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2006-11-21 07:13:36

南の海 南の魚

テーマ:長ブログ

メルボルンからクルマで南西へ二時間、
湾沿いにモーニントン半島先端の海を目指して走る俺達。
メルボルン市街地を品川あたりだと例えると、
千葉の富津や館山あたりにある釣り場に向かっているのだ。
ポートフィリップ湾は、本当に東京湾に似ている。


CM撮影を終えて、日本人とオーストラリア人の
即席釣りチームになった我らスタッフを待っているのは、
レンタルロッドも完備した本格的なチャーター船だ。
カジキか、キングフィッシュか。
世界を釣り上げる瞬間を前に胸が高鳴る。


隊長である俺はもちろん勝負服。

昨年のアンデス山脈登頂から封印し続けていた
水曜スペシャル 川口浩探検隊シャツだ。
これを着た以上、幻の巨大魚を釣らずに帰国などできない。

港まであとわずか。 ボルテージ最高潮の我々に、

船長から不吉な連絡が入った。

「わるいけど、もう出港するわ ハバ グッダイ」


確かに、昼飯がうますぎて、量がありすぎて、
30分ぐらい遅刻してる俺達。
だけどチャーターなんだからさあ‥。
なんでも、同乗することになった常連が騒ぎ出したようだ。
そんなの聞いてないよ‥。

一気に最低まで下がるモチベーション。


思いもよらない船長の裏切りにより、
釣り道具も船もないまま、海に着いてしまった俺達。
とりあえず閉まりかけている釣具屋に駆け込むと、
20ドル約1500円の子供釣りセットと、
冷凍イカをエサとして購入。

安っぽいブルーで統一されたロッドとリール。
こんなんで幻の巨大魚とやりあえるのだろうか‥。


しかも、絶望的なのはタックルだけではない。


すぐそこには南極海がある、南の最果ての漁港‥

冒険を求めて川口隊長シャツで乗り込んだそこは、
実はなんともトロピカルな楽園の海だった。


遠浅の海はエメラルドブルーに輝き、
地元の子供達や水着姿のオージー達が遊びまくっている。
こりゃ、釣れるはずがない。釣りをする海じゃない。

地元のクソガキども、いやムジャキな少年達も、

釣れねーよーとはやしたてる。ああ、ブルーマリーン!


ここの南国ムードにはまるで相応しくない、
老人と海ムードな翁に着いて長い桟橋を沖まで歩く。


彼の使い混まれた釣竿に対して、
観光客気分前回のカラフルロッドが恥ずかしい。


かなり歩いて桟橋の先端。

小さく千切った冷凍イカを針につけると、
とりあえずぶん投げてみた。糸ふけをとってビール。
ひと巻きしてビール、ビール、ビール、ビール。


キレイな海を見ながらビールを飲んだ日、

って今日の日記には書くんだろうな‥

なんて思っていたのだけど、 さすがだな、俺。


子供だましの仕掛けでフラットヘッドを2匹ゲット!
一匹は地元釣り師も大騒ぎのグッドサイズだった。
開高さん、松形さん、児島さん、そして川口隊長、

俺も世界を釣りましたよ。



フラットヘッド。
どっからどう見ても、マゴチだけどね。


機内一泊滞在三日のオーストラリア仕事を終えて帰宅。

やはりメルボルンは本当に好きな町だ。

リタイアして、ここで生きるってのもありだな、

なんてマジで考えてみたりするハードダイズであった。

2006-10-30 12:00:42

現実逃避の海。

テーマ:長ブログ

公私ともにエライこっちゃ状態にも関わらず、
今週の土曜も東京湾へ。
いま俺の人生は、仕事とプライベートと釣りでできている。

先週末、日記に書けないほど大敗した、
吉野家フグのカットウ釣り。
出船7時なのに寝坊して6時に家を出たのだが、
珍しいヨネの早起きのおかげで、
ディカプリオ船長の快適1号艇の釣座をゲットできた。

