★夏休み 熱闘!感動!読書感想文コース!

 

最初に、構成シートを子供たちと考えるのですが、まずは、気になるところに付箋をはってもらい、どうしてそこなのかを、じっくり聞きだし、今の自分、家族、友達、社会のこと(高学年)などと関連付けていきます。

子供は、「未来力」の塊…。内にひそめているモノ、その多くは子供たちも気づいていないのですが、それを表にひきだすお手伝いをする。その作業は私自身にも大きなワクワクがあります。書きあがった時には、思わずハイタッチ!

読書感想文を書き上げた子供たちの顔は、どことなく誇らしげです。

 

今年は、なんと、17人が読書感想文に挑戦しました。

内、2名は中学受験生男子。

「塾の夏期講習が忙しくて、時間が取れないかも…」という大人の心配をよそに、

二人とも、立派に書き上げました。

一人は課題図書の「大村智ものがたり」。

副題の~苦しい道こそ、楽しい人生~を見て、これだ!とひらめいたそうです。

 

「サインはV」

六年生の熱い、暑い夏休みが始まった。中学受験のために、毎日1150分から夜9時まで、塾にせっせと通っているのだ。正直、読書感想文は、できればさけたかった。しかし、本屋でふとこの本の表紙の写真が目に入った。黒人の子に囲まれて笑顔でVサイン。よく見るとノーベル賞の大村先生についての本だった。ぼくは、理科が大好きだ。大村先生のことは名前だけは知っていたが、黒人の子たちとどんな関係があるのか、興味がわいてきた。・・・・(中略)人の役に立とうと、努力しているとらず救いの手が現れる。メルク社を紹介してくれたティシュら―教授や、車の運転を全てしてくれた奥さんなどだ。僕の母も、身体の調子が悪いが、毎日塾のお弁当を作ってくれ、父が届けてくれる。応援は何よりものパワーとなる。

その結果、ついに、2億人を助けるエバーメクチンを発見した。TOKYOも、JAPANも知らないガーナの子供たちが大村先生の発明した「メクチザン」は知っていて、表紙のVサインにつながったのだ。人の役に立つということはこういうことか。

…僕の将来の夢は今は、まだよくわからない。今はまず中学受験に合格することに全力を注いでいる。がんばって合格して、でっかいVサインの写真をとろう。(W君)

 

もう一人は、「シャトルバスに乗って」という女の子3人のピクニック話。

最初、本を持ってきたときは、どうなることかと思いましたが、

その中でも食いついたのは、主人公の友人の兄の、

稔の中学受験話の部分です。

 

「市バスに乗って」

 

…稔は猛勉強して有名中学に合格したが、その反動で登校拒否になったらしい。ぼくも夏休みは朝から 晩まで受験勉強しているから、稔の気持ちがよくわかる。でも、ぼくは合格したら、ワクワク学校に通う。稔がゲームばかりして学校に行かないのは、お母さんへの反抗心からだと思う。

…夏休み、友達はみんな塾に通っている。みんなはどうしてがんばっているのだろうか。ぼくは「受験がしたい」と自分から親にたのんだ。なぜなら、父のように賢くなって、世のなかの役に立ちたいからだ。僕は親のいいなりで受験勉強をしているわけではない。

…僕は稔に助言がある。お父さんが単身赴任している台湾に行けばいい。男同士の方が気持ちがきっと通じると思うからだ。

母親が子供に与える影響はとても大きい。でも、それにも負けず、子供は少しずつ自律していかなければならない。

僕はとても恵まれていると思う。受験は自分から言いだしたことだから最後までやり通してみせる。だから今日も「白地にみどりの市バスに乗って」夏期講習へ向かっていく。(R君

 

