入院記録 | チャレンジド

チャレンジド

障害と難病を持ちながらも希望を持って、チャレンジする日々の出来事を綴っています。

今回の入院記録を綴る。

6月25日(火)~7月5日(金) (10日間)

今日、退院時診察で、主治医に「のあさんは
危なかった・・・26日(水)には意識が混濁し、血圧も
上が(70/↓)下が計測できず、大変でした。

すぐ点滴を2リットル流して、夕方には落ち着きました」。
と話すんだ! 確かに2日目は記憶が曖昧で、おろらく
意識を失った時間もあるかもしれない。

退院日に、空白の2日目の全貌を聞いて唖然となりました。


6月20日(木)
外来主治医の診察・・・
「ステロイドが効いていないかもしれない。 副腎からのステロイド
ホルモンもある程度出ているので、明日からステロイドを切って
みましょう」。

俺は、ステロイドの副作用の皮膚症状とLDL吸着療法時に
おいて、血管がボロボロで刺しにくい所為もステロイドの
影響だったと思っていたので、ステロイドを切るという主治医の
意見に、内心喜んでいたのかもしれない。

6月21日(金)
リンデロン0.5mg(プレドニン換算5mg相当)を21日朝から
切った。  この日は特に症状はなし。
(SLEなってから、10年間欠かさず飲んできたステロイド。)

6月22日(土)
ゆっくり過ごしていた。 夕方、妻に誘われ居酒屋へ・・・
最近、全然飲んでいなかった所為もあったのか、ビール
コップ1杯飲んで、アルコールは、それ以上入らず、
蕁麻疹様の痒みを伴って、食欲まで失せた。

6月23日(日)
朝から、食欲が無かった。 昼に冷やしうどんを食べて、
夕食は、食欲がない。
(ステロイド減剤すると、3日目ぐらいから元気が
無くなるので、その所為だろうと思っていた。)

6月24日(月)
朝6時前から目が覚め、だるいけどブログチェックをして、
6時半朝食を無理やり胃に入れて7時に出勤。

通勤時間1時間15分・・・何とか職場に着いたという
実感をいだく。 このけだるさは久しぶり。
職場の前のコンビニで、昼食用菓子パン2個購入。

午前中、3時間がエラく長く感じ、仕事に集中できず。
お昼休み1時間・・・菓子パン1個を胃袋へやっと流す。

午後、ロングの相談が入り、受話器を持ちながら、
徐々に左肩が痛くなり、右に持ち替え対応したら、
右手に力が入らず。

15時過ぎ、いよいよ上半身が強張り両腕と背中が
痛くて、16時30分「早退を申し込み」上司に了承
を経て、17時までの仕事だったのが、20分早く
早退した。 
その時点で、妻にメール。「駅まで迎えに来て!」
として20分電車に揺られ、ようやく最寄り駅に到着。

自宅に帰り、悪寒戦慄・・・体温38.9
当然ご飯は食べず、自分で両脇と頚部をクーリング。
朝まで熱下がらず。

6月25日(火)
朝、9時にタクシーに一人で乗り込み、大学病院へ。
9時半に着いて、外来受診時から記憶が飛び飛び。
記憶の範囲で、車椅子で採血室へ行き、心電図を
取り、胸部X-Pまでしたかも。

検査後外来処置室でベットに横になり、何時間?
経過後、Drに「CRPが高いし熱もあるので入院!
部屋が無いから1万円の部屋で」。

楽になりたいので、了承し妻に「入院」と2文字
叩き、車椅子で入院。 
(入院時58キロ・・・60キロが普段あるから2キロ
脱水状態だった)

仕事が終わった妻が、入院のパジャマや薬を
持参。 2度ほど自宅に往復したらしい。

夕食・・・半分も食べれなかった記憶がある。
入院時ヘモグロビン9.6 クレアチニン5.08
アルブミン2.2 CRP18.5

6月26日(水)
冒頭に書いたとおり、記憶が曖昧。

看護師数名や退院日に主治医から繊細を聴いて
正直驚いた。

Nrsからも、「大変だったよね~」こればかり言われる。
とにかく記憶が飛ぶ。
ステロイドが始まったらしい。(プレドニン5mg)

6月27日(木)
熱が37℃台。 上半身の強張りと左肩の激痛。
右大腿筋肉痛。

左肩のMRI・・・広範囲に炎症。

6月28日(金)
左肩の痛み以外は、症状が無くなり熱もなし。
CRPは相変わらず高い。
原稿が依頼されていたことを思い出し、どうしても
外出したいと申し出て、主治医の許可で土曜日
午前中9~12送迎で外出許可を頂く。

朝昼晩、盛り盛り食べる。

6月29日(土)
午前中、同伴で外出。
原稿をPCから抜き、病院へ持ち帰る。 シャワー
を久しぶりに浴びた。 点滴部位はビニール袋で
覆って。

ちなみに採血はしているが、Drは教えてくれず・・・

6月30日(日)
左肩の痛みも軽度になり、あとは至って「普通」
退院したい・・・と思い始めた。

7月1日(月)
ヘモグロビン9.2 クレアチニン3.64アルブミン2.6
CRP1.1

7月2日(火)
職場に電話・・・今週もお休みしますと。

入院が苦痛。

下は、派手なパジャマ、上は派手なTシャツ姿で
病棟内をウロウロ。
(Nrsからは、異様な感じに見えただろう。 病棟が
心臓血管・循環器の病棟でした。 だから患者の
ほとんどは、モニターで管理され、「変な意味で言うと
元気がない患者たち、もちろん高齢者が多く、ほとんど
スマホを持っていない、アダルト」。

同室者は、商社勤務で、部屋の中でも英語や中国語
で仕事をする感じ。

携帯でベラベラしゃべる以外は、心臓に病気を抱えて
いるので、普段は静か。 夜も・・・

7月3日(水)
この日から妻が、面会に来ず。 面会に来ても
10分も居ないから平気なんだけど。

洗濯物も、コインランドリーまで(病棟が違う)出向き、
それが息抜き。

一度だけ、ローソン行ったけど、お金がかかるし
制限食食べていたので、これは当然守る。

但し、循環器病棟ではまず居ない、ドリップの珈琲を
持参し、4~5杯は飲んだと思う。
Nrsは、これも珍しい光景だったのだろう、呆気に
取られていた。

夕方、友人Aさんが面会・・・同時に主治医も来て
「明日吸着後、明後日退院と・・・」

ヘモグロビン9.2 クレアチニン3.35(入院していると
良くなる) アルブミン2.9 CRP0.2
7月4日(木)
午前中、サクッとLDL吸着療法を終える。

7月5日(金)
10時退院。
9時半に退院診察を受けて、冒頭のことを言われた。

退院時清算・・・11万円超



10年同じ、外来美人主治医。 恨んではいないけど、
高い授業料を支払い、勉強できたよ。

ステロイドは俺には必要なのと、副作用で何かがあれば、
それはそれで寿命なんだと思う。

あと3週間、抗生剤飲み薬と、プレドニン5mgも継続で。
何かあったら、いつでも病院へ来て下さいと言われました。

妻にも、入院後2日目のことは連絡もなく、夜遅くまで
仕事だった。 その出来事を伝えたらご立腹だった。

ステロイドを切っても、個人差があるようです。
のあさんは、「特別」な~んて言われました。

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