このエッセイが連載された時からとても気になっていて、ずっとコミックスになるのを待ってました。
やっとコミックスになってワクワクしながら読みました。
『百姓貴族 1』(作:荒川弘)
〔あらすじ〕————百姓万歳!!!!!!
マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していた荒川弘。
牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄される——
年中無休で働き、切ない想いも多々あるハードなお仕事。
「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。
なんだって“百姓貴族”ですから!!
知られざる農家の実態を描いた、日本初☆農家エッセイ登場!!
読み終わって、北海道の農家はスゴイとしか言えません(@ ̄Д ̄@;)
さすがだよ、日本で一番大きいだけある。
大自然ですよ。
ほとんど物々交換で食料品を買ったことがないというのは驚いて、納得しました。
ある日の夕飯の食費が0円ていうのは素敵すぎる。
しかし、1日の労働がハードだった…。
それだけ食料を作るということは大変な事だと改めて思いました。
そして荒川家の人々に吹きました。
たくまし過ぎるんだもん。
姉弟全員(4姉弟らしい)小学校に入る前から農作業機のバンドル握らされていたって。
とくに荒川父が最強過ぎます。
牛舎を自分で建てる時に屋根から落下し、腰骨折。
農作業機を直していて落下し、肋骨骨折。
ダンプカーで排水路落下し、内臓破裂。
もう伝説しかない!!ヽ(゚◇゚ )ノ
他にも思わず吹いちゃうような伝説ばっかりでした。
このエッセイで一番欠かせないのは牛だと思います。
荒川先生のデフォルメも牛だし、荒川家の家畜も牛なので牛ネタが結構出てきます。
和牛と国産牛のうんちくが勉強になりました。
初めて違いを知ったよ。
後半の方に、荒川先生が通っていた農業高校の話が一番好きです。
やっぱりかなり体力がいる学校生活。
科目は違うのに、内容が似ているから似たような授業が連続でやっていたり、何か問題があるごとに生徒が駆り出されて吹いた。(*^▽^*)
- 百姓貴族 (ウィングス・コミックス・デラックス) (WINGS COMICS)/荒川 弘
- ¥714
- Amazon.co.jp
←私有地に川があるって!!