二人とも、この夏は本当に受験一色。

だからこそ、その「一生懸命」を文字にして、客観視することは何よりもの心のセラビーになります。合わせて家族への思いをきちんと記憶しておく。小六の「今」しか書けないこの読書感想文は、一生の宝になります。4年生からきてくれているR君は、受験勉強を始めてぐっと、成長しました。今でも、やいのやいの言っていますが、読書感想文書くことによって、「なぜ自分が、受験勉強しているのか」「どこに向かっていきたいのか」自分でもはっきりしたのでしょう。終わりの部分の力強さはには、お母さんもびっくりなさっていました。

 

五年生は、5人が挑戦。その内五回目になる三人は、慣れた手つきで付箋を貼り、

構成シートもどんどん書いていきます。嬉しい成長を感じた夏です。

 

この春、卒塾した中一君も、舞い戻って書き上げました。なんと、

百田尚樹の「影法師」です。聞けば、お父さんに「この本、絶対読んでな」と渡されたそうです。

 

…時代の違いもあるだろうが、勘一と彦四郎のような「刎頸の交わり」の深さにも圧倒された。…自分を犠牲にしてまで友を助け、出世を見守ることなど僕には到底できない。

…僕はもともとサッカーが好きだったが、この本を読んで、さらに熱中するようになった。恵海和尚に剣術を学ぶ勘一の練習ぶりを読んで、自分も、頑張ることが苦ではなくなった。勘一と僕と、そんなに年が違わないのに、命がけの戦いなどに行っているのだから、自分も、サッカーや勉強でへこたれていてはだめだと強く感じた。

…勘一の剣術の修業は、僕で言えばサッカーと同じだ。周りの人から見れば、真夏のグラウンドで汗だくになり、真っ黒に日焼けし、何の意味があるのだろうと思われるかもしれない。単純にサッカーが好きだからやってきた。ポジションで言えばサイドバックの僕はゴールをアシストするほうが圧倒的に多い。ゴールを決めるフォワードがいいなと思った時もあった。しかし、この本を読んで「影法師」の行き方にも心を打たれた。

父が子の本を進めてくれたのは、さまざまな生き方を知ってほしかったからだろう。この夏、この本に出会えて、本当によかった。(Y君)

 

*まだまだ、素敵な本との出会いを書き上げた読書感想文がたくさんあります。

 

12年生は、五感をたっぷり使った思い出作文を書きました。

随時、ブログに書きこみますのでお楽しみに・・・

 

2016.8.31 藤澤好恵)

 

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国語未来塾(こと)() たより」2016. 7/8(その21

 

夏休みも終わり、運動会シーズン到来!季節は確実に回っていますね。

子供たちの毎日は、刺激がいっぱいですから、

前へ前へと進んでいく日常の中で、

ふと立ち止まって周りを見渡し、自分の中に落とし込んでいく、

そんな時間があってもいいかなと思います。

 

「書く」ことで、記憶に彩を添える…

今月も、そんなひと時が小さな部屋で生まれています。

 

★7月:()()しの(はら)え+七夕作文

2016年も折り返し地点をすぎましたね。この国には、太古から素敵な風習があります。それが、「()()しの(はら)え」です。630日に神社などで「茅野輪くぐり」をするのはご存じでしょうか。「茅で作った輪」の中を3回、8の字をかくようにくぐって、この半年の間に心身にたまった疲れや、穢れを取り払うという行事です。場所によっては人型に切った白い紙に、文字通り「水に流したいこと」を書き、近くの川に神主さんが流してくれるそうです。そうして、きれい身心を清めた後、「七夕」の短冊に願い事を書くと願いがかないやすいそうです。

国語未来塾でも、早速取り入れてみました。

もちろん「起承転結」で、まとめていきます。

 

★御影教室

2016年の1月に決めた「今年の一字」は・・・

:その約束は・・・・

630日には、夏越しの祓えをして、身心を清めるそうです。

私が、人型に書いた「さよならしたい自分 ・水に流したいこと」は…

:そして、もうすぐ、77日。お正月に学んだ、万葉集の「言霊パワー」を

蘇らせるために、今年の短冊には「 」と書きました。なぜなら・・・

そのために・・・ 残りの半年も・・・

1月に書いた「今年の1字」を忘れちゃってた子もいました。さあ、今年も、残り半分になりましたよ。*「先生!七夕の短冊に書いたこと、かなったよ~。事霊ってすごい!」と、うれしい報告もありました。

