2010-08-06 22:58:34

フォーラムで問いたいこと

テーマ:PTAと「新しい公共」
以下は、あす行われるPTAフォーラムで問題にしたいこと。フォーラムの公式サイトのコメント欄に投稿するつもりです。

******
「趣旨」の文言の訂正、ありがとうございました。
とはいえ、今後「政府による宣言」になる可能性もゼロではないのでしょうから、しっかりとその妥当性を検討する必要がありますね。

私が今回のフォーラムで検討していただきたいことを以下に思いつくままに書かせてもらいます。

◎2.11に横浜で行われたPTAフォーラムにて、寺脇さんが「従来のPTAを整理整頓して、保護者と学校の連絡や相談のための『保護者会』と、社会教育活動を行う団体としての『PTA』に分けるとよい」という主張をなさいました。
私はこの主張に大賛成です。
このような整理整頓をしないまま、PTAを「新しい公共」という美しい言葉に結びつけることは、現在のPTAの強制体質をより強化してしまうことになるのではと強く懸念しています。


◎秋津小学校のサイトを拝見しますと、かなり大がかりな組織体制になっているように思いました。
秋津小PTAにおいて、
① 入会の意思確認はされていますか。
② 役職の強要はありませんか。
③ コミュニティスクールと関連付けられることで、PTAの負荷がより大きくなっていませんか。


◎『宣言』別添資料におけるPTA関連の提言は、どのような経緯で書かれたものなのでしょうか。議事録を追ってみても、その「出所」がはっきりしません。少なくとも、熟議を経たものとは思えません。
母親の「生活の質」を大きく左右しかねない問題についての政策提言は、慎重のうえにも慎重を期していただきたいと思います。

◎上記別添資料には、保護者の負担を軽くするために、NPOを設置したり、税金を投入するとの記述がありますが、その「NPO」はどのような人たちが担うのでしょうか?その負担の問題は? 地域の方が負担してくれるとして、(恩に着せられる等)現役の保護者への「負荷」の心配は?


◎税金を投入したり、それを援助するためのNPOを設置してまで、「PTA」を維持しようとするのはなぜなのでしょう??
そういうことを「国民が望んでいる」とでもいうのでしょうか。
町内会やPTA。これらの特殊日本的な存在をグローバルな観点から反省する時期にあるのではないでしょうか。


◎何かをしようとするNPOを国が支援しようとするのは大変結構なことだと思いますが、PTAやコミュニティスクールをめぐって国が行おうとしていることは、「国から国民への押しつけ」「国からの各地域への役務の割り当て」では?

こうして押し付けられたコミュニティスクールやNPOの役員等の補充の問題はどうなるのでしょう? スタートの時点ではうまく回るとしても。

かつてPTAが全国に設置されて、現在、その役員決めに国民は大変な思いをさせられています。
いま国が推し進めようとしている、コミュニティスクールやPTA支援のためのNPOがPTAと同じ轍を踏まない保証はどこにもないと思いますが、何か成算がおありなのでしょうか?(>円卓会議、内閣府、文科省)


***
なお、「提言」には激しく激しく同意であります。
「首謀者」の皆さま方、本当にお疲れ様でございます。
なおなお、拙ブログにて、PTAと「新しい公共」についてつぶやいておりますので、お時間のあるときにご覧いただければ幸いです。
http://ameblo.jp/maruo-jp/theme-10024991740.html
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コメント

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11 ■OT

組織の暴力は、母体の大きな組織ほど、多いような気がします。末端神経や細胞に気が回らない。

NTTや東電等は良い例だし、銀行は国が潰さないし。今回の震災で出した東電の損失額は凄いですが、見聞きする、もっと無駄な部分の予算編成で、この7倍の予算が動いていたり、この無駄を無くせば、一気に返せてお釣りが来るのに。国民性としてそれができない。

ハードな物の原価を考えると、開発や製造、設計・計画・物流や販売、その他、その値段が乗っかっての最終価格ですから。もちろんサシネはありますが、ネゴも少なく高い利率で売買されるのは官需。

