文学座・金沢映子のブログ『ときど記 マーシャ』

朗読パフォーマンスユニットおはなしDecoBee♪(デコビー)もよろしく!


テーマ:
私が敬愛する俳優さんの一人、
庄崎 隆志さんの
手話パフォーマンスのお手伝いで

急ですが、明日、
4月28日(金)
品川駅近くの品川シーズンテラスの
イベント広場のステージに
出演することになりました!

私たちの出番は、
ほんの20分程度ではありますが
他にも
パラリンピックアスリートによる
トークショーや
アーティストによるライブもあり

慌しい都市のビルの谷間の
風通しのよい野外広場で
つかの間の
楽しい夕べを過ごしませんか?

障害がある人とない人の
可能性と将来を
少しだけ
考えながら。

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※予約不要
※自由席
※入場無料


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テーマ:
朗読パフォーマンスユニット
おはなしDecoBee♪の
東日本大震災チャリティライブ
に向けて

斉藤隆介作品の中でも
私たちが選り出した
大好きな作品を5つを

3年ぶりに紐解いて
去年から、準備を重ねてきまして
先日、無事に本番を終えました。

お忙しい中ご来場くださった
みなさま
ありがとうございました!

東日本大震災で孤児になった子たち
のための学資支援のための募金に
賛同してくださり
心から感謝致します!
桃柿育英会への募金報告は
おはなしDecoBee♪の公式ブログに
アップしてありますので
ご確認くださいませ。

さて。

ここからは、また例によって
私の頭の中の
ものがたりの森のおはなし。

今回の作品は5本立てでしたからね、
登場人物もたくさんいたわけですが

私が演じる、何人かの登場人物の中に
「やまんば」と呼ばれている
お年を召した女性がいて

彼女もまた
しばらく我が家に現れたり消えたり
しながら、
無造作に無秩序に同居する
いろんな登場人物や動物達と一緒に
過ごしていたのでした。

彼女は、普段は山奥にお住まい
なので、髪の毛は伸ばし放題。
木の皮みたいなもので
無造作に後ろでひとつにしばり
着物も、なんの繊維なのか、
なんかの動物の皮なのか
正体不明のものを羽織り
蔦のツルみたいなもので腰のあたりを
縛っている。

さぞかしワイルドなタイプの方
かと思っていたら、
ものすごく、マメな方で

チャリティライブ本番までの日々、
我が家で、
何度となく、花さき山に咲く
小さな花々、一輪一輪の由来を
同居人のほかの登場人物達に
語って聞かせていたのでありました。

うちに古くから出入りしている
肉食獣のおおかみなどは、
きっと、草花や人間の心の話より
晩御飯の心配で上の空かと思いきや、
大粒の涙を流して

「そうだったんでやんすか〜
おいら、これからは、峠道のお花も
踏んづけたりしないように
うんと気をつけやす!」

なんて、殊勝なことを言って
大きな前足で、何度も目をこすったり
凄まじい音を立てて鼻をかんだり
しているんでありました。

そして、問わず語りの果てに
「がぶ、お前の花も咲いているよ」
と、やまんばに、ぽつりと言われて、
彼がどれだけ喜んだか。

うちが壊れるのではないか、
ご近所さんにいよいよ通報されて
しまうんではないかと
ドキドキしたほどの
それはそれは賑やかな喜びよう
だったんでありました。

このようにして、
花さき山の、花という花の由来を
声が嗄れるほどに
日夜、語り尽くした、ばば様は

チャリティライブ本番に、
語り残した最後の
小さな花の由来と、
おいだら山と、八郎潟ができた由来を
話し終えると

固くつむった両の眼から
じわりじわりと
涙が湧いて
ダニーが作った歌を
私たちと一緒に
唸るように歌い

私たちが後片付けをしているうちに
いつの間にか
姿を消したのでありました。

うちに帰ると、
置手紙がありまして

「東北の震災で、つらく悲しい思いをして、あれから、じーっと辛抱して頑張っている子供たち、大人達に伝えてください。
あなた方の花は、今も、花さき山に咲いて、風に揺れて薫っているからと。おらが、見届けているからと。」

と、意外にも達筆な、大きな文字で、
伝言が記されておりました、、、

とさ。

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新年明けまして
おめでとうございます

この年末年始も、家族と一緒に
それはそれは穏やかに

世界はこれからどんどん
緊迫した状況になってゆく
悲しい予感しかしないのに

父の息災が
しみじみ嬉しいと
初めて涙ぐむ年始の食卓の乾杯

むかしのいろいろは、
掘り起こせばまだ
生々しい記憶が蘇るとも

今、笑って、感謝できるなら
埋めた位置だけ記憶して
あとは忘れてしまおう、、、

今年のわたしは、そんな境地。

けれど、年老いた父の
悲しい戦時中の記憶は
なんでもない会話の
平易なキーワードで
すぐに掘り起こされて

未だ生々しい傷口は
ぱっくり口を開け
どくどくと、温かな血と涙の混ざった
液体を吐き出してゆく

幾度となく繰り返された
満州での幼い記憶の問わず語りは
今日もまた、
父をかの遠い国へ連れ去ってゆく


一通り、あの時の日々をさまよって
命からがら、
やっとの思いで日本に引き上げて
父は、また一層、げっそりとする。

戦争は、未だ終わらず
今日もまだ、父の心をそぎ落とし
刺し貫いている

もう癒すことができないのならば、
彼の命が尽きるまで
この悲しい物語を
わたしは初めから最後まで
何度でも
心と耳を傾けて聴いていよう

今年のわたしは、こんな境地。

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元旦、父の家の前から臨む
東京の街なめの、富士の山
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