2014-09-29 21:02:05

7~9月の巨人戦視聴率

テーマ:視聴率ニュース

思えば、7月から視聴率まとめを貼っていなかったのでまとめておきます。

「年間単純平均」はその月終了時点のナイター平均視聴率です。 

 

 

年間単純平均  *7.96% (135.4/17)
7月単純平均   *7.30% (14.6/2)
. 日  月  火  水  木  金  土
.        *7.7 //./ --.- //./ (3.4?)
.(//./) --.- --.- //./ --.- //./ //./
.(*4.7) //./ *6.9 //./ --.- A.S. A.S.
.--.- //./ //./ //./ --.- //./ (//./)
.(*5.5) --.- //./ //./ --.-
**.*は中継あり、//./は中継無し、--.-は試合無し、(**.*)はデーゲーム。
※18(金)19(土)はオールスターゲーム
 

年間単純平均  *7.84% (148.9/19)
8月単純平均   *6.75% (13.5/2)
. 日  月  火  水  木  金  土
.                  //./ (*5.6)
.(*5.0) --.- //./ //./ //./ //./ (*4.2)
.(3.9?) --.- //./ //./ //./ //./ //./
.//./ --.- //./ //./ //./ //./ *5.2
.(*3.9) --.- //./ //./ *8.3 //./ //./
.//./
**.*は中継あり、//./は中継無し、--.-は試合無し、(**.*)はデーゲーム。

 

年間単純平均  *7.74% (162.5/21)
9月単純平均   *6.80% (13.6/2)
. 日  月  火  水  木  金  土
    --.- //./ //./ //./ //./ //./
.//./ --.- //./ //./ *7.6 //./ (*4.2)
.(*3.8) //./ //./ *6.0 --.- //./ (//./)
.(//./) --.- //./ //./ //./ //./ (//./)
.(//./) --.- --.-
**.*は中継あり、//./は中継無し、--.-は試合無し、(**.*)はデーゲーム。

  

 

8/23はNHKでの中継だったにも関わらず5.2%と驚きの視聴率を出したことや、9月に巨人が優勝したのですが当然のごとくその試合中継はなかったことなどがトピックだったですかね。

 

8/23はスポーツ番組がかぶったというのもありますが、女子バレーやパンパシ水泳よりも視聴率が低いのですね。報道量には雲泥の差がありそうですが…

 

世帯 KID .TEN M1 M2 M3  F1 F2  F3
10.5 *1.8 *4.0 *1.9 *6.9 *6.2 *5.1 *4.0 *7.8 14/08/23(土) 19:08-20:54 フジ 女子バレー日本vsベルギー
*7.0 *4.1 *2.9 *0.5 *2.0 *5.7 *1.3 *3.8 *6.8 14/08/23(土) 19:08-20:54 テレ朝 パンパシ水泳
*5.2 *0.2 *0.9 *0.1 *1.7 *6.4 *1.2 *1.3 *2.9 14/08/23(土) 19:30-20:55 NHK プロ野球巨人vs中日

 

 

視スレ的には9/17の6.0%がまだ確定扱いではないようで、年間データの更新は次回以降になります。

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2014-09-06 10:43:34

中学・高校生の野球競技人口

テーマ:初心者の部屋

「野球人気は下がっていない」説の一つの根拠として、「高校野球の部員数が増えている」というものがありますが、これについていくつか怪しい点がありますので指摘しておきます。

 

 

まずは高野連発表の高校野球部員数のデータ です。

H4~10年に若干へこんでいる時期があるようにも見えますが、ここ15年ほどは増え続けています。

 

「高校野球の部員数が増えているんだから野球人気に死角なし!」と考えてしまいそうですが、中学の野球部の人数を見てみると意外なことがわかります。実はなぜか、中学の野球部員数は過去10数年どんどん減っているのです。

 

中学校の野球部員数については日本中学校体育連盟 のサイトに載っています。年度ごとのリンク先しかないため、こちらでまとめました。また、比較のため年度ごとに3年後の高校野球の部員数(例えば中学のH13年→高校のH16年)と合わせて掲載します。

 

 

年度.   中学野球  3年後高校 継続率?
平成13.  321692  160801   50.0% 
平成14.  314022  165293   52.6%

平成15.  312811  166314   53.2%
平成16.  298605  168501   56.5%
平成17.  295621  169298   57.3%
平成18.  302037  169449   56.1%
平成19.  305300  168488   55.2%
平成20.  305958  166925   54.6%
平成21.  307053  168144   54.8%

平成22.  290755  167088   57.5%
平成23.  280917  170312   60.6%
平成24.  261527  (H27年)
平成25.  242290  (H28年)

 

 

中学の野球部員数はデータのあるH13年以降、徐々に減少しています。一方でなぜか高校の部員数は増えていて、そのため高校/中学の比率(継続率?)が上昇しています。

 

この数字のギャップについて、実際に継続率が上がっているということもあるかもしれませんが、それよりも「中学と高校の部員数について、集計の仕方が異なる」ことによるのではないかと言われています。

特に高校野球の部員数について、「実際の活動人数より多めに集計されている」という兆候があるので、今回はそちらを紹介します。

 

 

・女子マネージャーが含まれている

H26年高野連の都道府県別部員数を見ると 、千葉県は8035人となっています。そして千葉県高等学校野球連盟のサイト にはご丁寧に部員数の内訳が出ているのですが、

 

男子:7337人

女子:698人

計:8035人

 

となっているのですね…。つまり千葉県の野球部員数には女子マネージャーが1割程度含まれていて、実際の「競技人口」よりも多くカウントされていることになります。集計の仕方がいい加減でなければこれは全国共通と思われるため、「高校の野球部員数≠野球の競技人口」ということになります。中学の部員数は男子のみのデータなので(別に女子部員数のデータもありますがH25年で1000人程度と1%弱です)、この集計方法の違いが「中学では減っていて、高校では増えている」理由の一つとして考えられます。