年末の道路工事をいつまでやれるのか疑問ですが、使う側の国民は、整備された公道に慣らされているので、困ってしまいます。

寺脇さんの発言は確かに?に感じる時もあるのですが、地域だけで無く多くの人の生活を支えている事は間違いないのですから。

まさに、団塊の世代が残した光と陰ですね。

本当にどう解決したら良いのでしょうね。解決はしたくても、子供の事を考えると、今は、この問題から離れる事くらいしか考えられなくなっています。

もちろん、入退会自由は推奨しますが。。。

10 ■Re:Re:PTAと保護者会

>まるおさん
サイトの案内ありがとうございました。早速、質問を書きまくってしまいました。
みなさん、いろいろと考えていらっしゃるのがよくわかりました。安易にのほほんとしてるのは私ぐらいか???と感じました。

いつも行政の言うことはきれいなので「全くその通り」なのでしょうが、今ひとつ心の底から納得できない部分が残ってしまう(白黒はっきりさせろ、というのではなく、かゆところに手が届いてない感じがする)のは何故でしょう。

9 ■踊る大捜査線

結構、役員経験をされた保護者は
皆さん、同じ事をご理解されているのでしょうね。

昨日、都の教育相談でした。
(昨日は子供同伴です)
月曜日、再度 私だけで出向きます。
様々な事を踏まえた上で、先方に投げかけてみたいと思います。

昨日、子供達の宿題を見終わった後に
録画の(踊る大捜査線)見たのですが
日本組織の特徴を良くとらえてますよね。

事件は会議室でおこってるんじゃなくて
現場で!!ですよ。

なんか、日本の巨大組織って何処もこんな感じ
なんだよなー。と思います。
この映画の警察署!!有名事務機器メーカーの建物がまんま使用されています(京葉線から見えます)

私、文才はまるで無いので、相手の方に
少しも正確に伝わっていないだろうと
思いながらも(恥ずかしながら、自分で自分の文章を読んでいて支離滅裂です)
ですので、皆さんの想像力と
ご高配のたまものと感謝致しております。

此方こそ 色々とご指導頂いて恐縮です。
まるおさんのHPはとても勉強になります。
私の文章力の無さは、私を雇って下さってる方々に申し訳ないほどです。

あっ それからミクシーの
書き込み私も拝見しました。

あの書き込み、私じゃないのですが、
少なからずとも多くの皆さんがセクトだと
感じておられるという事でしょうか・・・

どちらにしろ、個人の人権が守られる方向に
動いて頂けるなら良い事だと感じます。です。

8 ■Re:OT

>OTさん
どうもです!
いろいろなところでの鋭いご発言、勉強させていただいています。

「組織」の暴力、「組織」の暴走は、日本の文化と絡めて真剣に考えなくてはいけない問題だと最近あらためて感じております。

この方面については、ブログや研究発表等で考えをまとめていきたいと思っています。
またご指導を。

7 ■Re:PTAと保護者会

>森の熊さんさん
はじめまして。
役員としてのお勤めご苦労様です。
それなりにうまく回っているPTAでおありのようでなによりです。
しかし、「自動加入」なのですね…。

私個人は、

①入退会の自由がきちんと確保されており、
②総会等により会費の使い道について会員間の十分な合意が得られている、

のならば、役員に小額の報酬が支払われることに問題はないのではと感じています。

>自分の住む府県のPTAと教育費の条例について詳しく知る方法が知りたいです。

この方面については、よろしければ、私も管理人をしております↓のサイトのBBSで質問してみてください。
http://pta.my-sv.net/text/pta_site_2010.html

6 ■OT

まるおさん、おはようございます。

皆さん、問題点はほぼ共通のように思います。
無くせないのは、やはり組織力の暴力があるからだと思います。

パワハラのボランティア等 意味が無いです。
企画した方々の自己満足にならないNPOで無ければ意味が無いし、自治体が予算を下ろすべきで無いと思います。

が、(新しい公共)の需要で食べている地元業者が数多く居る事も事実なのですよね。地域・地元に還元するのか行政の役目でもあるわけですから、その活性化から税金をまわして行くつもりなのでしょうが、中にはどこか一部だけが(おいしいとこ取り)で終わる事実もあるわけで、末端の個人にしてみれば、結局 本末転倒と言う事に矛盾を感じます・・・問題は複雑です。

