良い石材店・良い霊園をえらぶには・・・ | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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探せばあるんですね、関東でも良い民営墓地は


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私たちはどうやって良い石材店を探せばいいのでしょうか?
↑↑過去に書いた記事ですが、参考になると思います。

石材関連業者Mさんとの会話から
○○県の○○霊園、ここはお勧めです。(関東ですよ)

二ヶ月くらい前にY市に在住の方から相談を受けました。

関東でありながらその霊園は永代使用料とお墓の価格を足しても100万円以下なんです。

なぜこの場所でこの価格でお墓が建てられるのだろうと思っておりました。

その理由は今日分かりました。

その県の石材関係者と話をしていて、ふっとこの霊園の事を思い出しました。

「Mさん、○○市の○○霊園ですがなぜあんなに安くお墓が建てられるんですか?」

「ああ、あそこね。あそこは元々開発した人が土地を持ってたんです。それで安いんです。Y市でも有力者なんですよ」

「それで土地所得費がかからなかったんですねえ」



霊園開発は大変なんですよ、本当に


民営墓地の永代使用料やお墓の価格には異論があるんですが、少しばかりは仕方がないのではないかと思っています。
自治体ごとに条例があって、
「県道から○○m以上離れていること」
「教育機関から○○m離れていること」
「墓地から半径100m以内の住民全ての承諾を得ること」
「自治会長、生産組合長などの承認が必要」
「墓地の隣接地の土地保有者の承認が必要」
などけっこう大変なんです。

また石材店が開発するという名目では墓地の開発は難しく、寺院が檀家さんがお墓を建てる場所が無くなったので新しく開発したいという「大義名分」みたいなものも必要なんです。

したがって「檀家にならないと墓地は購入できません」というのも、ある意味では正解になります。
元々檀家さんがお墓を建てる為に開発したという名目なのですから。

そうやって石材店はいろんな書類を作成して墓地を開発するんですが、名義は宗教法人か財団法人じゃないといけませんから、どこかのお寺に寄付をするわけです。
それを世間では「名義貸し」などと言う場合もありますが。

このように墓地開発は多額のお金と行政に認可されるまでの努力が必要なわけで、多少は価格が高くなっても仕方がない部分もあります。



民営墓地の石材店の接客態度に納得がいきませんと良く相談されます。


「異論がある」と言ったのは、墓地購入者が事務的に処理されがちで中々親身になって相談に乗ってくれないという事をたくさん相談されたからです。

消費者の中には多少のお金がかかっても自宅から近いなどの理由によってある程度覚悟をしています。
それなのに事務的にサッサと終わりましょうよ、という応対をされるので頭にくるんです。


> 余りにもいい加減なことを言ってお客様が気の毒になるそうです。
> これは、○○だけに限らず石材屋多数だそうです。もっとしっかり接客しろと思うらしいです。
> 安くても200万からの物を売るのだから心を入れろと言ってました。
> キャンセルの多さにも驚いてました。

>  それと、私と最初の担当者とのやりとりを管理人に確認したら全くの嘘とわかり管理人が住職へ報告したそうです。住職がかなりご立腹のようで○○へクレームの電話を入れたそうです。

こちらが管理人の方がポロっと喋られた内容の一部です。



良い石材店の条件として、お墓の紹介サイトに一番最初に書いてあるのは、「じっくり話を聞いて親身になって相談してくれる」です。
忘れてませんか?

都会の良い場所に霊園を開発して販売するのですから、消費者だってある程度の出費は覚悟しています。

それなのに応対が悪いという理由か、お墓の価格が高いという理由かはわかりませんがキャンセルが多いというのです。

石屋が「お客様に良いお墓を建ててもらいたい」という事を忘れたら終わりです。
私も偉そうなことは言えませんが。
時々冷静に「俺が間違っていた」と反省した事もありました。それでも「お客様に良いお墓を建ててもらいたい」とずっと思っています。

良い石材店(良いお墓の営業マン)の条件はこれではないでしょうか、「お客様に良いお墓を建ててもらいたい」と思って応対すること。
みなさんもそう思いませんか?

良い民営墓地もあるんですよという記事を書いていたのに、いつの間にか民営墓地の営業の接客態度の事になってしまってました。
すいません。

この記事の冒頭で書きました某県の某霊園ですが、都心にすむ方々にとっても候補の一つになるんじゃないでしょうか?

山手線を一周したら1時間半くらいかかりますが、都心から東西南北の方向に1時間半くらい移動したらそこそこの場所に行けます。

埼玉県はまだ割高感を感じますが、その他の地域には良い民営墓地が見つかるかもしれません。
また最近の霊園は10年くらい前に開発された霊園よりも条件が良いところがけっこうあります。

霊園開発業者は「売れ残り」を嫌いますし恐れます。
なので昔から比べたら最近はとんでもないバカな事を言う霊園はそんなにありません。

私が一番驚いた相談は
「中国の石で僅か5~8才程度で水切りもないお墓が100万円以上もする」
というケースでした。
また霊園で墓地を購入したと同時に120万円くらいで外柵を作っていらっしゃいました。

合計200万円オーバー です。

さすがに新しい霊園ではこんな暴利なケースは聞きません。
もしこのブログでもっと凄いボッタクリのケースがあったら教えてください。

多少の価格の高さは接客態度とアフターサービスでカバーいたします!くらいは言って欲しいもんです。

また高庵寺様のHPに「香炉はついてますが、花立ては有料です」と霊園に言われて呆れて電話を切ったと書かれていました。

ビックリしました。
花立香焚きは最初からお墓についてる付属品ですよ、付属品。
それを有料とは・・・
またこの業者はG623を別名で読んでいたそうですが、今時富山の田舎でも中国の石に別名をつけて呼ぶ事が少なくなってきてるのに関東はまだこんな事やってるんだなって思いました。