20名ほどの釣り師を乗せ、
波の上を滑るように飛ばすディカプリオ号。
キャビンで再びウトウトしていると1時間ほどで大貫沖。
快晴で海も凪、富津の観音像に見下ろされながら釣り開始だ。

一投目。海底に着いた仕掛けを聞くように上げてみると、
竿先が数ミリだけツンと動いた。
グイッと合わせると明らかにフグの手ごたえ。
慎重に巻き上げると、掛け針に20センチクラスの好サイズ。
「はい、一匹上がりましたよぉ」
ディカプリオ船長のマイクを聞くまでもなく、
一匹目のショウサイフグを俺があげたのだ!

続く二投目も、今度はカットウ針でガッチリゲット。
今週の俺は、ヨネがあきれるほどすごかった。
隣席のオジサン釣り師をイラつかせるほどすごかった。
10m下の海底でエサをつつくフグの柄まで見えるようだ。

8時間後。
終わってみれば、ヨネ2匹、俺9匹+カサゴ一匹と、
大漁とは言えない釣果ではあったが、
鍋と刺身には十分な数を手にして帰宅。
気分がいいので、ヨネを市谷まで送り届けてやった。

1時間後。

品川のわが家で3匹のフグを一夜干しの網に干すと、
フィッシングウェアからドレスアップして、
先輩の結婚パーティへ。なんて忙しい一日なんだろう。
青山でのパーティを終えると、電話とメールで仕事、
それから夜の麻布に流れた。

本当に、なんて忙しい一日だったのだろう。

そして翌日の日曜日。
ヨネと上原を招いて、男だらけのフグパーティ。
思えば15年間も、このメンツで俺んちで鍋を食っているのか。
上智アメフトの不調を嘆きつつ、
俺は二度と結婚なんて考えないと誓いつつ、
フグのフルコースに舌鼓。
フグ刺し、干物、鍋、釜飯、
唐揚げの代わりに揚げたポテトチップ。




一升瓶二本の焼酎を空けて崩れ落ちたぜ、ポイズン。

2006-10-05 09:03:07

秋の香りをどうぞ。

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おまたせしました。別に待ってないか。 

さて、
どんな山でも松茸が取れるというわけじゃない。
赤松があって、霧が巻いて、日も当たって‥
いろんな条件が満たされた山にだけ、
マツタケ様は、お出になる。
そんな山を持っている地主さんに交渉し、
ワンシーズン幾ら、という入札をすることで、
我々も松茸山に入る権利を手にすることができる。
この秋は、この山のここからここまで、
我が家の留め山というヤツだ。

もちろん自然が相手だから空振りすることも多い。
留め山の入札というのは丁半博打なのだ。
昨年なんかは、山はカラカラに乾燥していて、
毒キノコさえ生えてなかった。
だが今年の諏訪地方は豪雨の連続だった。
期待してよさそうな、初マツタケ狩りであった。

だがここまで採れるとは‥。

親父、オフクロ、俺と、山を縦に三分割して、
自分の範囲を丹念に見ながら、頂上へ頂上へ登る。
勾配はかなりきつい。木の枝やツルに捕まって、
よじ登るように上がっていくのだ。
数百メートルほど登ると、
エリンギに似た味のするコムソウというキノコ、
ナメコを大きくしたようなジコボウというキノコ‥。
美味いことは美味いが、本命ではないキノコ達が
ポコポコと顔を出して迎えてくれる。



これなら確かに期待できそうだ。でもご本尊様の気配がない。

すると、遠くの方から親父の声がした。
「おーい あったぞー」
我々も斜面を横に駆け抜け、親父のゾーンへ。
うむ。確かに小ぶりだが松茸。
今シーズン初の一本をうやうやしく引き抜く。
いける、いけるぞ!
負けてたまるかと自分のテリトリーに戻る俺。

