改めまして、この度、首の頸椎棘突起(けいつい きょくとっき)の骨折により、紀伊國屋サザンシアターにて上演中の、こまつ座『きらめく星座』の正一役を先週、9/19より急遽降板することになってしまいました。

これによって6公演が公演中止となり、本日9/24の夜公演から、共演者である峰崎亮介さんが正一役を新たに引き受けて下さいました。

上演を楽しみにしてくださっていた皆様、関係者の皆様、
多大なるご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございません。

劇場に足を運んで下さって初めて公演中止を知った方も大勢いらっしゃったと思います。何よりも6公演の公演中止を引き起こしてしまい、沢山の方に届くはず だった井上ひさしさんとカンパニーの皆の大切なメッセージを、多くのお客様からその機会と、貴重なお時間を奪ってしまったことには、本当に申し訳ない気持 ちで一杯です。

出演者やスタッフの皆様、主催者であるこまつ座の皆様にも、急遽の降板、追加稽古やお芝居への影響、お客さまへの対応など、多大なご負担をおかけしてしまいました。

今回の正一役は舞台を駆け回ることが多かったので、公演の数時間前からストレッチを念入りに行ったり、メンテナンスに通ったり、絶対に怪我をしないように最善の努力を毎日尽くしていましたが、首の骨への疲労が予想以上に蓄積し、骨折という結果を招いてしまいました。

体調不良による疲労ではなかっただけに、本当に悔しい気持ちで一杯です。

この限られた時間の中、新たに正一役を引き受けて下さった峰崎亮介さんは、今回『きらめく星座』では防共護国団団員甲役&電報配達の若者役として一 緒に出演されていて、稽古中から僕の芝居や演出家からのダメ出しなどを全て見ていて、楽屋では偶然にも隣の席だったので、正一役の本番の流れも一番近くで 見ていてくれていました。厳しい状況の中で全てを背負って助けて下さって、本当にありがとうございます。

最後まで作品を務めることが出来ず本当に悔しい気持ちで一杯ですが、応援して下さっている皆様、そしてこの『きらめく星座』に携わる全ての皆様に、申し訳ない気持ちと、感謝の気持ちで一杯です。

叶うのであれば、
優しく明るいあのオデオン堂の家族の元に今すぐ戻りたいです。

今は首にコルセットを巻いて固定し、通院、リハビリをしています。腕や肩を大きく動かすこともしばらくは痛む状態です。安静が一番の治療ということなので、とにかく今の状態で今出来る事から・・・・精一杯務めていきます。

情けない状態ではありますが、今はただただ、大好きな『きらめく星座』の舞台が、無事に大千穐楽を迎えられますよう、祈っています。


いよいよ本日から、

新体制での『きらめく星座』が上演されます。



井上ひさしさんが残した大切なメッセージが、

沢山の方々の心に届きますように。



2014.9.24

田代万里生

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