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アメーバニュース引用

『ONE PIECE』『HUNTER×HUNTER』…こんなにある! 漫画の"休載・復活"事情

6月01日17時30分

提供:ウレぴあ総研

少年ジャンプの看板漫画『ONE PIECE』が休載、作者は病気で入院――

「ウレぴあ総研」でこの記事の完全版を見る【動画・画像付き】

先ごろ、こんなニュースが世間を騒がせた。病名は扁桃周囲膿瘍で、復帰まで2週間かかるとのこと。今年2度目の休載だけに読者はハラハラさせられたが、この機会にじっくり治療を受けてほしいものだ。

現在は少年ジャンプ公式サイトに作者・尾田栄一郎氏のメッセージと、休載に関する編集部からのお詫び文が仲よく掲載されている。なおジャンプ今週号の告知によると、復帰予定の号は『ONE PIECE』が巻頭カラーを飾るそうだ。さすが看板作品だけあって派手な待遇だが、一方では「病み上がりの漫画家に巻頭カラーで負担をかけるとは何ごとか!」と批判的な意見もファンからは聞こえる。

思えば現在の週刊少年ジャンプは、“休載すればニュースになる作品(ONE PIECE)”“掲載されればニュースになる作品(冨樫先生のアレ)”が同居している不思議な雑誌だ。

そこで今回は、ちょっと気になったので、休載漫画にまつわるあれこれを調べてみた。


休載で有名な“2大漫画”といえば?

ネットの大型掲示板で休載漫画についてスレッドが立てられるとき、必ず候補の筆頭に挙がるのが『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博)と『BASTARD!!-暗黒の破壊神-』(萩原一至)の2タイトル。いずれも少年ジャンプ掲載、幅広いメディアミックス、長期連載……というメジャー作品の条件を満たしているため、良くも悪くもファンから話題にされることが多い。

『HUNTER×HUNTER』は『ONE PIECE』より半年ほど遅れて連載スタートし、最新コミックスは32巻。ほとんど休みなしの『ONE PIECE』が69巻まで出ていることから考えると、『HUNTER×HUNTER』はおよそ2週に1回休載している計算になる。

ただし誤解されがちだが、冨樫氏は昔から休載の多い作家だったわけではない。連載デビュー作『てんで性悪キューピッド』、出世作『幽☆遊☆白書』、月間ペースで連載された『レベルE』を通じて休載は数えるほどしかない。相当疲弊していたと思われる『幽☆遊☆白書』連載末期でさえ、ほぼ毎週のように掲載されていた。

それが最新作『HUNTER×HUNTER』から一転、長いときには1年以上休載するわ、下書きの状態で本誌に掲載されるわ、32巻ではついに「単行本でも下書きのまま」という偉業(?)を達成するわ、連載ペース&作画クオリティの両面で少なからずファンを落胆させるようになった。

公式コメントが出ていないだけにファンはあれこれ休載理由を想像し、ネット上でもたびたび議論がかわされている。以下はその一部だ。

・体調不良説
・ゲームにハマって仕事どころじゃない説
・離婚説(これは悪質なデマとの見方が強い)
・子供のお受験説

いちおう断片的な情報はさまざまなメディアで作者自身から語られており、それらから推定するに“『幽☆遊☆白書』で無茶しすぎた。『HUNTER×HUNTER』では無理なくやりたい”といったところか。その結果が下書き掲載かよ!と突っ込みたいファンの心理は分かるが、どうか体を壊さずがんばって欲しい。

さて。もう一つ、『HUNTER×HUNTER』の遥か上をいく伝説的な作品がファンタジーバトル漫画『BASTARD!!-暗黒の破壊神-』だ。1988年に週刊少年ジャンプで始まり、現在は月刊ウルトラジャンプで不定期連載中。今年で連載25周年、なのに最新コミックスは27巻までという、ジャンプ漫画とは思えないゆっくりした刊行ペースである。

