2006-06-28 05:06:48

空と走るライオン。

テーマ:長ブログ

プジョー407SW Sport2.2というワゴンが、
先月からの俺の愛車の名前です。

スティールグレーという受注カラーにしたため、
納車まで少し待つつもりだったが、即納。
二ヶ月で1200キロメートル。
すでに、そこそこの時間をこのクルマと過ごしたことになる。

自動車免許をとってから10年以上経つ。
これまでのマイカー遍歴は、マスタングGT、ジャガーXJS。
アメリカの暴れ馬、英国のバブリーな豹、
そんな中古クーペばかりを乗り継いできた。
車名だけだと聞こえはいいけれど、

どちらのクルマも、いつ突然死してもおかしくないポンコツ動物だった。
暑い!熱い!ガス臭い!オイル臭い!止まる!止まらない!
記憶にあるのは、罵声と共に走った思い出ばかりだ。
そして最後は、駄馬として、老豹として、二束三文で引き取られて行った。
その損失額、プライスレス‥。


「クルマなんて二度と買うもんか!」強く決意して4年。


気づいたら、そこそこ貯金もできて、決意も忘れかけていた。
そんな俺の前に、ピカピカのライオンが現れたのだ。
フロントに百獣の王ロゴ。トトロのネコバスのようなニンマリ笑った顔。
これこそ俺が求めていた、わくわく動物ランド 3号じゃないか!

「この子は、一から俺が育てます!」
人生初の新車を即決するのに時間はかからなかった。
今や、すっかり俺になついたヤングライオンは、
西へ東へと週末を駆け回っている。


このクルマの売りは、なんといってもパノラマルーフだ。
天井のほとんどすべてがガラスになっていて、空が見える、見える。
a

だが、この眺望は後部座席のお客様のもの。

運転席の位置からは、真上よりもやや後方にある青空を

ドライブ中に眺めるなんて到底ムリだと思っていた。
このシフトレバーのもう一つの役割に気づくまでは。

落ち着いたインテリアデザインの中で、

やけに銀ピカなシフトレバーだなあ‥位にしか思っていなかったのだが、
すげえ。これ、ドライブの位置に入れた時に、天井が映り込むんだ!

青空も、釣り竿も、ぜんぶこの中に映ってる!
運転中にこれに気づいたときは、「メルシーボクー!」って叫びましたよ。
気が利いてるなあ、フランス人。
洗車はあまり好きじゃないけど、

このシフトレバーだけはピカピカにしておこうと思ったのでした。

 

