いちからつくるたび5 草木染め,紙に染める | 手製本工房 MARUMIZU-GUMIの訪問記

いちからつくるたび5 草木染め,紙に染める


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唐突に始まりました。未だ続く、一から作るたびその5
今度は,草木染めです。今回もまた桐生に行ってきました。
今回もテスト班、10月28日に行って来たのです!

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今回はキハダと柿渋です。
キハダはこのように荷出します。
あ~,このにおいかいだ事ある~見たいなにおい。
そう,体にもいいので漢方とかにも使われているそうです。
草木染めって,体にも優しいんですね!

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煮てる間に,紙を切る作業。
今回も和紙を使います。

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泡ぶくが立って来た~~

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こちらは柿渋。布に柿渋も,(一番手前)しぶい!

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きはだですが、これから漉します。
寸胴鍋に、

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この様に被せて、(シルクスクリーンの網?)

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じゃーーー

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かす残る。でもまた使えます。

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さて,先ずは実験タイム。今回やるのは紙なのですが、
布でもどうなるかを実験します。

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先ほど煮だしたきはだをいれて

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綿、麻、絹、藍染めした布を入れました。

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綺麗な黄色ですね~~

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こちらは,藍染めにきはだ。
昔はそうしてたそうですよ。

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水で洗い流して。綺麗!

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この日は天気も良く、お洗濯日和です。

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この様に乾かしました。布によって色のつき方が違います。
一番黄色いのは,絹です。本当にまっ黄色!
藍染めの方はほんのり緑がかっています。
昔の藍染めは,プラスキハダで染めるそうでして、
緑色の事、あおって言うのは,もしかしたらここら辺から
きてるじゃないかなぁと勝手に推測。

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そして、いよいよ紙に染める作業です。

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刷毛はこんなの,

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こんなのを使いますとか,レクチャーを受けて

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板にはさんで

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クリップでとめて

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こうやってぬる

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綺麗な黄色がでています。塗り方にもコツが。

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段々てきぱきと。

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外に乾かします。

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広々とした空間でした。

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干すのも一苦労でした。

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柿渋も、色んな刷毛目を作ったりして、
遊びながら作業が出来ました。
染めにもルールがあって、そして先人達の知恵と
データの蓄積に感謝!
今ある色は,それだけ実証されている証だとの事でしたが
どんな草でも染めてみる価値はありそうです。

紅茶やコーヒーは,また染め方が違うのですが、
その理由や方法等もレクチャーして頂きました。
ただ塗っただけは、汚しただけ。
「染める」って,とっても奥が深い尊い事だと思いました。

天然の素晴らしさは、計り知れないですね。
桐生土産(食べ物)を買い込み、電車に乗って帰りました。