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以前も、こんなこと書いたかと思うんですが、また思うところあったので、しつこくこの話題について書きますw


よく、「海外の人と話すときは、政治と宗教についての話題は避けましょう」なんて言われますね。

これ、知人、友人、学友などとして深くつきあう予定がなく、とりあえず表面上仲良くしとけばそれでいい、という相手に対しては、まったくその通りです。

こういう、個人の信条や精神面の根幹に直結する話は、いわゆる irreconcilable differences、和解し難い不和、妥協し難い差異の宝庫な訳で、要するにそのもの地雷原と言っていいかと思いますので、避けた方が無難です。


ただし、逆に、とても深く知り合いたい、あるいはそもそもガチでディベートをしようと思っている人相手には、避けて通れない話題になることも多いかと思います。

こういう部分が人としてのあり方の根っこのところにある、という方は非常に多いので、わかり合いたいという願いに突き動かされて、向こうから吹っかけてくることも往々にしてあるものですので。


で、ですね。

けっこう、勘違いされてる方が多いようなんですけども、実は、日本語と英語だと、無宗教っていう言葉が違って聞こえるんです。


日本語だったら、「無宗教」って言われたら、特定の宗教に肩入れしてる訳ではないのね、という理解はしますが、だからってその人は初詣行ってお祈りしたりはせず、なんらの願掛け的な行為もしない、一切合切の神性のものを否定する人だとは思わないじゃないですか。

でも、英語で I'm an atheist (私は無神論者です)って言ったら、上記のように聞こえる場合が多い。

もちろん、言葉の厳密な定義というのは、多くの場合論争がつきものなので、絶対そう聞こえる、とまでは言いませんが。

一般論として、ね。


つまり、英語で atheist ですってやっちゃうと、誤解を招く事が多いですし、というか事実と違う場合も多いですし、宗教が善悪の基準や倫理、道徳などと分かち難く結びついている人からは「善悪の基準も持たない未開人」扱いされることもあるのね(実際そう言われてる人を見た)。


…ついでに、irreligious という言葉は、直訳すると確かに「無宗教、宗教的でない」なんですが、文脈によって色々解釈できて、場合によっては「宗教に対して敵対心をもっている」くらいの勢いで理解されちゃうことがあるんで、これも避けた方が無難かな~、と。


初詣行くし、なにか焦ってたり、強烈に願ってたりする時ついつい「あぁ~ 神様、仏様~」とか思ってしまったり「神様、お願い!!」って祈っちゃってたりするし、厄年には厄除大師とかにいっちゃって、お守りも買っちゃう。でも、特にこれという宗教に属してたり、特定の神様を信仰したりはしてないんだよね…なんていう方は、

(1)「いや~、これといって信仰心とかってのもないんだよね」
とか
(2)「う~ん、お参りしたりお祝いしたりするけど、信仰してるっていうより習慣なんだよね」
っていう説明がよいのじゃないかと。

(1) I cannot say I'm very religious. とか I'm not so religious. とかまぁ適当に

(2) I would occasionally go to Shinto shrines or Buddhist temples and participate in some sorts of rituals, worship, ceremonies and the like, but it's more of a cultural/customary thing rather than actual belief.
とか
Going to Shrines or temples at certain times and occasions, such as New Year's Day and the coming of the age ceremony at the age of 20, is a part of my culture. I'd participate in such customary religious activities just because almost everyone in Japan does. but not because I believe in Shinto God or Buddha.
とか、これまた適当にw



…ちなみに、これは全くのついでですが、I'm not -. というより、I cannot say I'm -. って言った方がより婉曲な響きになるかと。

前者が「~じゃない」で後者は「~っていう訳ではない」みたいな。



神様とか色々、いる証拠もないしいない証拠もないからよくわかんないんだよね というのもよいかと。

I don't know... I'm probably an agnosticist. みたいな感じで。

ちなみに agnostic というのは不可知論的なということで、つまり、どっちも証拠ないし、知りようがないでしょ、という立場のことですね。

私もこれはよくやりましたね、I don't know... I'm open to any possibility as I do not have solid evidence to agree or disagree with either side. とか言ってみたりね。




ま~、いずれにしても、自信なかったらある程度ぼやかして、聞き側に回った方が賢いかもしれませんね。

先入観を捨てて相手の話を聞くと、意外と、「これはよい、これは悪い」という価値観だの善悪判断だのに共通する部分が見つかったりして、そういうところから、宗教がどうのっていうより、人としての認め合い(またはその逆??)につなげていけるので。



しかし、ほんと、間違った事を言っちゃって誤解されるのも何なので、日本語から和英辞典か何かで調べた新しい言葉は、ニュアンスがよくわからないまま使わない方が無難。

最初から英語で、英語の文脈の中で拾って/聞きかじって覚えて、「ハッキリわからないけど、こういうときに使われるこういう意味の言葉なんだろうな」という理解をしてる言葉だったら、そんなに大きく外れないでしょうからいいのですが。


何か和英でゲットした新しい言葉を使いたい時は、英訳だけ調べてわかった気にならず、英英辞書を見て、ついでにwikipediaとかも見てみて、英語の文脈の中での使われ方を調べた方が良いですよ。



あと、ネット上の掲示板とかそういうのって、英語勉強してきて、英語できると自分では思い込んでるけど実際のニュアンスがよくわかってない方が得々と返事書いてる事がけっこう多い気がするんで、鵜呑みしない方がいいよ。

プロの翻訳者とかでも、その手の人はまともな仕事を挙げて来ない事が多いものですから(レビュー時の直しがホントにキツい…。最初から自分がやった方が速かったんじゃないかと思う事しばしば)、自分の力でリサーチしたほうが身のためです。

めんどくさいし、最初は自信も持てないかもしれないけど、ついでに実力つくし、人の言葉鵜呑みにした間違いより、自分の間違いの方が身にしみてよく覚えるんで、一石三鳥ですからビックリマーク

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