ちょろり先輩、プジョー最高っすね。

2006-06-24 06:49:21

ジーコジャパンを超えた日。

テーマ:短ブログ

予想通り、なんだろう。

ブラジルにコテンパンにやられた日本代表。

まあ、ジーコの名前を忘れてしまうような俺 なので、

落胆もしていなければ、玉子をぶつけようとも思わない。

選手のみなさん、おつかれ~とは思うけど、

残念ながら、朝4時開始の試合まで時間つぶしに見ていた

「ALWAYS 3丁目の夕日」のDVDの方がよっぽど、

感動をありがとう、だった。


でもって、日本敗退と同じ昨日。

俺達が、実は世界と戦っていて、

しかも、予選を突破していることが判明した。


カンヌ広告祭から、連絡が入ったのだ。

カンヌ映画祭というのがあるように、

カンヌ広告祭という、世界の広告作品が

フランスのカンヌに集まる祭典がある。

何年か前に俺も行ったことがあるのだけど、

まあ、広告制作者にとっては夢の舞台ってやつだ。


そのカンヌ広告祭の とある部門で、

去年俺たちが作った とあるCMが、

現時点でショートリストに残っているという。

ショートリストに残るっていうのは、

つまり予選突破ということでしかないのだけど、

何万本という世界中のCM。

日本からの全出品CMでショートリストに残ったのは、

数本だというから、本当に狭き門なのだ。

fushigiさんならわかってもらえると思うが、

これって結構すごいことなのだ。


出品していたことすら、みんな忘れていたのに、

いきなり世界のピッチとか言われてピンとこないけど、

本当に賞なんかもらっちゃったりしたら、すごいなあ。

ニヤニヤ。

2006-06-21 10:50:07

特攻野郎 俺チーム。

テーマ:短ブログ

この春に入社した新人、T君のトレーナーになった。

このブログにも何回か登場している、

見た目40歳、ばっかり食いの男、パシリの男と

散々に書かれてきたヤマウチに続いて二人めの弟子だ。

俺チームも3人体制。ちょっとした黄門さま御一行になった。

ヤマウチもこれで先輩だ。敬意を込めて、

今回からY君と書いてあげることにしよう。

思えばY君とは、4年目の師弟関係になるということだ。

真っ直ぐすぎる性格のせいで、

いろいろ悩んだ時期もあったようだが、

いまは仕事を心から楽しんでいるようで、うれしく思う。


なーんてな。


ヤマウチ~、海外出張なんて100万年はええんだよ!

いいなあ タイロケ‥


T君、いやタカハシ!俺チームに来たのが運のつきだな。

よろしくお願いします。

2006-06-16 15:35:39

苦行難行、富士ヒルクライム。

テーマ:長ブログ

午前4時。

河口湖にある会社の保養所で目を覚ます。
窓の外からは雨音。さっきまで飲んでた酒も残っている。
こんなんで、チャリ乗るのダルいなあ‥
このまま寝続けて寝坊しよう!と再び目を閉じたところで、
携帯のアラームが鳴ってしまう。
「行くか!」異様にやる気になってる友人ヨネがうざい。
ま、ここまで来たんだしな。午後には晴れるって言ってたし、
登れるところまで登ってみるか。
ワイパーを動かしながら、
夜明け前の河口湖湖畔を富士北麓公園へと走った。


公園内のスタート会場はまるで自転車見本市。

t

タイヤが冗談みたいに細くて、車体も軽そうな、
ロードレーサーがいっぱい。
みんな派手なチャリ用ユニフォーム着て、装備も本格的。
スネ毛をツルツルに剃って空気抵抗まで減らしてる。

卑怯だよ‥。

こっちはパジャマ同然のジャージとTシャツ。
レンタルのメットに、グローブは釣り用手袋。魚臭いのだ。
チャリンコも、よくあるマウンテンバイク。勝ち目のカケラもない。
初心者歓迎って書いてあったじゃんかよ。
どこにも初心者なんてどいないじゃんか!


だが、こんな俺でもヨネよりはマシだ。
ヤツのチャリは、リカンベント。背もたれ付きの珍妙チャリだ。

r

坂登りに向いていないことは誰の目にも明らか。
出場者も、遠巻きに、可哀相なものを見る目でヨネチャリを眺めてる。
仲間だと思われないように、そっと親友から距離を置く。


プロの自転車選手や片山右京さんなどの挨拶があったりして、
ますます本格レースのムードと、不安が漂う中、

ピストルの号令でスタート。
公園を出て、エッチラオッチラとスバルラインへ向かって漕ぎ出す。

スタートから数百m。チャリに乗るのなんて久しぶりだなあ‥

なんて、隣のジャージ選手には聞かせられないようなことを思いつつ、
小降りになってきた雨の中を走る。天気予報通り晴れるといいなあ。


♪バイセコー バイセコー


i pod 着用は許されず、仕方なく鼻歌でシャカシャカと進む俺。

天国のフレディ、聞こえているかい?

だが、のん気に漕いでられたのも最初の3分だけだった。

スバルラインに入ると、坂が急激にキツクなる。
ガチャコンガチャコンとギアを変えるが、キツイ、キツイ。
あとからスタートしてきたロードレーサー組に早くも抜かれ始める。
俺が平地でも出せないようなスピードで、
急坂を登っていく鮮やかなジャージ。カラダもチャリも軽そうだ。

俺の方はすべてが重い。漕いでも漕いでも、漕いでも坂。
1合目にすら辿り着かないうちに、疲れ果てる。それ以前に、
坂だけが続く風景にも、チャリに乗るという行為自体にも飽き飽きだ。
s

フレディ‥ここは地獄だよ。


棄権だ、棄権。リタイアしちゃおう。
でも誰にどう伝えたらリタイアなんだろう‥
誰かの真似をしてリタイアしたいのだが、元気に抜いていく人ばかり。
たまに見かけるリタイア仲間は、
給水地点で病人同然で毛布に包まれていたりして、
あそこまで具合悪くないんだよなあ‥と尻込みしてしまう。
飽きたからってやめたら、怒られるよなあ‥また走り出してしまう俺。


