三重・焼肉・一升びん
テーマ:東京・焼肉
仕事のため三重県松阪市にやって来ました。当地に来るのは31年ぶり2回目、鳥羽の水族館に行ったことだけを、かすかに記憶しています。松阪市は東側が伊勢湾に面し、西側は奈良との県境になっており、関西と東海の文化が入り混じった町です。松阪と言えば「牛」です。早速、安くて、うまい焼肉店探しから始めました。タクシーのドライバーさんによると、「焼いた肉は松阪以外で食べても味はほとんどいっしょ。せっかく産地に来たのだから、新鮮な内臓を食べさせてくれる店がいいよ」とのアドバイスを受け、紹介されたのが「一升びん」という焼肉店でした。店の名前からして、のんべえ向きですよね。店内に入ると、赤々と燃えた炭火の七輪がテーブルに置かれており、それだけでうれしくなりました。もちろん産地ならではの生肉も提供しています。お店は異なっても、価格帯が同じ店では肉の仲卸が共通しているため、食味に関しては、ほとんど同じだそうです。では何が違うかというと焼肉のタレです。生まれて初めて、赤味噌をベースとした焼肉のタレを食べると、しょうゆベースのタレよりも脂分が中和されるような感覚になり、ついつい箸が進んでしまいます。肉が焼ける間、牛すじの煮込み(350円)を食べたのですが、これがまた、かめばかむほど、うまみが出てくるんですね。すすで汚れた壁、減価償却済みの材料を使った料理、けっして背伸びすることのない接客サービス。都会にあるスタイリッシュな焼肉チェーンでは得ることのできない、深くリラックスした気分を感じることができました。
「背伸びしないサービスはお客をリラックスさせる」
一升びんにて感じました。
・一升びん平生町店
三重県松阪市京町6 (JR松阪駅改札より徒歩7分)
電話0598-23-9689 月曜定休(営業時間 要電話確認)
営業時間 午前11時~午後11時