 

倉敷教室(79日)

倉敷では、今年の1字を書いていない生徒さんもいたので、

「起」の部分を少しアレンジして、

 

2016年も半分を過ぎました。前半に点数を付けるとしたら

なぜなら・・・

 

*結構、辛めの点数を付ける子供たちが多いのにおどろきました。

80点以上は1名だけ!!

「生きてるだけで100点満点」という、大好きな日野原重明先生の本を紹介すると 「ちょっと甘すぎる!」とも言われました。

頑張りすぎなくていいんだよ~。

 

倉敷は、月に1回の出張教室ですが、4年目。

「作文大好き!」の作文女子がどんどん育っています。

のたうちまわる 作文男子予備軍も、なんだかんだ言いながら楽しく書いています。

ぜひ、お気軽におこしくださいね

 

 

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9月22日(木)

 

今日は 秋分の日。昼と夜が同じ長さの一日です。

秋が深まっていくのですね。

 

今年は、4月からほんとにいろんなことがありました。

勤務先の大学では、非常勤ながら、コースのコーディネータをおおせつかり、

チームで働く、難しさと、醍醐味を共に味わう日々でした。

 

この夏休みは、例年に増して、熱かった!暑かった!

国語未来塾で、17人が読書感想文に挑戦することになり、

一人につき、90分授業を3コマ。準備して、臨みました。

 

それだけ時間をかけると、

その子が、どの部分に、どんなふうに響いたのか、

じっくり 一緒に掘り下げることができます。

 

夏休みは、そんなふうに、じっくり心をかけて

学ぶのに最適な時間です。

大変だけど、豊かな、かけがえのないひと時でした。

 

そんな 夏休みの最後には

久々に、響(たまゆら)の万葉コンサートも開催。

心友の、きょうちゃんと、愉快な仲間との織りなすコンサート。

こちらも、感謝のうちに、すごして・・・

 

ふと気づけば、秋の足音。

彼岸花が咲くころになりました。

少しずつ、この「夏送り」のブログを綴っていこうかなあと思っています。

 

 

今日も 眞福(まさきく)な一日・・・

 

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5月22日(日)

いよいよ、新年度スタートしました!

去年のGWに産声をあげた「ひらめきアート作文教室」は
2年目に入り、ますます充実してきました。...
あれよあれよという間に、3レベル展開することに!!

・9:30~10:30…園児コース「こころのたね」
・11:00~12:00…低学年コース「ひらめきアート作文」
・13:30~15:30…高学年コース「ひらめきアート作文」

この春園児コースを卒業する女の子の 高学年コースまで待てない!との嬉しい訴えにお応えし、「低学年コース」もこの春オープンです。


  ★園児コース「こころのたね」
子供たちの大好きな なぞかけ絵本で始まります。



◎きっかけアートは 「まぜこぜ 手形」
そして、その手形が、どんなどうぶつになるかな~



そしてそして…その手形が どんな漢字なっていくかな~?
子供たちにかかると、漢字も素敵な「アート」なんです!