で、給水してから100mも走らないうちに、
やっぱりさっきのとこでリタイアだったあああって思う、その繰り返し。
朦朧としながらそんな思考錯誤をしているうちに3時間。
気づいたら、とっくにゴールして下ってくる人ばかりになっていた。
「がんばれー。あともう少し~」
爽快そうに坂を下ってる人に言われても、説得力ないっす。


足切り時間ギリギリ。五合目という看板が見えて来た。
だがゴール目前まで来て、整備不足チャリのチェーンが外れ、
最後は全力チャリ押し疾走をしながら、ゴール。
3時間16分。早い人の3倍近い時間、苦しんだということだ。
何はともあれ、24キロもの坂道、完走!

数分後、これまた奇跡の完走を果たしたヨネを迎える。

やっと眺められる、富士五合目からの景色‥

g

「霧しか見えねええええええええええええ」

しかも俺達のゴールを祝うかのように、突然土砂降りになる雨。
ブレーキをキーキー言わせ、歯をガタガタ言わせながら、坂を下る。
ゴーグルの準備なんてもちろんない。雨が目に入って、痛い、痛い。
前も見えないし、指先の感覚もまるでない。
「これはいったい、なんの修行なんだあああああああああああ」

叫び声は雨音にかき消された。


全身ずぶ濡れ。

川で溺れたような状態でスタート地点に戻ると、
暖かい吉田うどんを一杯食べて駐車場へ下山。

そのまま逃げるように河口湖を後にした。
まったく見えない富士山の方角を見て一言。


「二度と来ねえよ!」と叫ぶ。

「二度と来んな!」コダマが帰ってきた気がした。


ワイパーだけじゃぜんぜん足りない豪雨の中、
暖房全開のクルマで東京へ向う。やっと生きている実感が戻ってきた。

助手席でウトウトしているヨネがむかつく。
ほとんど八王子に入ろうという山道。
大会ゼッケンをつけたままの本格レーサーが、家路を自走していた。
あの人は、まだ修行が足りないのか‥。


富士ヒルクライム。
これはマゾの人だけに任せておこうと思った。そんな週末だった。

2006-06-11 23:52:42

ブログはリタイア。

テーマ:短ブログ

25キロの山道を3時間10分、無事完走。

いや。ぜんぜん無事なんかではないんだけど、

今は何か書く気力も体力ないのだ。


週明け、恩師のお父様のお通夜お葬式があるため、

レース詳細は水曜以降更新予定。その頃、筋肉痛の予定。



2006-06-09 06:22:04

♪bicycle~ bicycle~

テーマ:中ブログ

この週末が来てしまった。

運動不足自慢で盛り上がった飲み仲間のヨネと、
思わずエントリーしてしまったチャリンコレース、
Mt.富士ヒルクライムがすぐそこの日曜日だ。


確か、申し込みしたのは、3月ぐらいだったように思う。
その頃は、レースまでには、なまった体を鍛える時間もあるだろうし、
もと体育会の俺達なら余裕だろ。なんて、タカをくくっていた。


富士山、スマン。

仕事と飲みと釣りで、イッパイイッパイでした。
ここ数ヶ月の最長チャリンコ距離は家からコンビニまで。
むしろ俺の体は緩み気味。 タイヤの空気も抜け気味。
そんな状態で、富士登山ですか。めでてーや。


体力がダメでもチャリの性能がなんとかしてくれる!と、
唯一の心の拠所にしていた俺の愛車、
「ディスクブレーキ付いてるマウンテンバイクっすよ!」自慢も、
トライアスロン大会を担当したことのある先輩によると、
「マウンテンバイクは山登りにはぜんぜん向かないね」だそうだ。


うん。

登るのにブレーキなんて関係ないってことぐらいは、

薄々わかっていたんだけどね‥。


自分もチャリも、まったく信用ならぬ状態のまま、

Mt.富士ヒルクライム!

日本一の山「富士山」に自転車で挑む!
富士スバルラインを舞台とする、
距離24km、標高差1,255mの
日本最大級のヒルクライムレース
(大会コピー)

が、二日後に近づいている。


なのに今日だってヘロヘロ徹夜明けですよ。
ブログ書く暇があるなら、
スクワットの20回もしておくべきなのだ。
いや、むしろ早く寝るべきなのだ。
ヤバイよ。マジな人達いっぱい集まるんだろうな。


そうだ!