目を血走らせながらさらに山を登ると、
ひときわきつい勾配に、神々しいお姿が。



かなりデカい!カサ開きだ!
しかも廻りにもいっぱい!!
「おーい 集合!」
両親を集めると9本の松茸をニヤニヤしながら確保。

そこからは、
わざわざ集合しなくてもいいくらいの松茸祭り。
コムソウ、ジコボウもコンスタントに採れ続け、
結局、腰につけたビク3つでは収まらなくなり、
ジャンパーの袖を結んで袋代わりにして、
それさえもいっぱいになった。


ニヤケタ顔で頂上に辿り着いた3バカ。
それぞれが採った合計を合わせたら、松茸30本!
と思っていたのだが、家で再カウントしたら、
なんと55本の日本新記録だった。




焼き松茸に、(誰かが釣った)松輪マダイと松茸の蒸し焼き。
松茸ご飯に、松茸のお吸い物。キノコの煮物。
親戚まで家に招いて、クンクンと秋のご馳走を堪能した。
夢中になって写真を撮るのを忘れたぐらいだ。

今日の日記は香りつきにしてみたので、

みんなもモニターに鼻を近づけてみよう。

2006-09-19 01:16:34

1メートルから1センチまで。

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怒涛の3連休であった。
いや2連休+休日出勤がやっと終わった。


金曜深夜、例々々のごとくヨネと剣崎沖へ。
松輪港は、広い駐車場からクルマが溢れるほどの大盛況。
ギュウギュウ詰めのクルマ達がクラクションを鳴らし、
釣る気満々のドライバーが怒鳴りあっている。
朝の5時前にどこからこんなに人が‥。
理由はワラサだ。やがてブリになる回遊魚が、
この時期、剣崎沿岸に群れている。
ワラサワラサとワラワラと、
関東中の釣りバカ達がここに集まっているのだ。


ワラサ人気がここまでとは知らず、
タイのライトタックル狙いでやってきた釣りバカ、
いやタダのバカ二人。つまり俺達。
愛用のタイ竿を車に置き去り、
あわてて船宿のワラサロッドを借りると、
釣り座確保でケンカ寸前のワラサ船に
ギリギリセーフで飛び乗った。
長いワラサロッドに取り付けた
自前の小型リールがなんとも心細い。


大波小波を浴びながらポイントに着くと、
海の上でも釣り船が駐車場状態。
前後左右、すぐそこに15トンクラスの船がひしめき合う。
しかも、どの船も市谷の釣堀状態だ。
釣り人がズラリと並んで竿を出している。

これじゃ釣れるわけねーなーと思いながら、
コマセを撒いていると、隣のヨネの竿がギュギュっと
引き込まれた。いつものように、キタキター!と
騒ぐ余裕もなく顔を真っ赤にして魚と綱引きしている。
こいつはいつもの地球釣りじゃなさそうだ、
俺も竿を上げてヨネのファイトを見守る。
巻いては出され、巻いては出されるライン。
俺は見守る。見守りつつビールを飲む。
‥早くあげろよ、おい。


格闘数分。やっと上がってきたのは、
1メートルはあろうかという大物の、
ワラサの頭と胴体がちょっと。
「サメにやられたねえ」船長も落胆している。


サメの歯型がクッキリ残るワラサの死骸。
それは写真を撮るのを忘れるほどショッキングな姿だった。
ヨネも俺もガックリ。
後半、俺にも何か大物がかかったが、
巻いている途中でスッと気配が消えて、
道糸がしっかり切られていた。
針にかかったサバを食べた二メートル近いエイも
釣れていたから、そんな類いかもしれない。


いずれにせよライトマダイのリールとラインでは、
ヤツラに太刀打ちできん。
どうか、タイだけかかってくれ、と祈りながらワラサ釣り。
そんな気持ちではアジさえ釣れるはずもなく、
本日も潮止まりタイムアップ。
とにかく釣り場が混みすぎらしく、
船全体でも4本程度しかワラサは上がっていなかった。
デカくて速くて青いヤツ。俺達に新たなライバル出現だ。

