マンガ論争勃発のサイト -5ページ目

「青少年ネット規制法を考える ~法規制の背景と規制技術の両面から~」


 名も無き市民の会さんから、メールを頂きました。

<名も無き市民の会・第一回公開勉強会>

テーマ:「青少年ネット規制法を考える ~法規制の背景と規制技術の両面から~」

講師:中川譲先生(MIAUインターネット先進ユーザーの会幹事、多摩大学情報社会学研究所研究員)

会場:東京都中央区銀座区民館(4号室)
http://www.pb-k.jp/city.chuo.7kuminkan/ginza.html

開催日:平成20年11月3日(祝日)

時間:15:00~17:00

内容:先の通常国会で成立したインターネット規制法「青少年ネット規制法」を、中川先生の視点で「政治・社会背景」と「規制技術」の両面の観点から解説いただきます。その後で、参加者からの質問等を受け付けたいと思います。

入場料:メールで前日までに予約いただいた方は無料です。
予約なしの当日一般参加の方は500円を徴収させていただきます。

メール連絡先:okiあっとisland.dti.ne.jp(あっとを@に変換して送信して下さい)

定員:26名様まで。
ご用意できる座席の関係で、それ以上は立ち見をお願いする事になるかもしれません。開催の前日までにメール予約をお勧めします。

備考:「青少年ネット規制法」に対し、一貫して批判的な立場から発言を続けてこられた若手研究者を講師にお招きしての勉強会です。今年、インターネットユーザーを中心に非常に話題となった政治課題の一つを扱いますので、ご興味のある方は是非ご参集下さい。

主催:市民団体「名も無き市民の会」

(昼間たかし)

「デジタル・ネットワークとコンテンツ規制」


コンテンツ学会さんからメールを頂きました。

設立記念講演シリーズ第2回のご案内(10月29日)
2008年10月29日(水)、設立記念講演シリーズ第2回を
開催致します。沢山のお申込をお待ちしております。
(※第1回と会場が異なりますのでご注意ください)

日時:2008年10月29日(水)18時30分~20時30分
講師:小向太郎氏(情報通信総合研究所 上席主任研究員)
テーマ:「デジタル・ネットワークとコンテンツ規制」
会場:デジタルハリウッド大学セカンドキャンパス
http://www.dhw.ac.jp/access/
住所:東京都千代田区外神田3-1-16 ダイドーリミテッド
   ビル6F・7F(秋葉原駅徒歩5分)
参加費:コンテンツ学会員無料、一般2000円(講演会場
   での入会受付を行ないます)
参加申込:info [at] contents-gakkai.orgまで、ご氏名ご所
   属、学会入会の有無を明記の上ご連絡ください。

<講師略歴:小向太郎氏>
早稲田大学政治経済学部卒、中央大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。日本大学法学部・東洋大学法学部非常勤講師、東京大学大学 院情報学環特任研究員。主な著書に『情報法入門デジタル・ネットワークの法律』(NTT出版、2008年)、『デジタル・フォレンジック事典』(共著、日 科技連出版社、2006年)、『ユビキタスで作る情報社会基盤』(共著、東京大学出版会、2006年)、『インターネット社会と法(第2版)』(共著、新 世社、2006年)、『サイバーセキュリティの法と政策』(共著、NTT出版、2004年)、『発信電話番号表示とプライバシー』(共著、NTT出版、 1998年)がある。

(昼間たかし)

署名TV

 署名TVというサイトがある。
 誰もがお手軽にネット署名を始めることができるサイトだ。
 ここで、「児童ポルノ・児童売春禁止法改定阻止の署名」が始められている。
 
 http://www.shomei.tv/project-194.html#detail
 
 別段、批判するつもりはないのだが呼びかけ文の最初の3行を呼んで愕然とした。
 
 まず、「創作物での性表現の規制」
 実はこれは、現在でも刑法175条(わいせつ物等頒布罪)にて取り締まることが可能です。
 実際に取り締まられた例もあります。
 
 
 カンのよい人なら、どこか不味いかすぐに理解できるだろう。
 これだけで、問題に対する意識や知識が通り一遍のものでしかないことが伝わってくる。
 
 にも関わらず、文章は非常に強気だ。
 その理由は、自分が規制を進める人々の意見を打ち砕くだけの根拠となるデーターを持っていると
いう自負があるからではなかろうか。

 「感情論だけでモノをいっている」とは、規制を進める人々によくぶつけられる批判だが、規制に反対する人々が
感情的な物言いをしないかといえば、そんなことはない。双方とも、根底には非常に感情的なものが渦巻いていて、
それによって、同じデーターでも見方はまったく異なってくる。
 
 いわゆる「俗流若者論」批判の文脈では、様々な媒体に掲載された言説の一つ一つを取り上げて批判を加えることが
ごく当たり前に行われているが、この手法は一部の論者から非常に冷笑されている。というのも、そうした形の批判を
行う人は自分が予断と偏見を持っているハズがないという前提のもとで作業を進めているからだ。
 