 

 

・「かけもち部員」が含まれている

高校野球は部活の中で特別扱いされているため、かけもちというか他の部活から人数を集めて何とか大会に出場する、ということが広く行われているようです。

去年も野球部は5人しかいなかったためスキー部3人と帰宅部1人を加えて大会に臨んだ双葉高校の話 もありましたし、古くはベースランニングのルールを全く知らない選手の動画 とかもありました。これらの選手を「部員数」に含めても、公式戦に出ている以上まあ問題はないでしょう。とはいえ「野球の競技人口」について語るとき、基本的にかけもちのない中学の人数と、大会の時だけ人を借りてくる高校の人数とどちらが参考になるかというと、中学の方ではないかと思います。

 

 

・「野球側」からの反論

ここまで、「学生年代の野球人口は実は減っているのではないか」という話をしてきましたが、「中学の競技人口」の方が正確でないという反論もあるため紹介しておきます。

中体連の集計は、あくまで中学校の軟式野球部の部員数であるため、「リトルシニアやボーイズリーグなど、硬式野球をする中学生は増えているのではないか?」という反論が出てくることが多いです。とはいえ定量的なデータをみたことはないのと、データがあったとして団体間や部活動との重複登録がないのかなど、反論になりきれていないように思います。バシッとデータを出せる方がいましたら歓迎しますのでお待ちしています。

 

 

 

最後に一応まとめを書いておきますと、

 

高校野球の部員数が増えていると言われているが、女子マネや他の部活とのかけもち部員が多かったり、中学では野球部員が大幅に減っているため、高野連集計の部員数は競技人口を正しく反映していない可能性が高い

 

となりますかね(まとめとしては長かった)

 

ところで、まだ3年後の高校部員数が出ていないのが残念ですが、H24・25年の中学野球部員数は急激に減った感があります。H26年の部員数は例年だと9月中に発表になるので、結果が出たらまた紹介したいと思います。このまま中学が減り続け、「何らかの事情」で高校の部員数が維持され続けたとすると、十数年後には「継続率」が100%を超えるかもしれません。怪しい専門学校の「就職率」みたいですね…

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2014-08-18 09:05:45

CS・ケーブルTVの契約者数

テーマ:初心者の部屋

前回はBSチャンネルの視聴率の動向についての検討で、BSにおける野球中継の視聴率はここ数年では特に増加しているわけではなさそうという話でした。

 

今回はその他の有料チャンネル、特にスカパーとケーブルテレビについてのデータを調べてみます。

 

スカパーの加入状況は衛星放送協会のサイト に載っています。スカパーとプレミアムサービスの違いは、簡単に言うと機械の違いというだけで「ほぼ似たような別のもの」ですので、両者の合計がスカパーの契約者数と言ってよいでしょう。

ケーブルテレビについては「ケーブルテレビ業界レポート」 (PDF)の8ページに多チャンネルサービスの加入者数の推移が出ていました。インターネット接続サービスのみの契約者は含まない、「ケーブルテレビを見られる環境にある世帯」の数といってよいと思います。

 

数字のみこちらにまとめておきます。ケーブルのデータが2006年以降なのでそこからで、スカパーの方の数値は千の位を四捨五入しています。

 

 

有料チャンネル加入者数

  スカパー ケーブル 合計

06 3560000 6270000 *9830000

07 3580000 6650000 10230000

08 3570000 6860000 10430000

09 3580000 6970000 10550000

10 3620000 7310000 10930000

11 3700000 7650000 11350000

12 3730000 8000000 11730000

13 3630000 7590000 11220000

 

 

スカパー、ケーブルとも2012年までは増加してきている(スカパーは横ばいな気もしますが)のですが、2013年に減少に転じているように見えます。2006~7年ごろからは合計で100万世帯ほど増えているでしょうか。(スカパーとケーブルの両方に加入する人は考えないことにします)

 

ところで、関東地区でのナイター中継の視聴率(年間平均と3・4月)の推移を再掲しておきます。

 
HUT1

 
3・4月

 

巨人戦ナイターの3・4月平均視聴率は、06年が12.7%、07年が10.9%で、13年は9.7%、14年は8.4%となっています。近年のナイター中継の「年間平均視聴率」は、数字の取れない夏以降の中継を削減しているので下げ止まっているように見えますが、実際の視聴率はまだまだ低下傾向が続いていると言えます。

 

ナイター中継の視聴率の低下に対して「有料チャンネルで見るようになった人が増えただけで、野球人気自体は下がっていない」という反論があります。今回、いろんな数値が出たのでそれについて考えてみましょう。

 

まず、ビデオリサーチの視聴率調査について、関東地区の世帯数は1800万世帯、人口は4000万人となっています。世帯視聴率1%当たりで18万世帯です。

 

 

 

<00年~06年の年間平均視聴率低下>

 

関東地区におけるナイター中継の年間平均視聴率(最初のグラフです)は、00年に18%だったものがどんどん低下して、06年に10%となりました。この減少分が8%=およそ150万世帯で、06年時点で有料チャンネルの加入世帯数はおよそ1000万世帯(00年時点でどの程度かは不明)です。

つまり、有料チャンネルの所有者が全員関東地区に住んでいて、そのうち6分の1(視聴率16%!)ほどが野球中継を見ていれば地上波放送の減少分をカバーでき「テレビでプロ野球を見る人は減っていない!」といえることになります。(しかもその熱心なファンたちはなぜか00年以前は有料チャンネルでプロ野球を見ていなかったようです)
 
上記は一番野球にとって楽観的な見方をしてみたのですが、実際には「有料チャンネルの所有者が全員関東地区に住んでいる」という前提は無理があります。関東地区の人口が4000万人なのでざっと日本全体の3分の1ですね。有料チャンネルの所有者のうち、関東地区に住んでいる人も3分の1=06年時点で330万世帯と考えてみましょう。00年→06年のナイター中継の視聴率減少分8%=150万世帯を補うためには、330万世帯のうちおよそ半分の世帯が有料チャンネルでプロ野球中継を見ている必要があります。視聴率50%!毎日がワールドカップですね!

