昨日無事に
舞台「ベター・ハーフ」
全公演終了しました。



2月末から稽古が始まり
昨日までの約2ヶ月半。



すごく濃密で
演劇!!な毎日で
最初はなかなかついていけず
稽古に行くのが嫌だなと感じてしまった瞬間が
正直、今回はありました。



でもそれは
今までの自分の芝居スタイルに
ないものを求められていて
それになかなか応えることができず
そんな自分に苛立ってしまったからだと...



それでも諦めずにやることができたのは
自分の中にある根性と芝居が好きだって気持ちと
何度も何度もご指導してくださった鴻上さん
「これは絶対に面白くなる!!!」と
最初から言い切って引っ張ってくれた風間さん
いつも優しく見守ってくれたあたるさん
みんなを自然と笑顔にしてくれた仁さん
そして、
この作品のために全力でサポートしてくださった
カンパニーのスタッフの皆さんのおかげです。



毎日いい緊張感と
1公演1公演毎回完全燃焼する感じが
すごく気持ちよくて
ホントに楽しかったです。



そしてなによりも
観に来てくれた皆さんの
カーテンコールでの
笑顔と拍手がとても幸せでした!!!



観に来てくれた皆さん
本当にありがとうございました!



こんなにも
悩んで、もがいて、とにかく必死で
全力でやってきたから
終わってしまった今
なんだから空っぽになった感覚です。



昨日ほど、
終わった後の楽屋でのビールが
美味しく感じたことはない。



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ここ2ヶ月半
ベター・ハーフのみんなと一緒に
苦楽を共にするのが日常だったから
今日からどうしたらいいんだろうって。



だけど、
今日から次の作品に入りました。



昨日、その撮影地へと前乗りして
今日は朝からだったんだけど
キャストもスタッフさんも
何度もご一緒してるので
そのおかげもあってか
身構えることなくすぐに
その作品の世界観へ入れた。



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今日からしばらくは
この作品を撮ることが
日常になるんだろうな。



あたしにとっての
日常ってなんだろうか、と
ふと考えてしまった。



昨日まで
濃密に過ごしていたみんなとは
作品が終わったら次の日から
ぱったりと会わなくなり
また別のチームのみんなと日々を過ごす。
でも撮影が終わったら
またみんなお互いの道を歩み始め...



なんだかこのお仕事って儚い。



でも、だからこそ
またどこかで再会したとき
少しでも成長した自分でいたい
と、強く思います。



ベター・ハーフで得た
お芝居の魅力、技術的な部分
自分の魅せ方、楽しさ
これをしっかりと持って
これからの作品へ活かしたいです。