tougou-kazo.blogspot.jp/2013/09/pta.html?m=1

3 ■食わす嫌い論

まるお先生こんにちは。
食わす嫌い論についてですが、PTAに置き換えて考えると。
PTAをやったことがない人(食べたことがない人)がやってみたら(食べてみたら)なんとか楽しく出来た(食べることが出来た)
という人の意見をよく見聞きします。
このレベルの人は、まだ「食べられるだけ」良かったですね。と言いたいです。
では、「食べることでアレルギーが出る人に対して、PTAはどう対策をするのですか?」と聞きたいです。
食事でアレルギーが出る=例えは、人前に出ると、パニック障害が出るので治療をしている人がいたり、人前で過剰なストレスを感じるため、徐々に慣らそうとしたい人がいるとします。
その場合、その症状を持つ人は、「症状が治るまでPTAの参加を見送りたい」と思ったり、「徐々に慣らしたい」と思うでしょう。その場合、PTAは、「自分の体調を見ながら、慣らす(見送る)ことの出来るシステム」になっているでしょうか?
実際にアレルギーがある人は、減感作療法といって、アレルギーのあるものに対して、徐々に慣らすための治療をします。しかし残念ながら、今のPTAがやっていることは、「アレルギーがあってもなくても、関係ない。食べず嫌いはだめですよ。体のため(子供のため)には、食べる方が良いに決まっているのだから、平等に食べましょう。」と言っているのと同じのような気がします。アレルギー(発作)が起きたらどうするつもりなのでしょう?
「がんばれば出来る人」ばかりに合わせるのではなく「がんばっても今は無理をするのがしんどい人」に基準を合わせ、その人が多様に選べるシステムになる必要があると考えます。

2 ■拙宅付近では桜が見ごろです(^^)

まるおさん> こんばんは。今日は桜の花が咲き誇っている場所を(自動車で)通り過ぎ、春の訪れを感じておりました(^^)/ さて、、、

>「やってみたらよかった」が本当ならば、次もやってみようと思うはずです。しかしながら、実際は、ほとんどの人がやりたがりません。

そうですよね!って感じています。
「一人一役」や「一子一役」、あるいは「ポイント制」などを全うしたことによる「免罪符」を得ること=「お役御免」っていう「権利」を行使して、次年度以降の役職に就かない人が多いと思います。

類似コメントで、「学校のことが分かって良かった」、「学校への理解が深まった」、「友人・知人が出来て良かった」などと見聞したことがあります。
であれば、もう一年(PTAの役職を)やれば更に学校のことが深く分かるだろうと思いますし、更にもう一年(PTAを)やればより学校への理解がより深まるでしょうし、より多くの友人・知人ができるだろうと思われます(^^)/
でも、実際は・・・と考えると、社交辞令の人々が大半であろうと思われます。

(従来のPTAは、保護者懇談会とおやじの会的サークルに分割再編成するべきではとの試案については、いつかまた、コメントさせいただくかもしれません。肯定的な意見を述べたいと思っていますが、ボクはPTA内のおやじの会を体験したことがないので、また別の機会にと思っています。)

1 ■「やってみてよかった」

「やってみてよかった」という気持ちがわくことを肯定はできても、「だからやるべきだ」という結論に結び付けられるかっていうと、また別なんですよね・・・食わず嫌いだろうが何だろうが、他人がとやかく言う話ではないですし、強制はすべきじゃないと思います。

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