 

 

 

<06年以降の中継試合数・視聴率低下>

 

有料チャンネル契約数ですが、06年から13年にかけて140万世帯ほど増えています。この間、3・4月の「まだナイター中継をやっている期間」における月間平均視聴率は06年は12.7%、13年が9.7%と、3.0%低下しています。世帯数にすると3.0%は50万世帯ほどと推定されるので、この間に加入した140万世帯がなぜか全員が関東地区在住で、そのうちの3分の1以上(視聴率33%)が有料チャンネルで野球中継を見た場合に「テレビで野球を見る人は減っていない」と言えることができます。

 

当然ですがここでも「新規に有料チャンネルに加入した人が全員関東地区在住だった」なんてことはないので、やはり人口比で3分の1と考えますと関東地区での有料チャンネル増加分は50万世帯…。つまり新規に加入した人が視聴率100%=全員、全ての試合、最初から最後まで野球中継を見ていたぐらいでようやく「テレビで野球を見る人は減っていない」といえることになります。ちなみに僕の知っている限りで100人ほどこの期間にスカパーに加入した人がいますが、野球中継は見ているのは誰もいないか、いても一人ではないかと思いますw その一人だって毎日見てはいないでしょう…。

 

 

 

<まとめ>

 

BSチャンネルにおけるナイター中継の視聴率は、巨人戦でも2%程度、他球団はもっと低くて数字が判明しないぐらいでした。有料チャンネルは自らの意志で加入するためもう少し高いとは思いますが、さすがに50%とか100%とかまで行っているはずもないでしょう。というわけでまとめますと、

 

 

・ナイター中継について「地上波の視聴率が下がった分、有料チャンネルで見る人が増えている」と言うためには、有料チャンネルでの視聴率が50~100%になる必要があり、無理がありすぎる

 

 

と言えると思います。ところで、もちろん50%とか行ってるはずもないと思うのですが、実際はどの程度なんでしょうね?自分の(サッカーに対してですが)視聴行動から考えるとファンですら10%は行かないと思いますし、ファン人口の比率を考えるとやっぱり2-3%程度なのかなと思うのですが…

 

 


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2014-08-16 09:40:21

BSの総視聴率、BSでのナイター視聴率

テーマ:初心者の部屋

前回は地上波テレビの視聴率が低下していることについて、その分BS・CSの視聴者数が増えているかもしれないという話でしたが、BSについてはNHKのサイトにデータがあったのでそれをご紹介します。

 

なお、今回のデータはビデオリサーチ社の機械集計による視聴率ではなく、NHKが行った日記式調査での数値になりますので、普段出てくるいわゆる「視聴率」と直接の比較は出来ません。あくまで今回のデータ内での時間経過を探ることが目的です。

 

NHK文化放送研究所が一年に2回行っている全国個人視聴率調査 より、2004年から2014年(6月)までの一日あたりテレビ視聴時間(分)をグラフにまとめました。地上波全体、BS全体とBSについて民放とNHKの一日あたり視聴時間をそれぞれグラフ化したものです。地上波計については左の目盛り(最大250分)、BSについては右の目盛り(最大25分)になります。



BS


地上波放送の視聴時間は、アンケートによるとこの10年で一日220分ほどから200分程度まで減少傾向にあるようです。一方、BSチャンネルの視聴時間は一日10分程度から20分弱へと増えているようです。BSチャンネルについてNHK-BSの視聴時間はあまり増えておらず、民放のBSチャンネルの視聴時間が増えているようです。赤の線(BS合計)の傾向からは、2010年11月の調査からBSチャンネルの視聴時間が増えているように見えます。

 

このように、NHKの調査によると以前(05年ごろ)と比べてBSチャンネル全体の視聴時間は2倍弱になっており、おそらくビデオリサーチ調査による視聴率の動向も同程度であろうと思われます。

 

 

一方、視スレでBS放送でのプロ野球中継についてデータをまとめてくれた方がいたのでご紹介します。

2008-2014データからBS1の野球関連視聴率を抜き出してみたもので、元データではMLBやアマチュア野球も入っていましたがここではプロ野球関連のみをまとめています。「○○%以下」となっているものは、個人視聴率調査の上位にランクインしていなかったため数字が判明しないものです。(あらためて書いておきますが、NHKによる日記式調査なのでビデオリサーチの視聴率調査とは単純比較はできません)

 
 

1.5%     2008/06/09月 18:05~21:25 NHK-BS1 プロ野球「中日」対「楽天」
1.0%以下 2008/06/11水 18:05~21:25 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「横浜」
1.2%     2008/06/12木 18:05~21:25 NHK-BS1 プロ野球「ソフトバンク」対「中日」
1.0%以下 2008/06/15日 13:05~16:30 NHK-BS1 プロ野球「楽天」対「巨人」
1.2%以下 2009/06/08月 18:05~21:30 NHK-BS1 プロ野球「中日」対「西武」
2.4%     2009/06/11木 18:05~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」
2.0%     2010/06/07月 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「巨人」対「楽天」
0.8%以下 2010/06/09水 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「ソフトバンク」対「横浜」
2.1%     2010/06/10木 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」
1.5%以下 2011/06/06月 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「ヤクルト」対「楽天」
1.5%以下 2011/06/08水 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「日本ハム」対「中日」
2.5%     2011/06/09木 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「ソフトバンク」対「巨人」
1.6%     2011/06/11土 14:00~17:33 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」