序盤はそれこそ週刊連載とは思えない超絶クオリティで読者をうならせたが、やがて体調不良を理由に季刊誌へ移籍。週刊少年ジャンプに出戻りしたり月刊ウルトラジャンプに移籍したりで現在に至る。休載が目立ってきた当初は腰痛と発表されていたが、今も同じ状況なのかは不明。不定期連載とされているが実質的には連載がほぼ完全にストップしており、下書きのまま掲載されることも。「いつ決着が付くのか」「エピソードがあちこちに飛ぶので理解できなくなった」など、これまたファンを悩ませている。

この2人の作者は壮大なストーリー構成や魅力的なキャラクター、卓絶した作画力など、並の漫画家には真似できないオンリーワンの才能が見受けられる。そのため多くの熱狂的ファンを抱えているわけだが、同時に「才能と人気さえあれば下書きで掲載してもオッケー」というジャンプの悪癖を定着させた2大戦犯として、ネット上では忌み嫌う人も多い。悔しいことに『HUNTER×HUNTER』は下書き状態で読んでも非常に面白いため、今後もさまざまな議論を呼び起こしそうだ。

トラブルから休載になったケース

病気ではなく、作者と「誰か」とのトラブルが原因で休載となったケースも意外に多い。この場合「誰か」とはファンであったり編集部であったり、また原作付き漫画では共同制作者とのトラブルだったりする。

ファンからの影響で休載となった例は、以前の記事『「黒子のバスケ」脅迫問題にみる、“リアル”に影響を与えた漫画の出来事』 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/11086?page=3 ] で紹介しているので参照いただきたい。

現在、こっち方面で一番心配なのは『黒子のバスケ』だ。今年に入っても依然として脅迫事件が続き、つい先日もまたイベントが中止になったばかり。作者はそれでも読者の期待に応えようと奮闘しているが、週刊連載を続けながら脅迫行為のストレスに耐え続けるのは相当厳しいことだと思われる。作者の藤巻忠俊氏がダウンしてしまう前に、なんとか警察には犯人を捕まえていただきたい。


他にも理不尽な理由で休載となった漫画には、最近だと『しろくまカフェ』がある。アニメ化の際にまったく原作者(ヒガアロハ氏)が意見を述べることを許されないばかりか、自分が原作のはずなのに“しろくまカフェの情報はネットで知る”悲惨な状況だったという。また、原作無視のアニメを放映されただけでなく、契約書すら作成されていなかったことも発覚。これでは作者が描く意欲を失うのは当然である。

以前に佐藤秀峰氏のインタビュー(記事『映画は70億円超ヒット! 『海猿』の原作者にはいくら入るのか、佐藤秀峰本人に聞いた』 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9165 ] ) でも感じたことだが、つくづくこの業界は漫画家の使い捨てが酷い……。クリエイターの権利をきちんと守れないような編集部に存在する意義はあるのだろうか?

さらに今年に入り、ミステリアスな休載騒ぎも起きた。まんがタイムきららMAXで連載されていた4コマ漫画『Free!』が、作者のGAN氏いわく“のっぴきならない事情で”突然休載となったのだ。このお茶を濁した表現のため、ネット上ではさまざまな憶測を呼んだ。

ちょうど同タイミングで京都アニメーションが新作アニメ『Free!』(GAN氏の漫画とはまったく別物)制作を発表したため、「商標関連もろもろで作者にアニメ業界から圧力がかかったのでは?」との説も根強い。しかし公式な情報がどこからも出てきていない以上、真相は闇の中である。


編集部の“自主規制”が原因で休載、そして移籍騒ぎとなった作品もある。月刊ウルトラジャンプで掲載されていたSFバトル漫画『銃夢 LastOrder』だ。連載100回を迎え、ストーリーも盛り上がってきたところで突然の休載。しばらくしてから、なぜか講談社のイブニングに連載の場を移行した。

