2016年 2月4日(木) 立春

~言霊パワーをもらおう!~ 
2016年の漢字を 1字決めよう!

古来から、この国の人々は「言葉に魂が宿る」ことを知っていました。結婚式や、受験シーズンには今でも言葉を選びますね。万葉時代の人々は、忌み言葉を避けるだけなく、言葉に宿る「言霊(ことだま)」こそ、夢をかなえるために不可欠であると信じていました。つまり「理想の状態」を「言葉」にすると「言霊」の力で実現が早まるというわけです。毎年の元旦、姫路にある書写山円教寺では、「新春・夢の書」として今年の一字が選ばれ、願いと共に揮毫されます。
2016年、今年の一字は

でした。
一人一人が己の中に「徳」を持つ一年を…とのこと。

国語未来塾の子供たち、
万葉ライブにお越しの方々にもそれぞれ、
今年の一字を決めてもらいました。

 

 書道・しょうぎ道・辞書引き道など「○○道」をがんばりたいからです(小3男子)

 「」…いつもネガティブで、自分をせめてしまうから、今年は前向きに生きたいからです(小4女子)

 「」…今年は、もっともっ友達と話したいからだ(小4男子)

 「」…なにがあっても笑っていられる、心の状態を保てますように(60代女性)

 」…いろんな人や 物に「出会って」自分の世界をもっともっと広げたい(50代男性)
」…隣人を愛せよ…まずは、自分の身近な家族、ご近所、職場仲間と仲良くすごす(40代女性)

 

 そのほかにも「楽」「友」「心」「健」…などなど。素敵な漢字がたくさんありますね。
国語未来塾の子供たちの中には、家族そろって一字を決めました!という嬉しい報告もありました。上手に思いを伝えたり、表現するのに必要なのは「言葉の多さ」だけではありません。使う言葉の質と、展開力です。

まずは、2016年を漢字1字にすくい取り、ご家庭で、それぞれをきちんと説明してみられてはいかがでしょうか。
ご両親の中にも、思わぬ発見があるはず…。
今年も素敵な言葉との出会いがありますように。

今日も 眞福(マサキク)な一日・・・201201031327000.jpg