1.7%     2011/11/17木 18:10~21:50 NHK-BS1 日本シリーズ第5戦 ソフトバンク対中日
2.2%     2011/11/19土 18:10~21:50 NHK-BS1 日本シリーズ第6戦 ソフトバンク対中日
2.9%     2011/11/20日 18:25~21:50 NHK-BS1 日本シリーズ第7戦 ソフトバンク対中日
1.1%以下 2012/06/11月 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「阪神」対「ソフトバンク
1.1%以下 2012/06/13水 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「ソフトバンク」対「中日
1.7%     2012/06/14木 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「日本ハム」対「巨人」
1.6%     2013/06/12水 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」
1.0%以下 2013/06/13木 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「楽天」対「広島
0.7%以下 2014/06/03火 18:10~21:30 NHK-BS1 プロ野球「ロッテ」対「中日」
0.7%以下 2014/06/04水 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「西武」対「DeNA」
0.7%以下 2014/06/06金 18:00~18:49 NHK-BS1 プロ野球「阪神」対「オリックス」
0.7%以下 2014/06/06金 21:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「阪神」対「オリックス」
0.7%以下 2014/06/08日 14:00~17:30 NHK-BS1 プロ野球「ヤクルト」対「西武」

 

 

巨人戦ナイターのみ抽出(※8/18追記あり後述)
2.4%     2009/06/11木 18:05~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」
2.0%     2010/06/07月 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「巨人」対「楽天」
2.1%     2010/06/10木 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」
2.5%     2011/06/09木 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「ソフトバンク」対「巨人」
1.7%    2012/06/14木 18:00~21:25 NHK-BS1 プロ野球「日本ハム」対「巨人」
1.6%    2013/06/12水 18:00~21:30 NHK-BS1 プロ野球「オリックス」対「巨人」

 

 

NHK-BSのみの結果ではありますが、プロ野球全体にしても、巨人戦のみにしても、特に最近上昇しているということはなさそうです。民放のBSについては今回データがないのですが、「NHKでは見ないけど民放なら野球中継を見る」という人は普通はいないと思うので、同じような傾向なのではないでしょうか。

 

 

 

以上より、BSチャンネルについて

 

・BSチャンネルの視聴時間は増えているが、BSでの野球中継の視聴率が上がっているわけではなさそう

 

ということが言えると思います。なお今回はBS放送のみについてですので、CSではまた違う傾向があるかもと思いますのであしからず。

 

 

※8/18追記

 

視スレにデータを載せてくれた人から補足がありました。

NHK-BSの視聴率について2011年6月以前は「衛星放送受信可能者のみを分母とした値」で、それ以降は全世帯を対象としたものに変更されたようです。そこで、BS放送受信世帯数から2012年以降についても比較できるよう換算した数値を出してくれました。

 

視聴率    衛星可視率   視聴率
(地上波込)            (衛星受信者分母)
1.1%        45.2%       2.4%          09/06/11木 18:05~21:30 プロ野球「オリックス」対「巨人」
0.9%        47.0%       2.0%          10/06/07月 18:00~21:30 プロ野球「巨人」対「楽天」
1.0%        47.0%       2.1%          10/06/10木 18:00~21:30 プロ野球「オリックス」対「巨人」
1.3%        50.8%       2.5%          11/06/09木 18:00~21:25 プロ野球「ソフトバンク」対「巨人」
1.7%        48.0%       2.5%          12/06/14木 18:00~21:25 プロ野球「日本ハム」対「巨人」
1.6%        46.8%       2.3%          13/06/12水 18:00~21:30 プロ野球「オリックス」対「巨人」

 

衛星受信可能率から両視聴率を換算したところ
巨人戦は一応上昇傾向と言えるかもしれません
視聴率(地上波込)1%当たりの関東の推定視聴者数は39万人
サンプルは全国ランダム、それを単純に関東人口比で割っただけ?
の推定視聴者数なので色々考慮が必要ですが
地上波見ない人はBS見てる理論はある程度事実かもしれませんw

 

 

ということのようです。地上波視聴率と比較するには一番左の数値が適切(日記式なのでおそらくVRの数値より高めに出ていると思いますが)で、従来は1.0%程度だったのが1.5%程度には上がっているかもということのようです。小数点以下ではあるのですが、テレビ界は0.1%で勝負しているのでこれは大変な数字です、失礼しましたw

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2014-08-12 22:00:06

BS・CSの視聴者が増えているのかも

テーマ:ブログ

前回は「HUTはそれほど下がっていないが地上波テレビ番組の視聴率は下がっている」というエントリーでしたが、その数字についてもう少し掘り下げます。

 

前回はナイター中継の視聴率と比較するため、各テレビ局の「平均」値を計算しましたが、今回はHUTと比較するためゴールデンタイムのテレビ局の「合計」値を出してみます。

 

  HUT 合計 差

01 68.7 74.9 +6.2

02 68.0 74.2 +6.2

03 67.0 72.1 +5.1

04 68.3 72.9 +4.6

05 67.6 72.7 +5.1

06 65.8 70.2 +4.4

07 65.8 69.5 +3.7

08 66.0 69.1 +3.1

09 64.3 65.9 +1.6

10 63.9 64.1 +0.2

11 63.7 64.4 +0.7

12 63.8 63.2 -0.6

13 64.2 62.0 -2.2

 

