横浜に住む母は長年家庭菜園をしていて、今年も初苺をもらいました♪ なかなかべっぴんさんの苺達だったので、ガラスのグラスなんぞに盛り上げ、しばしなんちゃってカメラマン気分でデジカメに収め、そして描くことにしました。

 苺を描くというのは、私としてはどこか「富士山を描く」みたいな、真っ当過ぎて気恥ずかしさを感じたりする題材で、これまで苺は脇役でメインはラズベリーやブルーベリーだったりしていました。

 が、先日伺った福井良佑先生の絵を拝見してから少々気持ちを改めました…。
 というのは、福井先生はどなたでもきれいでさわやかで素敵だと思える題材を、そのまま素敵に描き上げられます。 なのに奥深く見飽きない作品に惹き付けられたまま「真っ当の美」を描ける実力と姿勢といったものを感じました。
 それは技術ばかりでなく、やはり人柄が素敵な絵を描かせるのだなということを、気さくで温かな先生に感じました。

 ということで、私も今回は照れたりせず、苺だけを真面目に(笑)そしていかに魅力的に描けるか?と、真正面からの気持ちで描いてみました。

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 まずはスケッチですね。 描くか描かないか分からないけれど、と思う部分まで、観察のために細かくスケッチをします。

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 大まかに、光の印象を付ける色合いをベースに敷きます。

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陰影を描いて立体感と空間を掴みます。

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それぞれの色を乗せていきます。細部をどこまで描くかに慎重になりながら筆を勧めます。

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引き続き慎重に細部を描き進め、また分かれている色や形をまとめてみたり、遠くに離して眺めながらゆっくり筆を勧め、また慎重に少し色を抜いたりして完成です。

 最初に求めたイメージには近づけられましたが、より透明水彩画の魅力をお伝えする絵にするには、もっともっと手数を減らせていけたらと思っています。

 何を描いてもなかなか満足にはいかないけれど、今後も得意分野と甘んじず、苦手だからと逃げず、また「な~んか恥ずかしいな~」などという屈折した考えを除き、もっともっと絵にまっすぐに向かっていきたいものです…。
 また何か描けたらアップしますね。

 「マリの水彩画とグルメ」には写真も載せてありますので、よろしかったら飛んでみてくださいませ♪


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