半身ではあったが、サメとシェアしあったワラサは美味く、
刺身、カマ焼き、アラ汁は、
リベンジを誓わせるのに十分なゴチソウだった。

日曜日。ワラサ翌日は、湘南までシラス丼を食べに出かけた。
生シラスの名店として知られる、しらすや。

朝上がったばかりの釜茹でシラスと、
半透明に光る生シラスとを一気にかきこんだ。

アブラののったワラサもいいが、こちらもなんとも滋味。
あー、思い出したらまた食べたくなってきた。


1メートルの魚から、1センチの魚まで。
またまた魚に楽しませてもらった週末だった。
またまたまた海に恩返しに行かなくちゃなあ。

2006-09-13 00:56:57

広告制作に関するブログでした。

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タイだの、アジだの、ライトタックルだの、
日頃、俺とヨネが話題にする単語ばかり書いているわけで。
グーグル検索したアイツが、まるでコマセに寄る魚のように
ここに来てしまったのはムリもない話だ。

過去にも会社バレ事件など、
度々、まるひぶろぐのマル秘は脅かされてきたが、
ついに最大の外道が引っかかってしまったという気分。
参ったなあ‥‥って、2秒悩んだけど、ポイっとリリース。
ここの存続についてご心配の声もいただいていますが、
今まで通りやっていきますよ。


土曜早朝。
深夜帰宅の体にムチを打って、一人、松輪リベンジへ。
いや一人なんかじゃない。
ネコ科のワゴンが俺をサカナへ誘うのだ、ニャー!

お魚大好きネコちゃんの目的地は棒面丸。

マダイのライトタックルの発祥ともいえる船だ。
船は空いており、左舷トモから二つめの上席をゲット。
先回の松輪釣行では、左側ばかり釣れていたようだから
俺もそれに従ってみる。二匹目のドジョウ、いやマダイはいるのだろうか。
ワラサでもサバでもなんでもいい、一度ぐらい、この竿を曲げてくれ。


秋風の気配が交じり始めた剣崎沖。
アクビ混じりにリーディングXをシャクり続けること数時間。
ついに、その時が来た。
ピクピクっと動いた竿がグイグイグイと海中に向けてしなる。
サバともヒラソーダとも違う、なんだかタイっぽい引き。
手巻きリールをゼイゼイと20メートル巻いてくると、
針の先で暴れているのは、美しいシマ模様。
やったぜ、人生初のイシダイだ!

腕いっぱい前に突き出して、大きく見えるように記念撮影。
確実にマダイに近づいているぜ!と再び気合を入れなおすが、
痛恨のタイムアップ。

本命は次回のおたのしみだ。待ってろよ、赤いヤツ。


翌、日曜早朝。
ヨネがどうしても川崎のアジをやりたいと言うので、
釣り疲れた体に再びムチを打ち起床。
アジ用のタックルを準備しながらヨネからの連絡を待つ。
待つ、待つ、待つ、待つ、待つ‥。
もう二度と起きなくていいよ、酔っ払い野郎!
悪態をつきながら、また一人と一匹、産業道路を川崎へニャー!


目的地は、おそらく家から最も近い船宿、つり幸。
木村拓哉さんがANAのパイロットを演じたドラマGood Luckで、
お父さん役のいかりや長介氏が経営する釣り船屋として、
撮影舞台にもなった川崎の有名店だ。
もう3回目になる つり幸の午前ライトタックルアジ。
ビシ投入、しゃくる、誘う、ツンツンツン。
手軽な釣りだし、ボーズはないし、何よりも美味しい。

昼飯&晩酌分に十分なぐらい小アジ大アジを釣り上げた頃、メール着信。
海の上にいながらバリ3。東京湾のすごいところだ。
送信者は予想通り、二日酔い明けヨネ。

お願いですから午後からやらせてください、とのこと。

午後の船代はヨネにおごらせて、半日アジを終日アジに切り替えた。

だが午後から海は大荒れ。しかもミヨシの席を取ってしまったものだから、
波がうねるたびに揺れる、揺れる、さくら丸。
川崎まで電車でやって来た二日酔いダメ男は、
船酔いダメ男に変わり、コマセにもならないゲロを海へ撒きまくっている。
おまえ、東京湾を汚しに来ただけかよ‥。