なんと、2012年から「地上波テレビ局の視聴率合計」よりも「総世帯視聴率」の方が高くなるという逆転現象が起きていました。知らなかったぜ…。

 

前回も書いたように、世帯内の複数のテレビで別のチャンネルを見ている場合、視聴率にはダブルカウントされるものの総世帯視聴率には反映されないため、これまでは「HUT」よりも「合計」の方が高く出ていました。

 

ところで、HUTに反映されるテレビ番組は地上波テレビだけではありません。BSやCS放送については個別の視聴率は出ず「その他」とまとめて集計されていますが、BSのみ見ていた世帯があっても総世帯視聴率ではオンとカウントされます。(録画やPCでの視聴は含まれないそうです)

 

つまり、「総世帯視聴率はさほど下がっていないが、地上波合計視聴率は下がっている」という現象の背景には、「BS・CSの番組を視聴している人が増加している」という影響もあると思われます。もちろん、先日書いたように「複数のテレビで別のチャンネルを見る世帯が減っている」ということもあるとは思いますが、それだけでは上記のような「逆転現象」は起きません。

 

なお、2011年7月より地上波テレビ放送がデジタル放送に完全移行されています。それによってテレビのリモコンが変化しBSにチャンネルを合わせる手間がかなり減ったことが、BSの視聴率が(おそらく)上昇している原因なのでは?という説があり、もっともらしく聞こえます。

 

かつては「プロ野球の視聴率を語る」スレでは、「BS・CSはすべて合わせても視聴率4%程度で、地上波放送の視聴率に与える影響はほとんどない」とされていました。実際、2010年に日本シリーズがNHK-BSのみの放送になった際に3.1%(以下)と日本シリーズとしては相当低い視聴率を出していた ことがあり、以前はBSのチャンネルはザッピングの対象になっていなかったものと思われます。とはいえこれも地デジ完全移行前の話ですので、今ではBSの視聴率も上がっているのではないかと思いますが…。とはいえ正確な数字がわからないので定量的な分析は出来ないです。

 

今回のエントリーで、「BSやCSで野球中継を見る人が増えている!」と早合点する人がいそうですが、BSやCSといえど別に野球中継ばかりやっているわけではないので、それはどうかなと思います。多チャンネル化はスポーツ全体にとっては放送される機会が増えるのでよいことだと思うのですが、プロ野球はマスメディアとの結びつきがストロングポイントですので、地上波テレビの影響力が弱まることは必ずしもポジティブとは言えないかもしれません。

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2014-08-10 09:29:28

ゴールデンタイムの視聴率

テーマ:初心者の部屋

前回のエントリーではHUT=総世帯視聴率と巨人戦ナイターの視聴率との比較を行いましたが、それに対して「総世帯視聴率以上に(野球中継に限らず)テレビ番組単体での視聴率は下がっている」という反論がありました。

 

そこでHUTが載っていたサイト から調べてみたところ、テレビ局ごとの視聴率としては以下のようになっていました。

 

    NHK NTV TBS CX* EX* TX* 平均

2001 13.0 15.4 13.9 14.0 10.2 *8.4 12.5

2002 13.9 15.2 13.4 13.2 10.5 *8.0 12.4

2003 12.1 14.0 12.6 13.8 11.3 *8.3 12.0 

2004 12.7 13.4 12.9 13.7 11.9 *8.3 12.2

2005 12.1 12.7 12.8 14.3 12.6 *8.2 12.1 

2006 11.7 11.9 12.7 14.1 11.4 *8.4 11.7

2007 12.1 12.1 11.7 13.8 11.5 *8.3 11.6

2008 13.1 12.4 11.2 13.3 11.4 *7.7 11.5

2009 12.2 12.5 *9.5 13.6 11.0 *7.1 11.0

2010 11.8 12.3 *9.8 12.6 11.5 *6.1 10.7

2011 11.5 12.7 10.0 12.5 11.7 *6.0 10.7

2012 11.5 12.1 *9.5 10.9 12.4 *6.8 10.5

2013 10.7 12.1 *9.7 10.5 11.8 *7.2 10.3

 

これを見ると、HUTと比べてテレビ局ごとの平均視聴率は随分下がっているように見えます。

 

 

HUT=総世帯視聴率は、調査対象世帯で一台でもテレビがオンになっていればその世帯でテレビを見ているとカウントされます。

それに対して、番組ごとの視聴率は複数のテレビがある世帯において、二台のテレビで例えばNHKと日テレの番組を見ていた場合、両方が視聴されたとカウントされることになります。

 

HUTはそれほど下がっていないのにテレビ局ごとの視聴率は下がっているということは、以前は家庭内で2-3台テレビがオンになっていたものが、今では1台しか稼働していない時間が増えているのでは?ということが考えられます。

 

 

なお、これと巨人戦ナイターの年間平均視聴率を単純に比較するのは出来ません。

前回も書いたのですが、もう少し詳しく書いておきます。

 

プロ野球中継の視聴率は、春先は高いのですが夏から秋にかけてどんどん低下していくという傾向があります。

まだ中継数が多かった2006年のころの推移を出しておきます。

 

 

       3月  4月   5月.  6月  7月.  8月.  9月   10月  年間   中継/ナイター/試合数

2006  14.7  12.6  11.1  *9.2  *7.2  *6.8  *7.0  //./  *9.6     106-137-146

 

 

そのため、各テレビ局は春先のみナイター中継を行うようになり、夏以降はほとんどカットされるようになりました。

今年のナイター中継数(予定も含む)です。

 

 

4月 8試合(3/28の開幕戦含む)

5月 4試合

6月 3試合

7月 2試合

8月 2試合

9月 2試合    

 

 