QUEENのBICYCLE RACEだけはi-PODに入れておこう。
もはや、フレディだけが頼りだ。

2006-06-07 10:01:54

藤田社長、誘ってください。

テーマ:短ブログ

乗り切れるはずがないと思ったプレゼンの嵐を
息も絶え絶えに、生還。
深夜4時過ぎ、3日ぶりぐらいにテレビをON。
一番搾りをプシュっと開けると、
PSXが録画しておいてくれた番組をチェック。


このところ、ろくでもない事件ばかりなのは知っている。


せっかくの無濾過ビールが不味くなりそうな
ニュースなんかは放っておいて、
今日ぐらい、最高のツマミ番組を選ぼう。


ザフィッシング 釣りロマン 日本釣りの旅‥


うーん、どれも美味しそうじゃないか。
タイトルを見てるだけで、ビールが空けられそうだ‥と、

上へ下へとグリグリとスクロールしているうちにソファで爆睡。

夢の中で、鯛やヒラマサやシーバス、哲ちゃん、児島玲子さんに会う。

船長帽をかぶった、SA藤田社長まで現れる。


あー、釣り、行きてーなー。

2006-06-03 11:22:42

庶民の苦しみ。

テーマ:中ブログ

今、担当している新規ジョブは、商品がかなりセレブだ。

過去、俺が担当してきた広告商品の中で、最高に高価。


時速300キロのスポーツカーという、最高速度商品‥

0.数ミクロンの菌という、最小サイズ商品‥

日本の何倍って広さの国という、最大サイズ商品‥


これまで、俺的ビックリ広告新記録を色々作ってきたけれど、

世の中の人がお金を払って手に入れる商品としては、

今回のがいちばん高い。多分、ウン十億円ってことになるんだろう。


商品名は書けないけれど、最高セレブ賞受賞おめでとう。


さて、この商品。

10年以上も上の先輩二人に囲まれて企画しているのだが、

一人は、貴公子と呼ぶにふさわしいエリートマーケッター、

そして一人は、選ばれし血統をもつ巨匠アートディレクターだ。


二人とも、どれだけ尊敬しても足りないくらい素晴らしい先輩で、

仕事ぶりも人間性も、神がかり的にスゴイのだけど、

この、やんごとないお二人の意見が今回どうも合わない。

特に、商品がセレブだったりするから厄介で、

それぞれが こだわっている見解がかなり違う。

モメにモメにモメにモメ、担当営業が泣きそうになったところで、


「あとは、コトバでなんとかしてもらうということで、ね」


初めて二人の見解が一致して打ち合わせが終わった‥。


どえらい宿題を抱えたまま、プレゼンが近づいている。

休日出勤一日目、行ってきます。

2006-06-01 23:15:10

でも結局、ざる蕎麦にした。

テーマ:中ブログ

近所にモスバーガーがある。
全国のモスバーガーの例にもれず、
店の前に立てかけられた黒板には、
アルバイトさんの一言メッセージが書かれている。


「今日から6月なのに気持ちいい天気ですね。
梅雨なんて来なければいいのにね~って
お店のみんなで話してます。

アルバイト鈴木(仮名」


こんな感じの、あのメッセージだ。
季節の変化を気づかせてくれるだけでなく、
鈴木さんの人柄や、アットホームな仕事場の雰囲気まで
伝わってくるようではないか。
鈴木さんたちの作ったモス食っとくか。

ついつい、そんな気持ちになる演出だ。


さて、そのモスの並びに、四川麻婆豆腐屋さんがある。

お隣にあるモスの黒板を見て、

陳店長(仮名)は思ったのだろう、きっと。
「これ、うちもマネするアルヨ」
黒板を買って来ると、アルバイトの李さん(仮名)に手渡し、
「ここに気のきいたこと書くアルヨ」と命令したのだ、きっと。

チョークを片手に、考えて、考えて、考え抜いて、
アルバイトの李さんが黒板に書いたメッセージは‥






うむ。ストレートでよろしい。

Amebaおすすめキーワード

    powered by Ameba by CyberAgent