午後はほとんど釣りにならなかったが、二日分あわせたら結構なお魚。
土日の20時間近くを海上で過ごした成果だ。
俺とプジョーが釣った魚ばかりだが、いつも通りヨネ一家にふるまった。
一年前の初マダイゲット から、これまで何匹の魚を下ろしたことだろう。
初めてのイシダイだって、目をつぶってでも身とアラにできる腕前になった。



さらに俺達の魚料理を通じて、

キッチンに立ったことさえなかったヨネ嫁までもが、
ついにポットでお湯を沸かせるまでに成長したことがうれしい。


こちらはイシダイの薄作りと、湯引き‥にするつもりだった茹でイシダイ。

もうちょっとがんばれ、ヨネ嫁!

でも最高にうまかった。


さて、どうやらテレビCMは崩壊 するようなので、
ここも広告制作ブログから、釣り・板前ブログにシフトしていこうと思う。
まるひぶろぐ2.0のスタートだ。
「イシダイは、ゆっくり一日寝かしたほうがおいしいしインタラクティブ」
つまりタイだってスピードと変化、そういうことだ。

どうかバイラルに広げて欲しい。

2006-08-27 18:12:31

夏におさらば。

テーマ:長ブログ

来週から、とんでもなく忙しくなりそうです。

というわけで、この週末も釣り船へ。
俺は独身なのだから、
いちいち釣りに行く言い訳をする必要はないのだけど、
潮がいいからとか、鯖にアブラがのってきたからとか、
竿を新しくしたからとか、ここんとこ行ってないからとか、
ついつい釣りに出かける理由をつけてしまう。
これって、ゴルフや釣りに共通した、
なんだか悪いことでもしているような、
麻薬的な楽しさのせいだと思う。


さて、もういちいち書くのも面倒くさいが、今回も同行者はヨネだ。
金曜日に六本木ヒルズで飲んだグラッパが抜けず、
やむおえず愛車のカギをヨネに託す。
助手席で二日酔いというか、酔いの続きに苦しみながら、
土曜早朝、サーファー達のクルマと抜きつ抜かれつ、
横横を松輪へ向かった。


三浦市 松輪といえば、サバが有名だが、

釣り人的には、タイのライトタックル釣りだ。
電動リールに10尺竿といった大仕掛けではなく、
手で持てる軽く短いロッドと、
両軸リールでタイとファイトする釣り。
今日のために新調した1.9メートルのロッドが、
どれだけしなるのだろう。
はやる気持ちを抑えつつ、船へと乗り込む。

さあ、大船団とともに、松輪の港を出港だ!


いや~、しならない、しならない。
むしろ、当たりすらない。
ロッドをしゃくるのにも疲れて、置き竿にする俺。



足も投げ出して、かなりやる気がなくなっている。
ダイワやシマノがまったく提唱していない、
間違ったライトタックルスタイルだ。
だけど、夏の終わりの風が気持ちええな~。
すると、そのときだ!



プシュッ、プハ~ッ。
いや、ごめん。マジで何も起きないよ。
松輪の海には魚いないですわと、キリン秋味を空ける俺。
魚釣りなんて野蛮な遊びはやめて、新しい季節に乾杯。


先日、どえらい競合プレに勝ってしまったので、
この秋冬の俺は、多忙極まると思われます。
ブログも滞りがちになると思われますが、
アイツは幸せに仕事をしていると思っててくだされ。
自分が愛している商品の仕事、本当に楽しみっす。


なんて、船の上で業務連絡する余裕があるくらい、
何も起きないまま本日の釣り終了。

そして今年の夏も終了。次は秋にお会いしましょう。


(松輪について一部修正しました

2006-08-21 10:21:45

夏の忘れもの。

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いか~ん!

この夏は、海釣りしてないじゃないか!