数字がまだ取れる春先の中継数が多く夏以降が少なくなっているのに、それらの「平均」をとっても全試合中継していたころとは比較できないですよね。

 

とはいえ、前回のような「中継数×視聴率」のような指標では、「プロ野球の社会における存在感」の目安にはなっても、テレビ番組の平均視聴率と比較するには不適当です。

 

そこで今回は、「3・4月の野球中継の平均視聴率」と「テレビ番組全体のG帯平均視聴率」とを比較してみることにしました。春先の3・4月であれば野球中継もそれなりに放送はされていますし、経年変化を調べることはまだ可能なサンプル数と言えなくもないかなと…。本当は06年は22試合も中継されていたのに、今年は8試合まで減ってしまっているので違いはあるのですが。(全体の中継数が少なくなると、数字が高く出るNHK中継分の影響が大きくなり多少上に引っ張られます)

 

なお、2010年まではビデオリサーチが「プロ野球巨人戦ナイター中継」 の月ごとの平均視聴率をまとめたページを作っていたのですが、ナイター中継があまりに減少したため2011年以降はそのページがなくなりました…。そのため2011年以降は手元のデータでの計算になっています。

 

   3・4月視聴率

01 17.7%

02 17.5%

03 16.2%

04 15.0%

05 12.9%

06 12.7%

07 10.9%

08 10.4%

09 12.2%

10 *9.7%

11 10.1%

12 *9.6%

13 *9.7%

14 *8.4%


3・4月

 

グラフを見ると、やはりナイター中継視聴率の06年までの低下のペースは著しく、それ以降はテレビ全体の視聴率と同程度に低下しているように見えます。

09年のみ上がっていますが、これはWBC効果というやつなのでしょうw

逆に、今年は急に下がっているように見えます。理由はよくわかりません。

テレビ全体の視聴率については、今年の分のデータはまだ出ていないのですが、ここまで急に下がることはないと思われます。来年以降の経過が気になるところです。

 

 

まとめますと、

 

・テレビ全体の視聴率はやっぱり少し低下しており、ナイター中継の視聴率もそれと同程度に下がっている

 

ということになるかと思います。

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2014-08-05 21:44:00

総世帯視聴率の推移2014

テーマ:初心者の部屋

なぜか頻繁に更新していますが、別に奥さんに逃げられたとかではありませんw

 

さて今日は、「野球だけが視聴率下がっているのか?テレビ全体の視聴率が下がっているのでは?」という疑問に対するテンプレ的なエントリーになります。


以前、「テレビ全体の視聴率はそれほど下がっていないが、プロ野球中継の視聴率は極端に低下している」というエントリーを書いたのは2005年になります。もう約10年前か…。

 

初心者の部屋④ 野球だけが視聴率下がってるの?

 

今回はテレビ全体の視聴率(HUT=総世帯視聴率)について、最新のデータを使いアップデートします。

 

 

こちらのサイト に、総世帯視聴率の推移 が載っていました。これを巨人ナイター視聴率と比較すると、

 

 

ゴールデン時間帯での総世帯視聴率(HUT)と巨人ナイター視聴率の推移

 

    HUT  巨人
2001 68.7% 15.1%
2002 68.0% 16.2%
2003 67.0% 14.3%
2004 68.3% 12.2%
2005 67.6% 10.2%
2006 65.8%.  9.6%
2007 65.8%.  9.8%
2008 66.0%.  9.7%
2009 64.3% 10.0%
2010 63.9%.  8.4%
2011 63.7%.  9.5%
2012 63.8%.  9.3%
2013 64.2%.  8.5% 

 

以上のようになります。パッと見、HUT以上にナイター中継の視聴率が下がっているように見えますね。

 

グラフにしてみます。2001年からの変化の比率を表示しています。
HUT1
 

 

グラフからは、HUTの低下と比べてナイター中継の視聴率低下の方が大きそうです。

 

野球人気低下への反論として、「巨人戦の視聴率は下がったけれど、その分スカパーで他球団の試合を見るようになった!」というものがありますが、巨人戦の視聴率の低下はテレビ全体の視聴率低下よりも大きいですのでその反論がおかしいのはわかりますね。引き算が出来れば大丈夫なので食塩水の濃度の計算 よりは簡単です。

 

 

 
ところで、2006年以降はナイター中継の平均視聴率は下げ止まっているように見えますが、これはあくまで「平均」視聴率です。

 

2006年以降、各テレビ局は視聴率が見込めない地上波でのナイター中継をどんどん減らしていきました。

 

プロ野球中継は春先は視聴率が高く(というかプロ野球にしてはマシな方というか)、夏から秋にかけてどんどん低下していくという傾向があります。

 

そこでテレビ局としては春先のみ地上波中継を残し、夏以降は視聴率が見込めないため放送しないようになりました。

 

具体的には、ナイター中継数は以下のように減ってきています。

 

 

巨人戦ナイター中継数、平均視聴率

年度  中継数 視聴率

2001年  140  15.1%

2002年  134  16.2%

2003年  132  14.3%

2004年  133  12.2%

2005年  129  10.2%

2006年  106  *9.6%

2007年  *74  *9.8%

2008年  *61  *9.7%

2009年  *32  10.0%

2010年  *27  *8.4%

2011年  *19  *9.5%

2012年  *20  *8.5%
2013年  *22  *8.0%

 

 

2006年以降、ナイター中継数が減りつつ平均視聴率は維持され、また2011年以降は中継数は横ばい(各局が政治的?にこれ以上減らしづらくなった)だが平均視聴率はその分下がっている、という傾向が見て取れると思われます。

 

