2009-12-31 04:46:07

仕事の哲学 (ドラッカー名言集)/P・F・ドラッカー 09365

テーマ:ドラッカー先生に学ぶ
仕事の哲学 (ドラッカー名言集)/P・F・ドラッカー
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読書は日常であれど、

やはり「今年最後の本」にはこだわりたい。

このブログを読み返してみて、

今年最後の一冊に選んだのが本書。


 少ししか求めなければ成長しない。

 多くを求めるならば、

 何も達成しないものと同じ努力で

 巨人に成長する。


最近頓に思うのが、「欲は善か?」という問いである。

今の自分なりの答えは、

私のための欲は悪であり、

公のための欲は善である、ということ。

ここでの「求めるもの」とは

公のもの、もしくは自分の足らざるものを求めるもの、

という理解をした。


 人は何かを成し遂げたがる

 

 人は精神的、心理的に働くことが必要だから

 働くだけではない。

 人は何かを、しかもかなり多くの何かを

 成し遂げたがる。

 自らの得意なことにおいて、

 何かを成し遂げたがる。

 能力が働く意欲の基礎となる。


何かを成し遂げることが

生き甲斐であり、人生なのだと。


 何によって人に憶えられたいか


 私が十三歳の時、宗教の先生が生徒一人ひとりに

 「何によって人に憶えられたいかね」

 と聞いた。

 誰も答えられなかった。

 先生は笑いながらこう言った。

 「いま答えられるとは思わない。

 でも、五十歳になって答えられないと問題だよ。

 人生を無駄に過ごしたことになるからね」


 自らの成長を促す問い


 今日でも私は

 「何によって人に憶えられたいか」

 を自らに問い続ける。

 これは自らの成長を促す問いである。

 なぜならば、自らを異なる人物、

 そうなりうる人物としてみるよう

 しむけてくれるからである。



田坂広志先生の言葉を思い出す。


 では、「知性」とは何か。それは全く逆の能力です。

 すなわち、「答えのない問いに対して、

 その答えを問い続ける力」のことなのです。

 魂の力です。


何によって憶えられたいか?というのは

「答えの無い問い」なのだろう。

その問いを自らに問い続ける。

それが知性なのかもしれない。


 今さら自分を変えられない


 今さら自分を変えようとしてはならない。

 うまくいくわけがない。

 自分の得意とする仕事のやり方を

 向上させることに

 力を入れるべきである。


この言葉は非常に悩ましい。

「成長する」というのは

「自分を変える」ことと同義ではないのか。

ここで思い出すのが


 神よ、どうか我らに変える事の出来ないものを受け入れる平静さと

 変える事の出来るものを変える勇氣と

 それらを見分けるだけの分別を与えたまえ


の言葉。

この言葉は自分自身にも当てはまるのか。


 価値観に合った組織で働け


 組織において成果をあげるには、

 自らの価値観が組織の価値観になじまなければならない。

 同じである必要は無い。

 だが、共存できなければならない。

 さもなければ心楽しまず、成果も上がらない。



 価値観に反する組織にいるべきではない


 得るべきところはどこかを考えた結果が、

 いま働いているところではないということならば、

 次に問うべきは、それはなぜかである。

 組織が堕落しているからか、

 組織の価値観になじめないからか。

 いずれかであるならば、人は確実に駄目になる。

 自らの価値観に反するところに身をおくならば、

 人は自らを疑い、自らを軽く見るようになる。



 辞めることが正しいとき


 組織が腐っているとき、

 自分がところを得ていないとき、

 あるいは成果が認められないときは、

 辞めることが正しい選択である。

 出世はたいした問題ではない。



 進路を決めるのは自分自身


 仕事を変え、キャリアを決めるのは自分である。

 自らの得るべきところを知るのは自分である。

 組織の貢献において、自らに高い要求を課すのも自分である。

 飽きることを自らに許さないよう予防策を講じるのも自分である。

 挑戦し続けるのも自分である。


これらも非常に難しい言葉だ。

ならば自分の価値観に組織を染めよう、とは思わないのか。

そんなことは、所詮無理な話なのか。

組織の価値観とは所与のものなのか。

「時を得ない」のと単に「我慢が出来ない」の違いは何なのか。

改めて本書を読むと、

今までと違ったところに付箋を付ける自分がいる。

それが進歩なのか退歩なのか。

今は未だ、よくわからない。


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