釣りブログでもある ここの名がすたるわい!

というわけで、

まるひぶろぐ初出演 以来、最多登場回数を誇る

釣り仲間のヨネと8月の東京湾へ。


今日の船宿は吉野屋。山本周五郎も愛したここは、

世界的にも稀な、船長が釣り人に優しい船宿だ。

全国共通の船長マイクパフォーマンスである、

「はい竿あげて!おい早く!!」 は、

吉野家の場合、

「すみません、竿を上げてもらえますかぁ」 になる。

夏の終わりの一日は、あの船長マイクに癒されたい。

僕らの中では、ディカプリ男と呼ばれている、

レオナルド・ディカプリオ似の若船長に会いたい。


だが、いきなり思いついた日曜日の船釣りだ。先客も多い。

癒しのディカプリ男が駆る一番船はすでにいっぱいだった。

我々は、眼光鋭い アイパー船長が操る三番船で、房総沖へと波を切る。

決してたなびくことのない、船長のアイパーヘアーが風を裂く。


本日、我々が目指す獲物は、東京湾のショウサイフグ。

カットウという仕掛けを使った少し変わった釣法で、

今夜のフグフルコースを釣り上げるのだ。

カットウ釣りとは、簡単に言うと、

カットウという重りに付けた海老でフグを誘い、

近づいた気配を感じたら、竿をしゃくって、

重りの下についている針でフグを引っ掛ける釣りだ。

エサ取り名人のフグを釣るために編み出された必殺技。

くわしいことは、吉野家でディカプリオ似の船長に聞いて欲しい。

本当に丁寧にレッスンしてくれるから。


フグ フルコースの夢を見ながらウトウトしているうちに、

船はポイントに到着。出船時は濁っていた東京湾が、

マリンブルーに変化している。

ディカプリオ船長のタイタニック、

もとい一番船は、さっそく釣り始めているようだ。

「はい。始めちゃってもらえますかぁ~」

こちらの船にまで癒しマイクが聞こえてくる。



さあ、俺達も負けてはいられない。

ワクワクしながらカットウを投入した、まさに一投目。

俺の竿先がピクリ、のピぐらい、わずかに動いた。

小さく合わせると、かなりの勢いでラインが走る。

きた!いきなりでかい!リールを巻く、巻く、巻く。



船上のうたた寝で、すっかり日焼けした俺が釣り上げたのは、

本日の最大級のショウサイフグ。

開始3分で、おなかいっぱいだ。

アイパー船長も、嬉しそうに微笑んでくれる。

さすが吉野家だ。スマイルが行き届いている。


続いて、酒で赤くなったヨネも一匹ゲット。

この酔っ払い。クルマの運転は俺に任せっきりで、

自分だけクーラーBOXをビールで一杯にしてやがった。

しょせん小物フグだが、カットウ釣りの見本のような釣れ方だ。


そんなこんなで、青空の下、東京湾と格闘すること数時間。


終わってみれば例のごとく、さすがだな俺達。

大小のショウサイフグ、高級魚のアカメフグまで釣り上げ、

おまけにイイダコも。8月の海を心行くまで満喫した。


さて次は、おなかを満喫させる番です。


毒の部分だけ吉野家で取り除いてもらったフグを持ち帰り、

公約通り、ふぐ刺し、ふぐ鍋、焼きふぐのフルコース。

最初はお皿が透けるほどの薄造りで始めたのだが、

だんだん面倒になって、最後は短冊切りになった贅沢なふぐ刺し。

もう、皿からこぼれ落ちそう。

そのまま醤油やポン酢で食べても良し、

骨でダシをとった鍋でシャブシャブにしても良し。

ヨネ嫁、ダイゴローを呼び出して、4人でフグ8匹の贅沢。

小さなイイダコも茹でダコにして、一口づつ喰らった。

もちろんショウサイフグは美味かったが、

見た目はほとんど変わらないのに、アカメフグは確かに絶品。

コリコリ度もシコシコ度も、トラフグなんて目じゃない。

アカメの毒で死ぬ人が多いというのも、うなずける話しだ。

無茶して無免許調理したくなる旨さだった。


生でウマー、焼いてはウマー、茹でてはウマー、

雑炊なら、フグ屋でも食べれるということで、

フグうどんウマーで鍋を締めくくり、もう食べられません。


さて夏よ。もう思い残すことはない。

そろそろキノコの季節になってくれていいよ。

2006-08-17 00:29:47

夏休みのMONO。

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仕事をする時の左腕には、
いつも自動巻きの時計をつけている。