◎言の葉パート
今月の万葉集は

(あま)()れの (くも)(たぐ)ひてほととぎす
春日(かすが)をさして ()()(わた)る(万葉集1959番)

(やっと雨が上がっておひさまキラキラ。雲さんとほととぎすさんが
仲良く歌いながら春日山にお散歩に行ってるよ)

ほととぎすさんのお友達は誰だと思う?
子供たちの大スキな、なぞなぞの続きです。
虹さ~ん。
太陽さ~ん。
ウグイスさ~ん。

続きは、ご家族みんなで、ワクワクペアを 作ってみてくださいね。

★ひらめきアート作文低学年コース:新開設!!】

◎導入絵本:「動物まぜこぜあそび」
「どうぶつ川柳・ぼくだ~れ」「ごちゃまぜカメレオン」
子供たちになぞなぞでアプローチする絵本たちは、
子供をぐいぐい引き寄せます。

◎きっかけアート:心の中でエールをおくってくれる
不思議な動物
一枚の食パンと、チーズ・トマト・キュウリ・ソーセージ・
ウズラ卵・ノリ・・・子供たちのひらめきが魔法をかけると
可愛い動物が勢ぞろいしました!

◎クリエイト作文:「きみがいてくれたから・・・」
誰もがハッピーなときばかりじゃない。他の人がうらやましいとき、自分がちっぽけな存在に思えて消え入りそうなとき…ふっと横を見ると君がいた。それから君との小さな冒険が始まる…

起承転結を意識して、字を習いたての1年生でもしっかり楽しく書けました。

 「キャンガルー」の特技は、速く走ること!1年男子は誘拐された時、キャンガルーが助けに来てくれたそうです!
 

午後からは
★ひらめきアート作文教室(高学年コース)



さすが、高学年さんは、完成度が高いです!



そして、作文へ・・・「君がいてくれたから・・・」


「作文がきらい~」という悩みを持つ3年の男の子には
「作文ライオン」が助けにきてくれました!!

アートと、作文を、ひらめきでつなぐ、ステキな日曜日でした!

★2016年度:5月22日・7月31日・10月30日・2月26日 お気軽にご連絡くださいね。
(各日とも、定員5名までの先着順です。お申込みはお早めにどうぞ)

★お申込み・お問い合わせ

国語未来塾またはアトリエペタタまで お気軽にどうぞ

◆国語未来塾 メール masakique★i.softbank.jp
◆アトリエ・ペタタ ℡ (078)351-1415
メール info☆npo-petata.net
(★印を@にして、ご連絡くださいね)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 




5月21日(土)

先週末に 岡山のじいちゃんの畑から

摘んできた『ソラマメ』。

 

空に向かって伸びるから「空豆」というんだよ~という

説明と共に、今週の御影教室は

「空豆観察作文」となりました。

 

五感をたっぷり使って、

 

 

鞘に入っている状態をまず観察。
重さ、大きさなど、客観的情報から始めます。

いよいよ、中をあけて
「そらまめ君のベット」を確認。
高学年でも、歓声が上がります。


はじめて、そら豆を剥いた~という子がほとんどで、
「ほんとに、ふわふわなんだね~」
「寝てみた~い!」
「結構、しめっぽい。ちょっと、寝るのは嫌だな」
実感があると、すらすら 鉛筆が進みます。



かわいい~と、女子にも大人気!



観察作文のポイントは、
五感+「心」。
五感で感じたことから、「心」の中の言葉を紡ぎ出します。

*思ったよりうちがわは ふわふわだった。
さいしょは 大きいカラスノエンドウみたいだった。ぼくがあけたとき、豆はまぶしかっただろう。(3年男子)


*暗いところから、初めて明るいところに出た空豆は、そこにいたのがでっかい人間でびっくりしたと思う。このベットがしめりすぎていなかったら、寝てみたいな。(5年男子)

*空豆を見ていると、実の優しい黄緑とふわふわの白いところのバランスで、おだやかな気持ちになった。実は二つぶで白いふわふわもうすかったけれど、ひと粒が大きく養分もたっぷり入っている。食べてみるのが楽しみだ。(6年女子)



国語未来塾は、3人までの小さな、ささやかな教室です。
でも「生きる力」に直結する「しなやかな心」を育てます。

一生モノの「国語力」を身に付けて、未来を創るお手伝い。
地球の宝物の子供たちに、心からのエールを送ります!

ご興味のある方は下記まで、お気軽にどうぞ。
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