本日午後は、東京芸術劇場にて、
野田英樹 東京芸術劇場芸術監督就任記念・提携公演
田中傳左衛門プロデュース
「歌舞伎の未来」
を観に行きました!
なんかシンポジウムみたいなタイトルだなぁと思いつつ、(すみませんっ)とても楽しみにしていた公演でございました!
「未来」と言う響きを丸ごと背負ってらっしゃるような、片岡千之助君の「口上」に始まり、「道成寺組曲」、「一調 獅子」、千之助君のお祖父様の片岡仁左衛門さんのご挨拶と続き、力強くて目が離せない「五条橋」拝見させて頂きました。
「肉体を使って表現する舞台と言うものは、お客様とのキャッチボール」と、ご挨拶の際に片岡仁左衛門さんが仰っていました。
「お客様の目が肥えれば肥えるほど芸は育つ」!
ホント、そう思います!
イギリスでは、中学校の国語の授業でシェイクスピアをやるし、芸能に関わっていない人達の芝居に関する知識のレベルが高い。 舞台を見に行けば「あの役者のここがいい」とか、「この演出は作家の意図を汲んでいない」などと会話がなされる。
芸術は観て批評して下さる観客がいなければ廃れてしまうのだ。
日本には、すばらしいすばらしい芸術が沢山あるし、絶対に残さなければいけないと思う。
私は半ば日本の教育から抜け出したくて17歳で一人でホントに抜け出しちゃったんだけど(笑)それは私にとって正解だったけど、
ゆとり教育とか言ってないで、歌舞伎を観せて欲しかった。踊りを教えて欲しかった。お三味線を教えて欲しかった。着物をもっと着たかった。
私は田舎に住んでいて歌舞伎には縁がなかったのだけれど、歌舞伎が観られる学校と家庭は子供達に、みせてあげて欲しい!せめて現歌舞伎座が無くなる前に!
(私がこんな事言うのも変な話ですけどね…)笑
だから私はイギリスから帰ってきた。日本の芸を身に付けなければ世界に出られない!と。
まだまだ勉強不足ですが、日々様々な芸能に触れて良い観客にもなりたいのです!
良い観客になりたいとか言っといて、舞台観て寝ることもあるけどね…。それも重要な経験なんじゃないかしら。何事も百聞は一見にしかりな訳で、自らの目と耳で体験しなければ自分の経験にはならないのですな。その芝居が面白ければ徹夜してても眠くならないんですから。
私は体験重視!フットワークは軽めに!経験はずっしり重く積む!
本日は素敵な公演を観させていただきました。
舞台に携わる人間として、もっと勉強して良い観客になります。
吉田真理