これについてもグラフ化しました。つまり、「プロ野球中継の世間的な存在感」=「どれだけの人×時間が野球中継の視聴に費やされているか」を「中継数×視聴率」で代表できると考え、その変化をグラフ化するという優しさのないことをやってみましたw こちらも2001年からの変化の比率を表示しています。


HUT2
 

 

棒グラフがナイター中継数、黒い折れ線が「中継数×視聴率」です。

 

平均視聴率からの乖離がやはり激しいですね…。

 

 

まとめますと、

 

・テレビ全体の視聴率はそれほど落ちていないが、野球中継の視聴率はそれ以上に落ちている
 

・最近は中継数が減ったので平均視聴率の低下が見えにくいが、野球中継を見る機会は実はさらに減っている

 

ということになるかと思います。

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2014-08-03 12:12:18

熱闘甲子園の個人視聴率

テーマ:個人視聴率

昨日のエントリーではちょっとバカにしてしまったのですが、野球の現状認識については当たっている点もあるので触れておきます。

 

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オールスター戦「尻切れ放送」断行が示すプロ野球の危機…
http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/140802/wsp14080212000002-n3.htm
 
オッサン世代は意外と気づいていないが、野球はルールが難しいスポーツで、小さいころから浴びるほど情報を得てようやく細部まで理解できるもの。その理解にテレビは大きく貢献してきた。視聴率が漸減し、中継タブーが軽々とクリアされていく現状からは、野球中継激減→ルールがわからず、関心すらない層の増加-という悪循環が危惧される。
 
数年前、巨人が開いた野球教室で「振りかぶって」という説明を子供が理解できなかったことが話題になった。球界再編にからんで鳴り物入りで始まったセ・パ交流戦(05年~)やクライマックスシリーズ(07年~)のほとんどの試合もあっという間に地上波全国放送から消えた。日本には高校野球という強力な「野球教本」があるので無関心層の急激な増加はないだろうが、プロ野球関係者は商売とは違う観点で地上波から「軽視」されつつある現状に危機感を持った方がいい。

--------------------------------------------------------------

 

一応まとめると、

 

 

・野球というスポーツは、ルールが複雑かつ直観的でないので理解することが難しい

 

・これまではテレビ中継が日本人の野球理解に大きな貢献をしてきたが、それがどんどん減っている

 

・とはいえまだ高校野球の中継があるので大丈夫だけど

 

 

これはその通りだと思います。やっぱり今の時代でも、テレビ中継の影響力というのは非常に大きいです。地上波テレビって「タダで気軽に見られる」のと、動きを映像で理解できるので、入り口としてはとても効果的なのですね。そこで高校野球の果たす役割は大きいと思います。

 

甲子園については、NHKが全国中継するというのも影響が大きいです。高校野球がなぜあんなに注目されるか、暑い中なぜ全校生徒が(行きたくない人まで)応援に駆り出されるか、なぜ甲子園に出ると監督のベンツが新車になるのか…、その根源にあるのは「NHKが全国中継しているから」ということだと思います。

 

学校の看板を背負って予選を戦い、勝てばNHKで全国中継してもらえる、学校名が公共の電波で何度も取り上げられる。その勝った時のメリットが莫大であるため、学校は大金をはたいて選手をかき集め、熱中症もいとわず生徒に応援をさせ、選手も人生をかけて肘を壊しながら連投するわけです。

 

別に非難しているわけではなく(野球界全体にとってこれでいいのか?というのはありますが)、大きなものがかかっている勝負というのは面白い、と素直に思います。サッカーでいうとワールドカップ予選のような面白さだと思います。最近の日本のヌルいアジア予選より、高校野球の神奈川県予選とかの方が勝負事としては面白いんじゃないでしょうか。見たことないですけど。
 

 

とはいえ、今の日本では野球文化が衰退しつつあります。「興業」としての高校野球はしばらく大丈夫だと思いますが、「普及」という面ではどうでしょうか?いくらテレビ中継がルールの理解に役立つといっても、見てくれなければ話になりません。プロ野球中継の視聴者は高齢者に偏っていましたが、果たして高校野球は若年層に見てもらえているのでしょうか?

 

そこで、国会図書館に行って高校野球中継の年代別視聴率を調べることを考えました…が、NHKの試合中継はニュースを挟むごとに別番組扱いになるため、番組数が膨大であったため断念しました。代わりにテレビ朝日系で夜放送している「熱闘甲子園」の年代別視聴率を調べてきました。これでも「若年層の高校野球への関心」のサンプルとしては十分役に立つと思います。

 

 

2010~13年「熱闘甲子園」視聴率
世帯 KID .TEN M1 M2 M3  F1 F2  F3
*8.7 *1.0 *7.6 *5.3 *5.2 *5.3 *3.1 *6.1 *4.0 2010年熱闘甲子園全平均(8/7-21)

*8.1 **.9 *5.4 *4.9 *5.5 *5.0 *3.0 *4.8 *3.7 2011年熱闘甲子園全平均(8/6-20)
*6.7 *1.1 *3.4 *3.5 *4.4 *4.0 *3.4 *3.8 *3.2 2012年熱闘甲子園全平均(8/9-23)
*6.2 **.7 *2.1 *2.7 *3.8 *4.0 *2.0 *3.3 *3.4 2013年熱闘甲子園全平均(8/8-22)

(KID=12歳以下/TEN=13~19/M=男、F=女/1=20~34歳、2=35~49歳、3=50歳以上)

 

(一日ごとのデータは気が向いたらコメント欄に貼るかもしれません)

 

 

注目はTEENの視聴率で、2010年では7.6%とこの年の世代間の比較でも一番高かったのに、その後7.6→5.4→3.4→2.1%と、急激に低下しているようです。

 

