「売れるブランド」のつくり方/石澤 昭彦 09102 | 年間365冊×今年20年目 合氣道場主 兼 投資会社・コンサル会社 オーナー社長 兼 グロービス経営大学院准教授による読書日記

「売れるブランド」のつくり方/石澤 昭彦 09102

「売れるブランド」のつくり方/石澤 昭彦
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★★★★☆

研究プロジェクトのDay1が来週に迫ってきている。


通常のグロービス経営大学院のクラスだと、

科目にもよるが1科目あたり30冊の本を読むことにしている。

30冊の根拠は無いが(笑)、大よそどのような業界でも

30冊読めばその道のプロの話にかなりついてける、

というのが実感だ。


また、クラスの発言で「質」に二重丸がつくようになるのも

30冊くらいを読み終えたところから、という経験則もある(笑)。


半年のクラスだし、最初で最後の研究プロジェクトだし。

氣合いが入らないわけがない。


だが、テーマである「ブランド戦略」の本は

まだ一冊も手に取っていない。


なぜならば、家弓正彦先生に情報収集禁止

と言い渡されているからだ。


先日の家弓正彦先生の仕事塾のテーマが「仮説構築」 だった。

今回の研究プロジェクトでは、折角習ったこの

仮説構築のメソッドになるべく忠実に従ってみようと思っている。

このメソッドで、自分の今までのスタイルと全く違うのが

情報収集禁止のところ。


家弓先生曰く、


 情報は多ければ多い方が良いのでしょうか?
 それでは、以前お話しした「Quick & Dirty」の方針に反します。
 ここでは、やっぱり情報コレクターになるな!と申し上げたいところです。


 せっかく仮説思考をとろうとしているのに、
 片っぱしからサンプルをたくさん集めていたのでは、本末転倒です。


 そこで、まずは「情報収集を禁止」しましょう!(笑)
 極端な言い方ですけどね、、、(^^)

 

 まずは、既知の情報だけでも「一次仮説」を構築するには十分です。
 皆さん、一応ビジネスの現場にいるわけですからね~


正直なところ、実に辛いが(笑)、

ここまでは本を全く読まずにシコシコ自分の頭と

グループ内のディスカッションのみで仮説構築に励んできた。


でも、もう限界かも(笑)。

ブランドの本が読みたくって仕方が無かった。

ある程度、いろいろな仮説が出てきているから、

まぁもういいか、って。


で、読んでしまったのが、この本。


内容はともかく(笑)、

ブランドの本が読めただけで、幸せでした!


ホント、本を読むこと自体が

目的化してるよなぁ、俺って。