 ひとつの事象を批判すれば、それはまた別の方向から批判に晒される。
 その時に、どのように対応するのかが論者の見識をはかる、ひとつの指標となる。
 
 (昼間たかし)

 俗流若者論批判といえば、後藤和智さんから新刊を送ってもらっていた。
 いつも、ありがとうございます。

 
おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)/後藤 和智
¥740
Amazon.co.jp


 

韓国インディーズアニメーション最新事情

NPO法人アジアITビジネス研究会さんから、ご案内を頂きました。

-----------------------------------------------------------------------
★特別企画 「韓国インディーズアニメーション最新事情」
   (コンテンツビジネステーマ部会+韓国ITビジネステーマ部会 合同企画)
10月27日(月) 夜 東京・大崎
-----------------------------------------------------------------------

従来アニメーションの制作には多額の資本と多くの人手が必要とされていましたが、
近年の技術の発達と安価な制作ツールの登場により、個人あるいは少人数の
グループがアニメーションをつくることが可能となりました。これらの作品は商業作品の
制約を受けずに、作家の感性を前面に押し出したものが多く、新たな表現手段として
注目されているほか、従来の商業作品にはない独特の感性が注目され、
日本においては『ほしのこえ』の新海誠や『やわらか戦車』のラレコなど、
独立系作家から商業デビューし、成功を収めるアニメーション作家も増えています。

このような傾向はお隣の韓国でも同様であり、政府のコンテンツ産業や人材育成政策と
リンクして、毎年多くの作品が生み出されています。
特に『ウルフ・ダディ』のチャン・ヒュンヒョン監督のように、
広島国際アニメーションフェスティバルをはじめとする世界各国の映画祭で受賞し、
日本でDVDが発売される若手監督が出てきています。

今回は、韓国最大の独立系アニメーション作家団体で、毎年Indies -Anifest(上映会)
を開催しているKIAFA(Korea Independent Animation Filimmaker's Asscociation
=韓国インデペンデントアニメーション制作者協会)の事務局長であるチェ・ユジン
氏をお招きして、韓国のインディーズアニメの現状についてお話いただくとともに、
近年の代表作を何本か上映してご紹介いただきます。

【当日のテーマ】
  1.KIAFAの活動内容、Indies-Anifestの紹介
  2.韓国のインディーズアニメーションの最近の状況
  3.作品の上映

【ゲスト】
チェ・ユジン 氏(KIAFA事務局長)
KIAFA http://www.kiafa.org/(韓国語)
Indies-Anifest 2008 http://www.ianifest.org/2008/main/main.php(韓国語)
http://www.geocities.jp/ako790107/ianifest/about.html(日本語)

----------------------------------------------------------
■実施要綱
----------------------------------------------------------
日 時:10月27日(月)19:00~20:30(18:30受付開始)
会 場:東京都南部労政会館 第6会議室
       (品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎ウェストタワー2F)
最寄駅:大崎(JR山手線、埼京線、りんかい線、湘南新宿ライン)より徒歩5分
地 図: http://www.mmjp.or.jp/STF/events/nanbu_rousei-map.htm

定 員:50名(申込先着順)
参加費:1,000円(当日、会場受付にてお支払いください)

※セミナー終了後に懇親会を開催します。(希望者のみ/参加費3,000円程度)

※お申し込み/お問い合わせ先
  氏名と所属先、部署・役職、ご連絡先を明記の上、メールで
 事務局・田所までお申込ください。事前申込必須です。
  info@asia-itbiz.com

コンテンツ学会設立総会に行ってみた


 昨日、秋葉原コンベンションホールにて「コンテンツ学会」設立シンポジウムが開催された。
 来賓の目玉は、麻生総理のはずだったのだが……欠席である。
 メッセージの一言とか花とか寄越せばいいのに、随分と気の利かない人だな。
 
 ま、それはともあれシンポジウムは入場無料とは思えぬ面白い話の連続であった。
 話の内容は、小寺信良さんがブログに書いているので、そちらを。
 http://blogmag.ascii.jp/kodera/2008/10/11143355.html
 
 感想を一言でいえば、単なる来賓の挨拶かと思いきや、よくここまで喋ってくれるなあ…ということ。
 
 懇親会で金正勲さん(慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構准教授)と
話したのだが、設立記念講演が行われている期間に様々な形で分科会などのネットワークが生
まれていくことを目指しているのだとか。
 今後、全48回の設立記念講演も予定されており、つまり毎週必ずコンテンツの諸問題に関する
話を聞くことができるのも興味深い。
 参加者のやる気次第で、けっこう価値のある交流プラットフォームになるのは間違いないだろう。
 
その他気づいたこと。
・懇親会のレストラン、料理の味が非常に独創的。
・語学ができないと、この問題に関わるのは無理。多分、今後10年でそうなる。
ただ「じゃあ、何語がいいんだよ?」と、いわれると結構微妙。英語が支配的ではあるけれど、コンテンツを利用している現地の人は、現地の言葉を使っているわけだし。

(昼間たかし)