ちょっと奮発して買ったオメガ。

腕が動いていることで自然とゼンマイが巻かれて、
勝手にチキチキと動き続けてくれる機械式のアレだ。
腕時計をつけることなく週末を過ごした月曜の朝なんかは、
ゼンマイが切れて止まっていることがある。
だけど、休日出勤こそが俺の日常。

仕事人間のとこに来たのが運のつき。

平日も週末も、ほぼいつも俺と一緒に働いている、

そんな腕時計だ。


今日は突然、時計論を語りたくなったというわけではない。
前置きが長くなったけれど、
この夏は、ずいぶんとコイツを止めておくことができた。
12日から始まったお盆休みにしっかり便乗できたのだ。
今朝、出社する時になって、
時計の針をグルングルンと進めながら、
ずいぶん長く休めた夏だったんだって実感した。


快晴の伊東の海では海水浴と絶景を楽しみ、

伊豆高原のホテルでは温泉と贅沢な朝飯を堪能し、


実家では甥っ子ライダーKABUTO&カブトムシと遊び倒し、

諏訪湖の花火を特等席で鑑賞する。

南へ西へと愛車を走らせ、まさに夏満喫。

PSの ぼくの夏休みのようなパーフェクト夏休みデイズだった。

そして、こんな夏休みを記録してくれたのが、
新しいデジカメ GR DIGITAL。
仕事仲間が昇進祝いにプレゼントしてくれた
RICOHの名機が大活躍してくれた。

なんとなく、いつものケータイ写真とは違うでしょ。

カメラマンの腕がぜんぜんついていってないけれど、
絞りとか、シャッタースピードとかイジレルのが
おもしろすぎる。

カメラの写真はカメラじゃ撮れないから、無断転載。
どうすか、この無骨デザイン。男心くすぐられまくり。


小泉総理が言うところの、
心の問題を取り上げることが多い、まるひぶろぐ。
時計だとかカメラだとか、らしくないMONOネタを書きつつ、
日常という、それはそれで愉快な世界に戻ろうと思う。


って、このブログのどこが心の問題なんだ‥って話しですか。
それもまた、心の問題ということで。

2006-07-09 01:39:06

カロリー!カロリー!カロリー!

テーマ:長ブログ

今週は忙しい、忙しいと言いながら、
韓国の広告代理店の美人留学生を送別会したり、
クライアントのブラジル人とのハーフ美女と焼肉したり、
ミスインターナショナルな飲み会の多い、
おなかいっぱいの一週間だった。


おなかいっぱい極めつけだったのが、
師匠Mさんの、そのまた師匠であるTさんを囲んで、
Mさん、二人のKさんらとの食事会。


Mだ、Tだ、Kだって、書いてる俺も分かりにくいんだけど、
70代の社長、60歳目前の役員、40代二名、ちょっと離れて俺という
おじいさま、おじさま、オッサン連中の集まり。
師弟、師弟の二世代で、むさくるしさと説教臭さ全開の会だ。

場所は、御茶ノ水 山の上ホテルにある 「天ぷらと和食 山の上」。
池波 正太郎さんも絶賛、という天ぷらの名店。
しかもゴチである!


まずは数年ぶりに集うことができた奇跡に乾杯。
そんでもって…

♪カラッ!サクッ!シャキッ!サクッ!ジュワッ!ハフッ!

