栃木県在住のA様が富山にいらっしゃいました。 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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霊園見学参加者の声・・・栃木県在住男性

一度富山のお墓を見てみたい


A様とは霊園見学以降も連絡を取り合っています。
いろんな会話や話題のを重ねるうちにA様はどうしても富山県の笠墓をみたいということで土曜日に富山にいらっしゃいました。
当日は夕方から雪が降ってA様もお帰りになるのは雪道でたいへんだったようです。

富山市で待ち合わせをしなんですが、富山市の公営墓地は「長岡墓地」と西番の「富山霊園」の二か所なんですが長岡墓地は古い墓地で目的のお墓は点々としており、富山霊園は一部自由区画がありますがほとんどが高さ115cm以内のお墓ばかりなので見学は別のところにいきました。
場所は伏せておきます。

やはり富山以外の地域に住む人にとっては富山のお墓はかなり大きいという印象を持たれるようで、A様も同じように「大きいですねえ」と発されました。

A様はかなり笠墓を気に入られたようです。


私が驚いた事の一つに、関東のお墓は自分で納骨室の蓋をあける事ができないという事です。
地下カロートの場合はノロで固定されてる事もあり、納骨のたびに石材店の立ち合いが必要で、最低でも5万円くらいはかかります。
最近の民営墓地は地上カロートですが、納骨室は当て蓋になってますがあけることができるのは管理人です。
自分で納骨室を見たり確認できないようになっています。

富山の笠墓の場合はほとんどが観音開きで、花立香焚きが笠石の上にある呉東型のお墓は簡単に扉をあけることができます。
石屋を呼んで余計なお金を払うこともありません。

ただ数年前にお骨を盗まれるという事件がおきたので最近は扉に鍵をつけられてるケースもあります。

A様はこの「観音開き」の納骨室の扉がとても気になられたようです。
実際、観音開きの扉の構造は他の地域の石材店では完全な形での提供は難しいのではないかと思います。
いろんな工夫と調整があるので見よう見まねではむずかしいでしょうねえ。

それもあってA様は「栃木の石材店に頼めば同じようなものは出来るとは思いますが、完璧ではないような気がします」と言われました。
実際に石川県の石材店も「なぜ扉が開かないのか?」という疑問を最初のうちにもったという話を聞きました。

A様は出来れば富山の石材店に建ててもらいたいと思われているのですが、出張費などを考えるとすぐに答えは出せないようです。
当たり前ですよね。
いろんな不安要素があるんですから。

実際に扉をあけて納骨室の中を見てみました。



ある石材店さんにお願いをしまして展示場を見学させてもらい、展示墓の扉を開けてみました。 またその石材店さんが最近建ててまだお経があがっていない生前墓があるというので現地に出向いて扉を開けてみました。

A様は「なるほど、こうなってるんですねえ。これは写真と説明だけでは理解できないですね」と言われ「実際に富山のお墓を見に来て本当に良かった」と言われました。

地上納骨のお墓も外柵を1尺くらいあげてしまえば、お骨はGLより上になるので、形は地上カロートのお墓ですが実際のお骨はGLより上にあるわけです。

なのでA様は笠墓は地上カロートの進化系ですね、とも言われました。
と同時に笠墓を建てたいという想いが強くなったようです。

その他記事にはできないような事などをたくさん話をしましたので、A様は納得された様子でした。
「風穴」、「根太石」、「息抜き穴」、などについても事です。
まあちょっと記事にしてしまうと棘があるかもしれないので書かない事にします。


余談ですが本当においしい鱒の寿司と昆布で巻いたかまぼこを紹介し、地元の美味しい飲食店と地元の回る寿司屋に行ってA様も満足されたようでした。
私も来年は高庵寺様にお邪魔しようと思っているので、その時はA様に美味しい佐野ラーメンのお店に連れていってもらおうと思っています。