これを知った時は「なんでだ!?」と混乱したが、真相は作者・木城ゆきと氏のブログサイトに書かれていた。

簡単に経緯をまとめると、『銃夢 LastOrder』の新装版コミックス収録にあたり、編集部から“セリフの一部に問題”があったと申し出て、木城氏がそれに納得できなかったからだという。集英社の法務と編集部が問題視したセリフは「発狂」「サイコ野郎」の2つ。発狂という言葉は精神障害に結びついてしまい、サイコ=サイコパスも精神障害に含まれるからNG、別の表現に変更したい……そんな言い分らしい(詳細なやりとりは上記リンクを参照)。

似たような表現規制のエピソードは『ジョジョの奇妙な冒険』にもあった。イタリアを舞台とした第5部で、あるキャラクターの発した「ド低能」というセリフが問題となったのだ。該当部分は文庫版の収録にあたって「クサレ脳ミソ」に変更されて発売となった。ファンからすれば逆に変更後のほうが酷くないか?とすら思えてしまうあたり、出版社の規制基準はよく分からない。ちなみに普段はイギリス紳士並みに温厚な荒木飛呂彦氏も、この時ばかりはよほど立腹していたのか、珍しく露骨に不快感を示すコメントを出している。

たまたま集英社の例が続いたが、似たような話は他社の作家たちからも伝わっている。作家の当然の権利すら守らず使い捨てて、逆に編集部は保身のためにあっさりセリフを変更する――日本の漫画業界はこれでいいのだろうか? いずれ機会を得れば、作家・編集者の双方にインタビューして“漫画の表現規制”を掘り下げてみたい。

作者の死を乗り越えて続く作品

最後に、漫画家も人間である以上は避けられない問題――“連載中に作者が急死したらどうなるか?”も何例か調べてみた。

このケースでもっとも一般的な対応は、連載していた雑誌上で作者の訃報をファンに伝えること。稀にだが死亡直前まで取り組んでいた作品のネーム(プロット)や下書きをそのまま掲載することもある。1990年代の古い例で恐縮だが、週刊ヤングジャンプ連載のサッカー漫画『タンゴ』では、作者・佐々木亮氏が急逝した翌週の号にて未完成のまま原稿を掲載。読者の涙を誘った。

また、近年の人気タイトルで作者が急死といえば、多くの人が思い浮かべるであろう『クレヨンしんちゃん』の臼井儀人氏。不慮の事故死ではあったが、事前に描き溜められていたストック原稿が見つかったため死後しばらくも連載は継続。現在は元スタッフによって『新クレヨンしんちゃん』が連載されている。

テレビアニメはすでに20年以上の歴史を誇る長寿番組となり、劇中劇『アクション仮面』のスピンオフ漫画が今月創刊された新雑誌「月刊アクション」にて連載スタートした。このように『クレヨンしんちゃん』のコンテンツ自体は作者の死後も存続しており、いまや『サザエさん』や『ドラえもん』の領域に近づきつつあると言ってもいいだろう。

作者の死後、かなり時間を経てから作品が復活することもある。少女漫画『イタズラなKiss』は、1999年に作者の多田かおる氏が急逝したため未完のままいったん終了。2008年に作者の残したメモや資料からテレビアニメが制作され、そこで完結した。

巨匠・石ノ森章太郎氏の他界により完結しなかった『サイボーグ009』も、なんと現在リメイクではなく“完結編”が連載されている。『イタズラなKiss』と同様、石ノ森氏が残した膨大な資料からストーリーが構成され、作画も元スタッフが担当するという徹底ぶり。第1話を含めた数話分が小学館のウェブサイト「クラブサンデー」で無料公開されている。

このように作者の死後、長らく休載(というか絶筆)になっていた作品が蘇るのは、ファンとしては嬉しくもあり不安でもあり複雑な心境かもしれない。ただ、一度は未完で終わった作品が復活するということは、それだけ続きを待ち望む人が多かった証拠でもある。たとえ旧作のテイストを100%再現できなくても、愛されている作品だということは間違いないだろう。


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