4年間の変化でしかないので、その前や今後の数字がどうなるか次第ですが、少なくともこの4年間で、TEEN層=13~19歳の世代における、高校野球への関心が低下していることが示唆されます。
 
 

 

<考察>

巨人戦の地上波中継が減少してきたのが2006年からなので、その影響が少し遅れて出てきているのかもしれません。小学生の年代にナイター中継を見てルールを覚えておかないと、13歳になってからでは野球に関心を持ちようがないというのがあるのかも。

 

この数字は関東地区のものなので、関西などではまた違った傾向があるかもしれません。とはいえ、過去に何度も書いていますがビデオリサーチにおける関東地区の調査対象人口は4000万人で日本全体の3分の1であり、関西地区2000万人、名古屋地区1000万人と比べるとかなり大きいです。また文化的な現象について「関東だけが特殊で、他の地域全体では若年層も野球を見ている」と考えるのは無理があるかと思います。

 

僕は労力の大きさから断念しましたが、NHKでの試合中継自体の視聴率を調べられる方がいましたらまた違う角度からわかることもあると思います。

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2014-08-02 14:21:06

「オールスター戦尻切れ放送」の野球算

テーマ:野球脳アーカイブス

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オールスター戦「尻切れ放送」断行が示すプロ野球の危機…
http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/140802/wsp14080212000002-n1.htm

おそらく史上初だろう。7月18日に行われたプロ野球オールスターゲーム第1戦(西武ドーム)は、テレビ朝日系の中継が試合途中に終わる「尻切れ放送」になったのだ。七回で打ち切られた中継に対し、放送局には抗議の電話が殺到、ネットにもテレビ局を非難する声が数多く寄せられた。テレビ中継から“タブー”が消えつつある現状が、プロ野球の危機を物語っている…


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よくある「野球人気懸念型」の文章です。


現状認識としては大体合ってると思うのですが、算数の問題でひどい間違いがあったので記念カキコ…


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http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/140802/wsp14080212000002-n3.htm

ビデオリサーチ社は個人視聴率週報で視聴者の男女年齢区分を行っている。昨年のオールスター第2戦(テレビ朝日)をみると19歳以下の男子が1・8%、20~49歳男性5・8%、50歳以上14・3%とオッサン世代が突出。見る側はBSやCSがあればいいというが、興行サイドである球団としては不特定多数、特に子供が見る可能性が多い地上波で放送してもらう方が新規のファン獲得の点で好ましいのだ。
 
オッサン世代は意外と気づいていないが、野球はルールが難しいスポーツで、小さいころから浴びるほど情報を得てようやく細部まで理解できるもの。その理解にテレビは大きく貢献してきた。視聴率が漸減し、中継タブーが軽々とクリアされていく現状からは、野球中継激減→ルールがわからず、関心すらない層の増加-という悪循環が危惧される。

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記事中に「個人視聴率」についての言及があるのですが、何かがおかしいです。
 

>19歳以下の男子が1・8%、20~49歳男性5・8%、50歳以上14・3%

 

となっていますが、個人視聴率に「20~49歳男性」という区分はありません。

 

実際の数字は以下の通りです。

 

世帯  KID .TEN M1 M2 M3  F1 F2  F3

11.5 *1.0 *0.8 *2.7 *3.1 14.3 *0.6 *3.5 *8.0 13/07/20(土)テレ朝 18:00-20:54 第2戦

(KID=12歳以下/TEN=13~19/M=男、F=女/1=20~34歳、2=35~49歳、3=50歳以上)

 

 

M1:20~34歳男性は2・7%、M2:35~49歳男性は3.1%なのですが、

 

もしかしてこの両者を「2・7%+3・1%=5・8%」とか考えてるんじゃないか?

 

(濃度が2%の食塩水と3%の食塩水を混ぜても、5%の食塩水にはならないですよね!)

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2014-07-22 22:49:40

2014年プロ野球オールスターの視聴率

テーマ:視聴率ニュース

オールスターともなると視聴率が判明するのが早いですねw

 

2試合ともテレ朝で中継、1戦目は放送時間内で試合が終わらないというアクシデントがありました。

 

 

「プロ野球オールスターゲーム」テレ朝が地上波延長なし打ち切りでTV放送無し ラジオ中継のみ



中継延長しないとは何事だ!という抗議がテレ朝に寄せられたようですが、肝心の視聴率は以下の通りです。

 

 

7/18(金) *9.7% 18:19-20:54 EX* マツダオールスターゲーム2014・第1戦 
7/19(土) 10.5% 18:30-21:24 EX* マツダオールスターゲーム2014・第2戦

 

 

プロ野球オールスターゲームの視聴率 (1997~2013年)
全て全時間帯の加重平均値、( )内はデーゲーム
1997年 23.8% 27.7%

1998年 21.2% 21.0%     

1999年 27.6% 23.6% 16.7%

2000年 22.0% 22.0% 19.8%

2001年 15.2% 16.0% 14.5%

2002年 16.3% 18.1%      
2003年 14.7% 14.3%      

2004年 14.7% 15.4%      

2005年 11.9% 10.3%

2006年 12.6% 12.2%      

2007年 12.3% (*8.2%)      

2008年 11.4% 11.3%      

2009年 14.0% 11.7%     

2010年 11.1% *9.5%   

2011年 11.4% (*8.3%).(*7.4%)

2012年 10.8% 10.8% *9.6%

2013年 12.5% 11.5% *9.8%
2014年 *9.7% 10.5% 

 

 

1戦目で一桁は史上初です!

 

そして、今年からまた2試合に戻っているのですね。

 

2011年の時点では、オールスターの放映権料は3試合合計で9000万円程度という情報 (1試合3000万円)

があったのですが、今はどのぐらいになっているのか知りたいところです。



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