薄い衣と、新鮮な魚介や野菜が、口の中でオーケストラですよ。
車海老の足だけ揚げた天ぷらに始まり、
シシトウ、アスパラ、玉ねぎ、ミョウガ、鮎、イカ、海老海老、
締めの天茶漬けに至るまで、めくるめく天ぷらタイム。


半年間 揚げ物断ちしているMさんをはじめ、
お年を召した先輩方にはちょっとキツい油モノ。
途中でみんな、俺に廻してくれるんじゃないかって
期待していたんだけど、誰も期待に応えちゃくれない。
みんな同じように、いや、俺よりハイペースで、
♪カラッ!サクッ!シャキッ!サクッ!ジュワッ!ハフッ!
っと完走してしまった。むしろ、それぞれ追加注文。

そりゃそうだ、どれだけ食べても全然もたれないんだから。
お皿にさえ油の跡がほとんど付いてないんだもんなぁ。
素材も腕も油も、ぜんぶイイのだろう、それに値段も。
とにかく、Tさん、ゴチでした!


弊社役員でもある師匠のMさんがTさんに対してだけは
子供っぽいというか、なんだか言動に甘えが混じるのが、
傍で見ていて、微笑ましくて、愉快だった。
先月、お父様を亡くされたMさんにとって、
師匠のTさんは、もう一人の父さんなんだろうなぁ。
Mさんが、俺にとって東京の父さんであるように。


二軒、三軒と神田をハシゴした週末。
女っ気ゼロではあったが、心地よい一夜だった。

2006-06-28 05:06:48

空と走るライオン。

テーマ:長ブログ

プジョー407SW Sport2.2というワゴンが、
先月からの俺の愛車の名前です。

スティールグレーという受注カラーにしたため、
納車まで少し待つつもりだったが、即納。
二ヶ月で1200キロメートル。
すでに、そこそこの時間をこのクルマと過ごしたことになる。

自動車免許をとってから10年以上経つ。
これまでのマイカー遍歴は、マスタングGT、ジャガーXJS。
アメリカの暴れ馬、英国のバブリーな豹、
そんな中古クーペばかりを乗り継いできた。
車名だけだと聞こえはいいけれど、

どちらのクルマも、いつ突然死してもおかしくないポンコツ動物だった。
暑い!熱い!ガス臭い!オイル臭い!止まる!止まらない!
記憶にあるのは、罵声と共に走った思い出ばかりだ。
そして最後は、駄馬として、老豹として、二束三文で引き取られて行った。
その損失額、プライスレス‥。


「クルマなんて二度と買うもんか!」強く決意して4年。


気づいたら、そこそこ貯金もできて、決意も忘れかけていた。
そんな俺の前に、ピカピカのライオンが現れたのだ。
フロントに百獣の王ロゴ。トトロのネコバスのようなニンマリ笑った顔。
これこそ俺が求めていた、わくわく動物ランド 3号じゃないか!

「この子は、一から俺が育てます!」
人生初の新車を即決するのに時間はかからなかった。
今や、すっかり俺になついたヤングライオンは、
西へ東へと週末を駆け回っている。


このクルマの売りは、なんといってもパノラマルーフだ。
天井のほとんどすべてがガラスになっていて、空が見える、見える。
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だが、この眺望は後部座席のお客様のもの。

運転席の位置からは、真上よりもやや後方にある青空を

ドライブ中に眺めるなんて到底ムリだと思っていた。
このシフトレバーのもう一つの役割に気づくまでは。

落ち着いたインテリアデザインの中で、

やけに銀ピカなシフトレバーだなあ‥位にしか思っていなかったのだが、
すげえ。これ、ドライブの位置に入れた時に、天井が映り込むんだ!

青空も、釣り竿も、ぜんぶこの中に映ってる!
運転中にこれに気づいたときは、「メルシーボクー!」って叫びましたよ。
気が利いてるなあ、フランス人。
洗車はあまり好きじゃないけど、

このシフトレバーだけはピカピカにしておこうと思ったのでした。

 

ちょろり先輩、プジョー最高っすね。

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