5 ■PTAと保護者会

本年度PTAの役員に推薦され、お断りする理由もなく役員やっております一主婦です。私自身はPTAの活動(子供たちのために学校との連絡係、バザーの開催など請け負ってくださっている)に反対する意思もなく、会費も払える立場なので役員引き受けました。会計を主に担当しておりますが、前任者もおらず、今までの日誌を(10年分近くの)読み読みやっています。体系だったマニュアルの作成もされぬままここまでやってこられたことに多少の驚きと疑問を感じながら、はじめの2ヶ月が過ぎようとしています。同時に(会計担当になったこともあり?)「任意加入」と「強制加入(自動加入?)」のハザマで考え込んでしまうこともしばしばです。我が校では「自動加入」と称して自動的に保護者が会員になってます。会費も学校の経費と伴に引き落とされる仕組みです。活動の内容的には学校側とも各委員をしてくださる保護者の方々とも非常に良好な関係で(規模が小さいから?)とても仕事しやすい環境です。PTAとは関係なく様々な活動も保護者のボランティアによって成り立っています。ボランティアが成り立つ状況もあり、より一層PTAとは違う「保護者会」の設立も可能なのではないかと感じます。同時に市や区のPTA協議会の実施による様々な部会の効果もそれぞれの委員からの報告で感じることができます。
今一番疑問に思うところは、市や区のPTA協議会に代表として参加する役員さんの負担とその方々への報酬です。PTAはボランティアなので報酬があるのはおかしいのですが、退任するときに記念品(商品券など)が出るのです。多くの学校で採用されているようですが、そういうことは一生懸命引き継いで、それ以外の支出の面は「まぁまぁ」な引継ぎという感じがします。何事においても「人から会費として徴収した児童の為のお金」を一部の役員委員、教職員(会員)の慰労金に使うのはどこまで許されるのか・・・気持ちが重い毎日です。自分の住む府県のPTAと教育費の条例について詳しく知る方法が知りたいです。

4 ■コメント、ありがとうございます

帰省等でしばらく留守にしておりました。

今後とも、ムラ社会、タテ社会、オヤジ社会(←これは比較的最近意識し始めた新しいテーマ^^;)の考察を続けていきたいと思っています。
よろしくお願い申し上げます。

3 ■皆さん理解されているようですね

皆さんの見解が同じでよかったです。

2 ■Re:いつもながら

>猫紫紺さん
どうもです!

カワバタさんのお話、いつものことながら分かりやすいですね。他のパネラーの方とのかけあいもとっても参考になりました。
前川さんの「結」のお話も、円卓会議での理解のされ方に「??」だっただけに、感動的でした。

地域が学校に関与したらバラ色の学校が待っているかのように思うのは、わたしも/は危ないように思います。
「葉っぱを集めて、おばあさんが年収1千万、病気もみんなしなくなりました。」
といった葉っぱビジネスがレアケースであり、簡単に全国展開できるものではないのと同じように、秋津コミュニティーの実践をモデルにすることには、今のところ懐疑的です。
その思いは、岸さんのお話を今回、直に伺っても変わりませんでした。
岸さんのお話には楽しく活躍するお父さんの姿はたくさん出てきますが、お母さんの話が出てきませんでしたね。
以前に一冊ですがご著書を読ませていただいた時に感じた「不足感」を今回も残念ながら感じました。

1 ■いつもながら

 まるおさん、いつもながら鋭い分析、勉強になります!フォーラム前に目を通しておくべきでした。

 PTAの負の側面に関しては、川端氏が詳しく語って下さり、表には出にくい実態を、川端さんのフィルターを通して感ずることが出来ました。そして、地域を含めたPTCAを導入するに当たって、「結」のある村にあった長子相続の仕組み(長子以外は皆庶子とする)等の、封建的な負の仕組みは必要ない、と文科省の前川氏が名言下さいました。
 封建的な意識をぬぐうににあたっては、我々PTA現役世代はいいとしても、地域を担うと期待されている(と予想できる)団塊世代以上の年代の方々のお考えがどうなのか。そこが、我々年代よりは封建的考え率が高そうなので、懸念されるところであります。
 岸さんが1億7千万人いらっしゃればいいのに(笑)楽しく、やさしいオーラをまとっておられる方でした♪

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