お墓の価格はいくら?と聞かれても即答できない理由⑤・・地域的格差 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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この記事は民営墓地や寺院墓地でお墓を建てる場合には参考になりません

同じ県内でも価格が違う


墓地の種類が分からず、大きささも分からず、設計図に寸法も入ってなくて、それで「お墓の価格」をはじき出せというのが無理だということが分かったでしょうか?

実は同じ都道府県でも住んでるところでお墓の価格に多少の違いがあるようです。
高い地域と安い地域があるんですが、お墓を建てた多くの方は地元の石材店に出向いて、近所の人や親戚なども同じ石材店で建てたからと安心して建てたと思いますが、もしかしたらその地域はとてもお墓の価格が高い地域だったかもしれません。

お墓の価格が高くなると予想される地域

  • 地元に石材店が1社か2社しかない
  • 郡部に行けば行くほど高くなる可能性がある
高齢者の多くは地元の石材店でお墓を建てるということに何の不安感も違和感もありません。隣町の石材店まで出かけるつもりがないからです。
見積りも地元の石材店でしかとらないし、時には見積書さえも提出されず「おたくの伯父さんも叔母さんのお墓もウチで建てたし、良いお墓を建ててあげますよ」と設計図すらもらえないという場合も。

まるで「白紙の小切手」を渡しているようなもんです。

お墓が建って請求書が送られてきて、その金額を見てひきつったという話は何回も聞いた事があります。
しかし当の本人は「ボッタくられた」という事を他人に知れ渡るのが恥ずかしいのでお墓の価格を聞かれても言葉を濁してしまいます。

ところがその石材店(見積書もださない)の周辺の地域の石材店はその石材店がお墓を高く売ってることを知っています。
名前を聞くと「ああ、あそこの石材店ね・・・」
と。

またこの業界は他の石屋の悪口を平気で言うんです。

契約書を交わし最終図面を持って確認に伺ったら、○○石材さんがわざわざ来て捨て台詞を残していかれましたと施主に何回も聞いた事があります。

そんな暇があるなら別のところに営業にでも行けば?、と言いたくなりますよね。

市街地ではなく郡部にいくとこのような話が時々聞かれます。
市街地に住んでる人はこれとは反対にいくつもの石材店をまわって意図的に競合させて価格を下げさせるようなことをすることがあります。

どっちもどっちですがね。

隣町の石材店に行ってみたら?


「えっ?、何でこんなに価格が違うんですか?」と思うくらい価格が違うことがあります。
極端な事を言えば同じ石材店でも支店が違えば価格も違う事があります。

石材店の多くは縄張りというか、商業エリアを持っています。
そこに別の地域の石材店が支店を出すということになれば、地元の石材店は気分が良いはずはありません。

支店をいくつも持ってる石材店が「統一価格」で営業した場合、地域によっては全く話にならない場合があるんです。
なので新しく支店を出した場合、その地域に合わせた価格にするのです。

支店によって価格がバラバラに・・・

地域によって価格が違うので新しく支店を出す場合などは価格を調整するのです。

なので半径30kmくらいは許容範囲と考えて石材店をまわればかなり価格の差があることがわかると思います。
とくに県境をまたぐと恐ろしいほど価格が違ってビックリすることでしょう。


少し足をのばして隣り町の石材店に出向くといいことがあるかもしれません。



逆に自分の住んでる地域が「安い」と安心できる事もあります。

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