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サププライムローン問題から経営危機に陥り、公的資金注入を受けた大手米国金融機関。
シティバンクグループ、ゴールドマンサックス・・・・。
数兆円も資金援助してもらって、1年後には半分から全額返済。
その原資は、増資や営業利益なんだろうが、いったいその原資はどこの誰のものなのか・・・?
現在の金融資本主義の恐ろしいところは、こういうところに現われるのだろう。
普通、まっとうな商売をしていると返すことができない天文学的負債だ。
この1年で、瞬間的に注入した公的資金を遙かに超える利益を収奪していることになる。
システムを根本的に変えなければ、ずっと続く世界的リスク。
このままでは、またまた別の姿をして形を変えて金融バブルが発生すること間違いないだろう。
もしかして、それはCO2排出権取引という形で現われくるのかも知れません。
要注意です。
とにかく排出権取引なんてのは、金融工学みたいなもので、それこそ雲を掴むような話で、掴みようのないCO2を机上の統計学的数値で係数処理した上で金に変えようとしているのですから。
実体がなくて。