ずっと前から本屋の棚の下にちょと隠れるようかに平積みされているこの作品が気になっていました。
しかし、その本屋は近所の本屋よりBLの揃えが良いものでなかなか手を出すことが出来ず…。
ドラマ化のお陰で近所の本屋でも置かれ始めたのでやっと買いました!!
『マイガール １』(作:佐原ミズ)
〔あらすじ〕寂しがりの僕たち二人、親子、始めます———。
笠間正宗・23歳独身…子持ち？桜の季節、最愛の恋人を亡くした。幼い少女と出逢い、恋人が内緒で育てた実の娘と知った。
人生最悪の春は、切なくも鮮やかな春に変わった。凸凹親子の優しい新生活 第1集。
佐原先生の方では初めて読みました。
もう1つの名の方はちょとだけ読んだことがあるのですが、やはりほんわかした画風で好きです。
しかも、カラーページだったところはそのままカラーっていうのがスゴいよ。
なかなか出会えない!!
切ないけど、なんだか心が温かくなります(*ﾟｰﾟ*)
ずっと母親である陽子さんと2人だけで、暮らしてきたコハルちゃん。
寂しい時間が、陽子さんを亡くしたことによって、更に寂しくなって。
だから、普通の子より大人びているところがあります。
でも、コハルちゃんが「正宗くん」って言うのがなんか好き。
きっと陽子さんがよく話をしていたんだろうね。
この不器用すぎる親子がたまらなく好きになってしまった( ´艸｀)
いちいちコハルちゃんは可愛すぎるし、正宗はヘタレだし、もうたまらんよ。
コハルちゃんと同じ保育園の秋くんの家も色々とあるようで。
そのせいで、意地っ張りになって、寂しさを消すかのように、コハルちゃんに酷いこといっちゃったりして。
きっとこれからは、いい友達になれる気がする。
あと、正宗の両親が登場します。
母親の方が癖がある人で。
どうなるんだろうと思ったけど、息子を見守ってくれるみたいでよかったです。
正宗の母親がコハルにクリスマスのプレゼントは何がいい？っていうことを聞いたら、
コハル「今年のプレゼントなら、もうサンタさんがくれました…」
正宗母「あら、何をもらったの？」
コハル「正宗くん」
そう言うんですよ、満面な笑みで!!
ちょと、ちょと泣きそうになるんぢゃないですか。
それだけコハルちゃんにとって正宗は大切な存在なんだってことを改めて感じました。
今すぐ2巻が読みたい気分です。
もうすぐ4巻も出るらしいし。
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